中学の校内テストや学調で最も多く出題されるのが「疑問詞疑問文」だ。
これは「英会話の流れの中で、正しいやり取りが出来るか」を英語教育の最大のポイントにしているからである。
会話は質問と返答を相互に繰り返していく中で成立する。
正しい疑問文と正しい返答は、Yes,No疑問文だけでは成り立たない。
拡がりと深みのある会話は「疑問詞疑問文」を駆使しないと成立しない。
この「疑問詞疑問文」を中1生、いや中学生全体が苦手としている。
なぜならば疑問詞疑問文は「疑問詞が疑問代名詞か疑問副詞か」で語順が異なるからである。
疑問詞がSになるかOになるかCになるか理解できないので、次の区別がつかない。
1)Who do you like?
2)Who likes you ?
whoが1)はSとして2)はOとして機能する。
疑問代名詞にはこの使い分けがあるが疑問副詞にはない。
なぜなら疑問副詞はSVOCに無関係だからである。
もう一つ厄介な用法がHowだ。
3)How do you go to school ?
4) How many students are in the classroom ?
この用法の違いを中学生は理解できない。
3)は疑問副詞なのでSVOCに無関係
4)は疑問代名詞なのでSとして機能し、SVの第1文型だ。
嫌らしいことに2)と4)は校内テストや学調、入試に良く出される。
その語順の理由は説明しないくせに、弱点だからテストには出す。