昨日はまだ答案が返ってこない段階で「分析レポ-ト」を書いてもらった。
得点予想では全員が合計220点以上を予想していたので、大きな破綻はなかったと思われる。
総合点で230点以上を取る生徒の特徴は数学で必ず50点を取っていることだ。
最も点が取りやすい数学で確実に50点を取ることが、学調高得点の秘訣その1だ。
入試でも数学の得点で綜合点が左右されるので、まさに合否を決める最重要科目だ。
選択肢の理由を文章で回答させる問題は、今後も増えていくだろう。
理科と社会科は全員が記述問題で、正解か否か不安を抱えている。
採点の判断がなかなか難しい問題がある。
たとえば、理科で「酸素、二酸化炭素以外で、日常生活の上で役に立っている気体を活用例をあげて、述べよ。」という問題は、採点が難しい。
理科の授業で取り上げた水素やアンモニアは、水素燃料自動車や虫刺されの薬などがすぐに思いつく。
大気中に78%含まれる窒素の活用は、かなり知識が豊富でないと思いつかない。
空気中の窒素を「空中窒素固定法」で取り入れて、肥料の材料にすることは最大の利用法の1つだ。
3大肥料元素、N、P,Kの内でNがないと農業が成り立たない。
食料のすべての源である。
水素と化合させてアンモニアを合成してから、急速冷凍剤を作る。
食品保存のための保冷剤にも活用されている。
社会科では藤原氏の占める官職の比率から回答させる問題で「藤原氏がほとんど政治を行っていたから」という回答は判断が難しい。
藤原氏の筆頭であった道長は、当時の政治上の最優先事項をたった一人で決めていた。
今も昔も政治の最優先事項は人事である。
当時の役人の人事は「司召しの除目」と呼ばれ、中央官庁の役職と地方の長官=国司の任命を藤原道長がたった一人で、一晩かけて決定していたのである。
まさしく「藤原氏がほとんど政治を行っていた」ことになる。
苦戦が目立ったのは、理科の溶解度曲線の読み取りだ。
グラフの読み取りは受験でも最重要事項だ。
今後の課題である。