全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、2学期の成績もつけ終わり、だんだんと年末の行事が終わっていく。例えば、進路内定者(推薦入試や旧AO入試の合格者などの)の集会とかね。
今日は、共通テストのシミュレーションと題して、共通テストと全く同じ時間で一度練習してみるイベントをやる。ただし、優秀な若手教員にここはお任せして、ワタシはだらだらと次のお仕事をする。
次のお仕事は、3学期に向けての準備である。
1月から、生徒はどのように3月1日を迎えるか?どのように2月25日(国公立前期試験)をむかえるか?そして、教員団はどのように段取りをしてどのように行動するか?
これをペーパーで示して、3年の学年団で機能的に動かねばならない。
今年は、学校内ICT元年みたいな年で、学校の業務が相当変わった。
今や3年生は教科書が終わり問題演習に勤しんでいる教科が多いが、回答はグーグルフォームに入力させ、正答率の低い問題だけを解説している。
職員室内は、朝の欠席連絡を知らせる電話の音が一切無くなり、教員のパソコンを開くと、欠席連絡のメールが届くだけとなった。
学年集会などがあると、動画を欠席者に配信するサービスもあるので、「僕は知りません!」という言い訳も出来なくなった。
3年生になると、受験ビジネス社(はっきりいうとベネッセ)の担当が、『貴校の模試結果と今年の受験動向について』などという生徒向けの集会が必ずあるが、その為に体育館や講堂に集合させることもなく、担当の講師の方に(わざわざ)きてもらい、空き教室から、クラスごとにZoom配信するというシステムに変えた。
この方が、講演を聴く作業と手元でメモや成績記入などの作業が効率よくできるのだ。
このICT元年の今年は、“大学入学共通テスト”の自己採点が、完全にウェブ入力、ウェブ判定サービスに変わる。20年前は、受験ビジネス大手御三家とは、進研・河合・代ゼミだったが、今や進研駿台合同チーム、河合塾、東進が御三家である。
共通テストが終了し、翌月曜日が自己採点日なのだが、生徒は、各社の端末から解答番号(マークシートの)を入力するだけで、自動計算され、そこに志望大学を入力するだけで3日後には判定が計算されて検索ができることになる。昔の受験ビジネス各社から月曜日の朝イチの宅配便でおくられる新聞紙状の模範解答を生徒に配って・・・・・・という時代は去ったのである。
ちなみに、受験ビジネス各社からは、各学校に生徒採点データが送信されるので、生徒の自己採点の取り組み状況がオンタイムでわかるのだ。
このすっかり変わった自己採点日を含めて、来週の学年教員団の会議で、3学期のロードマップをリリースするのがワタシの仕事となる。そして、生徒と教員が火の玉となって、入試に向かわねばならない。
・・・・・岸田首相の「火の玉となって不信感の払拭に取り組む・・・・・」という言葉遣いは、やっぱり変だと思う。・・・なんで炎上を連想させる言葉を使うのだろう。不信感を払拭し、新たな信頼を勝つ取るためには、逆に朝方の水面のような透き通った状況が必要だと思う。“火の玉”になって、火に油を注がないようにね。
ワタシ達は、火の玉になるのがふさわしい。受験こそ生徒と教員とが一緒になって壁をぶち破る戦いなのだ。この時期には、「えらそうに、いつも生徒の揚げ足(ちょこっとした間違い)をとって、教員特有のマウントをとり、口だけで仕事をしない」教員は、完全に無用な存在なのだ。
前任校で一緒に仕事したM先生は、口癖のように、「段取り八割」と言っていた。この「段取り八割」という語はどちらかというと、職人さんが使う言葉である。我々教員さん達も、事務仕事に関しては職人さんに似ている、大人の組織は段取り八割でこそ機能的に動くのだ。
最後に、例の「絶対に失敗する大阪万博」の件も、段取り八割だと思う事例を紹介。
EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
この頃は、この大坂万博の会場費や運営費の高騰が、毎日のニュースになっている。
大阪万博の運営費350億円増、1160億円の見通し…万博協会が14日の理事会で提示 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
しかも、もし赤字になったら、国も負担しないし、大坂府も負担しない、とお互いに言い張っている。

ほらね、写真の通り。
しかししかし、この頃ワタシが注意深く検索しているのが、現場工事の方である。
運営費が云々よりも、そもそも開幕にこぎ着けることができるかどうかが相当に不安なのだ。 大阪万博の開幕日は2025年の4月である。あの気色悪いキャラクターが、こうやって表示している。

あと、484日だそうだ。
読者の皆さん、大阪万博は2025年の4月に開幕です。
では、
このブログの表題である、「段取り八割」という言葉を思い浮かべながら、次の画像を見て下さい。
これは、万博の工事業者に宛てた、万博工事のQAの抜粋画像です。

なんと、この万博の会場に基盤インフラが完全整備されるのは、2025年の1月なのだそうだ。
画像を書き写すと、
上水道 2025年1月供給開始
下水道(汚水) 2025年1月供給開始
下水道(雨水) 2024年7月
電気 2024年7月
通信 2024年10月
冷水 2024年12月
なんと、万博の会場予定地には、まだ水道も下水も、電気も開通していないのだ。
そして、

そして、交通の便が悪いので、職人さん達は通勤バスで通っている。(請負業者がお金を払うらしい)
これらを見ていると、万博は赤字の心配よりも「開催そのもの」の心配をする必要があるイベントである。
ちゃんと段取りしてたのかよ?????????
実行委委員会さん。