静高は東大の理Ⅰ合格者をもっと増やすべきだ
2025年2月14日 13:05
東大の前期入試第一段階選抜、いわゆる足切り点が公表された。
理Ⅰの合格者平均点は何と1000点満点中896点で、ほぼ9割だ。
全科目について得点できないと、これだけの高得点には到達しない。
東大合格者数が多い高校は、例外なく理Ⅰ合格者が多い。
24年実績では
東大合格者ベスト10位以内の理Ⅰ人数と占有率
1位 開成 149人中 67人 45%
2位 神奈川聖光学園 97人中 46人 47%
3位 灘 94人中 43人 46%
5位 渋幕 64人中 35人 55%
8位 麻布 54人中 23人 43%
9位 栄光学園 47人中 23人 49%
ほぼ5割前後が理Ⅰで占められている。
塾長の時代も23人の東大合格者中、ほぼ半数が理Ⅰだった。
ベスト10は筑駒以外すべて私立中高一貫校だが、上位公立高校でも同様だ。
東大合格者ベスト30位内の公立高校 理Ⅰ人数と占有率
16位 横浜翠嵐 43人中 19人 44%
23位 旭丘 30人中 15人 50%
27位 岡崎 23人中 12人 46%
28位 宇都宮 21人中 10人 50%
30位 千葉 20人中 9人 45%
と、理Ⅰ占有率はほぼ5割だ。
静高はどうかと言えば
静岡 12人中 わずか2人だけだ。
一方ライバル浜松北は
浜松北 16人中 8人でちょうど5割だ。
県内では浜北だけが「全国水準」の理Ⅰ合格者&占有率に達している。
静高の理Ⅰ合格者が少ない理由は2つあり
①理科の物理化学で高得点出来ない
②英語の授業レベルが低い 入試に役立たない
①の物理化学、特に化学が致命的に出来ないのは演習時間不足が原因だ。
公立校の制度上の問題が原因だとするのは、ただの言い訳である。
高1から、物理化学で学力別編成の授業をやればいいだけのことだ。
授業だけの学力別2編成で、上のクラスは高2最後までに物理化学の全ての単元を終える。
担任がつく理系クラス文系クラスのクラス分けではないので、すぐ着手できる。
高3時には物理化学の授業は最初から全て演習にする。
②の英語の授業が入試に役立たないのは、公立高校の特徴だ。
「教科書を教える事が英語の授業」なので、3年間もダラダラと教科書英文を解説して、ただただ時間をつぶしている。
英文読解力はひたすら初見の長文を読み込んで、速読理解力を着ける以外に、力を着ける方法はない。
教科書内容は要約レポ-トでも出させて「やったことにしておき」、授業は初見英文を辞書なし制限時間付きで読ませ、段落ごとに大意を言わせる。
最後に全文の趣旨を書かせて締める。
毎回これをやれば飛躍的に学力は伸びる。
文系合格者数で東大合格者数を水増し、ごまかしていると、ある時、一気に崩壊現象を起こす。
私の予言は当たる。
以前に「清水東理数科の崩壊」を予言して、猛烈な反発と批判を浴びたが現実は見ての通りだ。
現役で東大理系に現役合格できないまでに凋落した。
県内に超進学校は1つだけいいとする関東では
神奈川県は横浜翠嵐、千葉県は千葉、埼玉県は浦和、栃木県は宇都宮に公立超進学校が絞られている。
静岡県は、浜北が唯一の公立超進学校に絞られる日が来る前に、断固とした手を打つべきだ。
いくら何でも浜松までは通学できないというのは甘い。
静岡から新幹線で30分なので「教育熱心」な保護者はいくらでも費用は出す。
公立高校授業料無償化が拍車をかける。
もう一度言うが、私の予言は当たる。