高校無償化決定を受けて「公立高校の淘汰」が進むという点で、おおむね意見が一致している。
淘汰されるのは地域2番手高校、3番手高校だ。
大阪府の「寝屋川ショック」がマスコミを賑わしている。
大阪府の公立2番手校である寝屋川高校で応募者数が定員割れ起こし、入試の倍率が1倍を下回った。
寝屋川高校は偏差値が66程度なので、進学高校になる。
東京学参の全国統一偏差値表では静岡市なら静岡東高が66、静岡市立高が63なので、同じレベルだ。
両校とも毎年倍率1倍ぎりぎりの低空飛行を続けている。
橋本元大阪知事は「定員割れを3年連続したらその高校は廃校にする事」を条例で定めた。
静岡西高は1倍よりもはるかに低い倍率を長年続けている。
とっくに廃校になっていてもよい。
高校無償化を国に先駆けて実行した大阪府では、高校統廃合策を平行して行っていた。
橋本氏の先見性は見事だ。
彼は今回、重要な発言をしてる。
「進学校だからと言って、ぼやぼやしていてはだめだ。
校長にもっと権限を与えて、その裁量権のもとで個性を出すべく改善策を打ち出さないと、私立に駆逐されて淘汰される。とくに地域2番手校以下は全て淘汰の対象だ。」
では静高は大丈夫か??
そもそも静高は県内1番手校ではない。
総合力では浜北が県内トップで、静高は県内2番手校だ。
今年は東大合格者数では静高のほうが上だったが、国立難関大合格者の総数では、毎年浜北が上回っている。
都立日比谷高は東京都の1番手校、横浜翠嵐高は神奈川県の一番手校で両校ともダントツ1位だ。
静岡県ダントツ1位は浜北高だ。
校長に権限があろうがなかろうが、独断でさっさと改革を実行し、県には事後承認させるくらいの人物でなければ、静高にも未来はない。