ノーマルビュー

徳川家康 日本経済への功罪 功績編

2023年1月9日 18:59
家康の日本経済への功績で、必ず指摘されるのは人口100万人の世界一の大都市「花のお江戸」の礎を築いたことだ。
「花のお江戸」の発展形がsuper city Tokyoだから、東京人は家康様に大いに感謝してもらいたい。
大江戸の造営では家康家臣団が腕を振るったが、意外にも知られてないのが、謀臣本田正信の功績だ。
彼は家康の謀略のほとんどを担当した腹心で、家康が狸オヤジと言われる負のイメ-ジは本田正信が作り上げたものだ。
正信は悪知恵も働くが、都市計画の立案にも知恵を存分に発揮した。
有能な官僚として、陰と陽の両面で家康に貢献した。
当時、ロンドンやパリをしのぐ世界一の大都市になった理由については、はっきりした分析が示されていない。
特に産業革命によって世界の工場となったロンドンよりも、人口で10万人から20万人も多かった。
まだ工場制手工業が関の山だった江戸とその近郊が、なぜロンドン以上の大都市になったのか、私見を書くと
①まず消費中心の都市として発展した。
江戸の本体は大名屋敷の集積体であり、大名の家族や大家臣団が江戸に居住することで、日常生活上の様々な消費が生まれた。
日常生活に必要な商品は大阪から海路で運び込まれた。
それを購入するために費用は、大阪の蔵屋敷の蔵前商人と江戸の札差が、年貢を換金することで提供してくれた。
年に一度、どっと大金が大名の懐に転がりこむのだから、たまらない。
浪費しない方が不思議だ。
②大名屋敷や大店の店舗、日本橋の蔵などを建設するために、多数の大工職人が江戸に集められた。
大名と家臣団は日用必需品だけでなく、呉服や調度品、装飾品などのぜいたく品も購入したのでそれを作る職人も流入してきた。
男女の比率では武士が圧倒的に多かったので、男子人口が極端に高かった。
男子専用の娯楽施設や盛り場も発展した。
江戸が初めから富裕層のための都市として設計されたので、必然的に巨大な消費が突如として降って湧いてきて、それを提供する人口も急増し、巨大都市化したと推測する。
花のお江戸は、お金を使うことが運命づけられた都市だった。
家康がため込んだ金銀も、江戸城の大奥が派手に使いまくってくれたおかげで、江戸市中にも拡散していった。
金は使わないと全く意味がない。
金の価値は、使うことにあり、使うことで初めてその最重要な機能が発揮される。
ため込んでいてはまさに「死に金」となり無意味だが、使うことで、しかも派手に使いまくることで、需要が需要を呼び、その需要を満たすための製造業、サービス業の人口が拡大していったのが、世界最大の100万都市誕生の大きな要因だったと考えられる。
江戸の人口規模については諸説が多過ぎて特定できないが、幕末期(慶応年間)の江戸とその周辺部の総人口は戸籍=宗門改め人別長(寺社保管台帳)によれば町民が54万人で、大名や武士、その奉公人、その他をほぼ同数とみなして108万人程度とする説が有力だ。
だが、驚くことに明治維新直後の東京の人口は、それから20万人ほど急減して80万人台になっている。
いったい何があったのか?
これも徳川家と関係がある。



徳川家康 日本経済への功罪 罪編

2023年1月9日 17:51
家康が政治文化以外で、日本に与えた功罪の内、罪のほうで指摘されるのが「銭本位制からコメ本位制への歴史的逆行」である。
コメ本位制にしたことで徳川幕府統治下の260年間での経済成長、国内総生産GDPの成長が大きくそがれたと主張する学者もいる。
コメ本位制の元では、徳川家と大名が年貢を札差や蔵米商人に依頼して現金化した通貨と、農民が年貢を払った後に自家消費分を除いた米を市場で売って現金化した通貨が、国全体の通貨供給量を決めていた。
江戸時代を通じて農地面積は確かに増大したが、市場での米価も下がり続けたために、国内総生産自体はさほど大きく拡大しなかった。
秀吉はコメは既に2次的な収入と考えていて、銀貨と金貨に加えて南蛮貿易の利益が国家経済の第一の基盤だと考えていた。
秀吉の時代は日本経済が急成長する黄金期だった。
当時、世界基軸通貨として確立していた銀の産出量は、日本が世界屈指を誇り、日本最大の生野銀山は秀吉の支配下にあった。
さらに各地の金山から出る金も、銀に対して高い交換比率から重要な「統治の武器」だった。
日本最初にして最大の金貨慶長大判は、秀吉が大名慰撫のために配ったものだった。
南蛮貿易では、東南アジアを中継点として、中国との貿易でも莫大な利益があった。
これらの秀吉の遺産をそっくり受け継いだ家康が、なぜ銭本位制を捨ててコメ本位制に回帰したのかは、歴史の重要転換点として明らかにしておかなければならない。
理由の1つは
①銭本位制はまだ日本全国に浸透した日本のスタンダ-ドではなかったから。
信長も秀吉も京都大阪と近畿地方および濃尾平野が拠点で、日本経済の中心地にいたので、貨幣経済が浸透していた中心部だけを考えれば、それで事は済んでいた。
だが、家康の拠点は関東で、特に北関東はまだまだ自給自足経済の農村が多かった。
さらに東北地方はその傾向が強かったために、ひと時代前の「コメ本位制」逆戻りせざるを得なかったのだ。
②家康の死後、特に三代将軍家光の時代から鎖国政策が徹底されていったため、貿易の利益よりもキリシタン勢力の一掃が最優先された。
江戸幕藩体制の維持のためには、金よりもまず農民反乱などない天下泰平が優先されたのだ。
さらに、家光の時代には、まだまだ家康がため込んだ金銀の蓄えが豊富で、家光はそれを諸大名にバラまく余裕があった。
加工貿易こそ国内総生産GDPを急拡大する最高の方法であることは、戦後の日本、現在の中国を見れば一目瞭然である。
貿易収入が見込めない事からも当時しては「コメ本位制への回帰」は妥当な選択だったと言える。

高1重要 中3中2も 英文読解速読はゾーンに入る事が秘訣!!

2023年1月9日 11:56
昨日の共通テスト対策で得点が低かった生徒は、80分の指定時間(本番の共通テストも80分)に対して100分ぐらいかけても、最後の大問6まで読み終えていない。
読む速さが、圧倒的に遅い!!
新星の中3生よりも遅い。
英文の速読ができる生徒は、いわゆるゾーンに入るすべを身に着けている。
無意識下に英文を落とし込んで読んでいるので、全く途中でつかえずに高速で読んでいる。
読んでいる途中に立ち止まらないのは「単語力」があるからだが、多少の未知の単語が出てきても文章の流れから判断できるので、支障がない。
速読は訓練の賜物だが、速読しやすい英文と、速読しにくい英文がある。
圧倒的に速読しやすい英文は小説である。
ところが今の中学高校生は日本語小説さえ読まないので、小説に興味がない。
フィクションはゲームが主で、文字によるフィクションは成人子供を問わず主流から外れてしまっている。
しかも学校で指定される英文小説は幼稚でつまらない。
そこで、自分が好きなジャンルの小説、SF、ファンタジ-を選んでじっくり読んでみることを薦める。
春休みはいい機会だ。
一般的なものはいわゆる「ペーパ-バック」という厚手の本で、人気映画の書き下し本も多い。
だが、静岡市にはジュンク堂以外に在庫を置いてある書店が、ない。
英米人向きだから、巻末の単語解説などは一切ついていない。
未知の単語も多く出てくる。
だが我慢して読んでいくと、筋が分かってきて、物語の展開を追えるようになる。
すると知らず知らずのうちにゾーンに入って、気が付くと一気に10P、20P読んでしまう。
ここにゾーンに入る秘訣のカギがある。
物語の筋に引き込まれるというのは、読者と登場人物がシンクロして一体化しているからだ。
若者がゲームに夢中になるのは、この一体感があるからである。
児童向けの冒険小説はこの主人公との一体感があるので人気がある。
一体感が感じられると、「展開に対する一種の予感と期待感」が沸き上がってきてアドレナリンが分泌され、脳の働きも活発になる。
この状態を毎回、体験できると速読力が一気に飛躍する。
ペ-パ-バックは厚くて荷が重いという生徒には、難度を落としたお薦めのシリ-ズがある。
それはまたこの次。





中1重要 今日の授業は学調対策 冬期講習歴史教材を必ず持参

2023年1月9日 11:13
今日の授業は学調対策です。
まず数学の計算力が鈍っていないか、学調テキストの数学部分を再度やり直しておこう!!
授業の最初にタイムアタックチェックをします。
学調テキストは英語の文法作文もやり直しておこう。
その時に単語、特に動詞のスペルミスに気を付けよう!!
冬期講習の歴史教材も資料集などを参考に、記述を進めておこう!!
今日の授業で使います。


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