ノーマルビュー

地理 ブラジルの長期戦略 世界の食糧庫

2025年12月3日 12:57
ブラジルの産業といえば長い間「コーヒ-の輸出に依存した典型的モンカルチャ-経済」と言われてきた。
入試問題でも「コーヒ―」だけ覚えておけばよいとされていた。
ところが今やブラジルは世界でもトップクラスの「多品種農産物供給国」となっている。
ここには日本の商社、アメリカの穀物メジャ-、中国の大豆大量消費などが絡んでいる。
ブラジルと言えばアマゾンの熱帯雨林だが、もう一つ「セラ-ド」と呼ばれる乾燥した不毛の大地が北東部に広がっていた。
ここに最初に目を着けたのが日本の商社だ。
日本政府の後押しもあり日本商社は、セラ-ドの農地開発に積極的に投資した。
穀物栽培の大量生産が出来る農地が開発された段階で、アメリカの穀物メジャ-が乗り込んできて、大豆の生産を大規模に始めた。
アメリカ本土ではトウモロコシ栽培に大きくシフトしていた時期で、大豆の作付面積が減少していたのだ。
おりしも中国が経済成長によって国内の穀物が急速に不足するようになっていた。
当時は大豆輸出はアメリカが一手に握っていて、日本などの大量輸入国との関係を重視して中国に回す大豆が不足していた。
そこでアメリカ穀物メジャ-は、ブラジルの大豆を中国に大量に輸出して巨利を得ることに成功した。
ところで中国はなぜ世界1位の大豆輸入国なのか?
中国人てそんなに大豆を食べるのか?
中国が輸入する大豆の大半は「食用油」の原料となるのである。
中華料理はとにかく食用油を大量に使う。
どんな食材でも「いったんは、熱した油に通して調理する」のが普通だ。
14億人の胃袋を満たすために大量の食用油が必要となる。
入試の重要事項
主要な農産物生産でブラジルが世界の上位を占めるのは
大豆1位
トウモロコシ3位
さとうきび1位
コ-ヒ-1位
オレンジ1位
この5つは必ず覚えておく事!!
全て輸出専用の作物だ。
ところで小麦が上位にはいっていないのはなぜか?
それはロシア、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの有力ライバルが多いためと、上の5品目ほど金にならないからだ。
小麦に関しては何とブラジルは輸入国だ。
今年の夏、スーパ-からオレンジジュ―スのパックが一斉に消えた。
ブラジルのオレンジが天候不順で不作だったためだ。
地球の反対側の農業も日本に確実に影響を与えている。






中2と中1重要 ハイレベル理科 解答の解説文章は期末テストのネタが満載

2025年12月3日 11:54
ハイレベルテキストの意義は解答の解説文&図にある。
昨日の光分野での解説文は「期末テスト」で出る文章解答にそのままパクッて使える。
「全反射の定義」が典型だ。
また、2P最後の問題で解説が「図では全反射していないので、光は反射光と屈折光に別れる。」と書かれた部分の意味が理解できない生徒がいた。
水中から空気中に光が通過する時、すべてが屈折して出て行くわけではなく、一部は反射しているという事実を知っているかどうかが試されている。
次回にやる「浮き上がりコイン作図」はあまりにも有名な問題だが、定番の単純な作図に終わらない。
この問題の出題者は設定を変えて出している。
容器に入れる水の深さ=水面の高さを変えることで、浮き上がる底の位置はどのように変わるか、考えてみようと問うている。
さらに解説者は「それはこのように作図すれば、解りますよ」とあえて図だけ示してあり、文章による説明がない。
生徒にこの作図は何を意味しているのか??と考えさせる意図がある。
物理では「じい--んと心にしみる問題をどれだけ解くかで、学力の深さ=得点力が決まる」と言われる。
これこそ心にしみる問題だ。
この手の問題が、このハイレベルテキストの解説には多数ちりばめられている。
その宝物をどれだけ多く掘り出せるか、皆さん自身にかかっている。
高校物理を学ぶ前に心に刻んでおこう!!



中2重要 ハイレベルテキスト数学 1次関数は連立方程式の計算力で差が着いた

2025年12月3日 11:36
昨日のハイレベル数学はまだ「学調程度の基礎問」にもかかわらず、連立方程式の計算で差が着いた。
計算力に問題がある生徒は、まだその弱点が解消されていない。
静高生は連立方程式の計算は暗算でスイスイ解いてしまうので、そこで差がさらに開く。
ハイレベルテキストのページ18,19,22,23,28,29,の連立方程式計算問題繰り返し練習しよう!!

地理 ベネズエラは石油の埋蔵量は世界一なのに産出量が少ないのはなぜ??

2025年12月2日 11:40
地理学習者が統計資料を見て疑問に思う事は、ベネズエラは石油の埋蔵量が世界1位でサウジアラビアよりも多いのに、産出量が圧倒的に少なく世界18位にとどまっている事だ。
これが「地理学は地政学に影響される」例の典型だ。
ベネズエラはアメリカの敵国で、現在アメリカが直接に戦闘している唯一の国だ。
特にトランプ政権はべネズエラからの「麻薬や覚せい剤の輸送船」をピンポイントでミサイル攻撃している。
当然、アメリカの友好国には「ベネズエラから石油は買うな!!」と圧力を掛けているので、買うのは中国とロシアだけだ。
トランプ大統領は膨大な石油利権を手に入れるために、本気でベネズエラ侵攻を画策している。
軍事力には圧倒的な差があるため、米軍に3日で制圧されるとされている。
おまけにベネズエラは酷いハイパ-インフレで、国民の多くが国外に脱出している。
トランプがその気になれば、一気に占領国家に出来る状態だ。
地下資源をめぐってもう一つの注目点はレアメタルをめぐる米中の争いだ。
レアメタル資源は中国がほぼ独占状態にあるので、アメリカとの関税交渉でカードに使っている。
共通テストに出た問題では、ロシアの小麦生産量と輸出量の急拡大だ。
2021年にロシアは小麦の輸出量世界1位に躍り出た。
生産量も2022年には10年前から倍増させている。
これぞ地政学のなせる結果だ。
プ-チン大統領は天然ガスと小麦をEUに大量に供給して、エネルギ-と食料の両面でEUを影響下に置こうと考えたのだ。
ロシアの小麦輸出量はウクライナ侵攻後の2022年には1位から5位に後退している。
ちなみに入試問題には、中国の統計資料はほぼ出題されない。
中国国家統計局が発表する数字は嘘だらけであることは常識だからだ。
何しろ経済統計の集大成であるGDP=国内総生産の成長率がマイナスなのに、堂々と+5%程度と発表している。
その元となる全ての統計数字をごまかさないと、整合性が取れない。
注意したいのは、数字を使わない入試問題には中国問題は出る。
「一帯一路」はしっかりと最近出題された。
これぞ地政学テーマの典型例だ。
中国の「一帯一路」戦略の一路とは海上ル-トのことで、貿易航路とその拠点を占有する意図がある。
さらに海底ケ-ブルルートも中国が独占しようとたくらんでいる。
現在の国際通信は人工衛星よりも海底ケーブルが主体になっている。
遥かに大容量で通信状態も安定しているからだ。
アジア全域とヨ―ロッパ&アフリカを繋ぐ「物流と情報通信の流れを独占」しようとする中国の野望を見落としてはならない。





静高進学資料より 社会科選択科目に倫理政経が躍進 

2025年12月2日 10:33
ブログ「静高進学資料よりのシリ-ズ」で「理科の選択科目」より「社会科の選択科目」のブログの方が読者が多かった。
これは驚きだ。
静高理系は共通テストは「地理選択」の一択無風状態なので、文系の読者が多かったようだ。
文系では共通テストで「倫理政経」と「政治経済」の合計選択者が世界史B、日本史Bを上回っている。
私の時代は世界史日本史選択が王道で地理選択は絶対少数派、倫理政経などクラスに1人いるかどうかだった。
この逆転現象の理由は何か。
①世界史日本史は暗記量が膨大で負担が大きい。
ただでさえ科目数が多い共通テストで、時間の負担が大きい日本史世界史に付き合っていられない。
②「倫理政経」と「政治経済」は文系学部で社会科学系を選択する学生には共通分野が多く、大学入学後の予備知識として使えるメリットがある。
③経済分野は金融リテラシ―として実学的メリットがある。
以上3つの内で①がダントツで、消極的な理由からだ。
今、静高内で起きているのは
1)文系理系の選択で数学物理化学が苦手だから文型選択
2)文系では世界史日本史は暗記量が膨大でメンドイから「倫理政経」選択
3)学科試験もいやだから私立総合型推薦入試で合格
のホップ、ステップ、ドボンの3段飛びだ。
最後のドボンしてハマる先はAIで淘汰されるRed Oceanつまり血の海だ。
無試験で入学した私大文系を出て一般職に就職しようと思っていたが、一般職は既にAIに置き換わっていて大卒募集なし。
チキショ-!!小梅太夫でした。



中2重要 理科ハイレベルテキスト 静高入学後の準備

2025年12月2日 09:36
理科のハイレベルテキストの作図&解説文は眺めるためにあるのではなく「暗記するため」にある。
作図は何度も反復練習しよう。
静高に入ると、物理化学の問題演習は授業ではやってくれない。
指定のテキストを渡されてそこからテストに出すから、各自で自習せよと指示される。
ところが指定テキストを使いこなせない静高生が多い。
解説の図を白紙に再現する練習方法が身に着いていないからだ。
新星静高生は、物理も化学も手取足取り教えるので、静高評価点では皆が5を取る。
だが、それは校内テストのレベルでの評点5だ。
入試問題はそれよりも2段階はレベルが高いので、やはり自宅自習でもハイレベルテキストを使いこなせないと入試問題は解けない。


中1重要 理科ハイレベルテキスト 作図復習

2025年12月2日 09:23
昨日の理科ハイレベルテキストの解説&作図暗記は全員が順調だった。
驚いたことに、文章の解説部分でテキストには書かれていない作図を、自分で考えて書いた生徒が2名いた。
理科の評点で5をとった生徒だ。
指示していないことを、さらに自分で工夫する姿勢は、上の学年には見られない積極性である。
1つ注意点がある。
昨日の鏡の反射の問題で、鏡の反対側の領域にまで方眼紙の領域が記されてあった。
これは反射した光の作図をするとき、鏡の反対側の方眼紙を利用せよ、という暗黙の指示である。
私が黒板に書いたように作図せよという暗黙の指示だ。
問題出題者はこの手の「洞察力=本質を見抜く力」を試している。
また「コイン浮き上がり問題」でも単純な作図ではなく、1歩も2歩も突っ込んっだ質問がされている。
思考力を試す意図が明白だ。


高2重要 数Ⅲ微分は合成関数の微分計算を反復しよう

2025年12月1日 10:50
昨日は数Ⅲ微分計算を一気にマスタ-した。
昨日の演習用の計算問題は全て入試問題である。
B4サイズのものは難問も入っているが、全員が終了したのは珍しい。
微分は「合成関数の微分」が特に複雑になる。
1問の中に
①商の微分→②分子に合成関数の微分→③対数の微分
という手順の問題が特に作業が手間取る。
反覆して瞬時に出来るようにしよう。
昨日の教材は次も使います。
学校授業は3学期も微分応用やるので、冬休み中は計算練習を繰り返そう。
微分基本公式は昨日最後の教材に示した「8個+積の微分+商の微分」の10個である。
次からは公式表を見ないで解けるようにしよう。
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