ノーマルビュー

静高入試の合格者得点開示の結果

2023年4月9日 18:46
2023年3月実施の静高入試における得点開示結果が出た。
今年は、例年よりも総得点が高い生徒が多い。
また入試当日の自己採点結果を、強気で出していた生徒の得点が高い。
模範解答が公表される前にはじき出した得点合計が、かなり正確でほぼ的中している。
220点を超える生徒は、自己採点も精度が高い。
県全体の平均点をまだチェックしていないが例年通りとすると、総得点220点以上の生徒は上位20位以内には楽に入っている。
学年10位以内もいる。
中学入試を経てきた生徒は、なんだかんだと言っても「帳尻を合わせる」のがうまいので、余裕で合格している。
科目別では数学と理科の得点が高く、新星の合格パタ―ンにはまった生徒がしっかり合格している。
採点が厳しいので有名な国語でも40点以上を取っている生徒は、称賛されるべきである。
国語が30点台でも、失望するには当たらない。
静高の入試国語得点は団子状態になるのが特徴で、国語で合否は決まらない。
校内テストでも、クラストップや学年上位に入る候補者が多い。
さあ、これからが勝負だ。
去年から化学が、高1スタ-トではなく高2スタ-トになった。
高2の化学授業が週3回となり増えたので、着いていけるか見ものだ。
新星の新高2生は既に化学理論で1年先行しているので、例年以上に差別化に成功している。
新しい高1生もその方針で差を着けていこう。
 
 

静高生が東大入試の前期筆記試験で得点する数学と物理の合計よりも共通テスト得点のほうが高い

2023年4月9日 18:09
東大理系の入試配点は共通テストが110点、前期記述テストが440点の合計550点であることは、周知の事実だ。
共通テストは総合点が圧縮されて110点になっているので、本番の記述式テストのほうが比重が高いとして、記述テストにウエイトを置くよう勧める予備校があるが、その方針は間違いである。
今年の東大入試のように、数学が例年通り難易度が高く、物理も難易度が急上昇した場合は、数学と物理の合計点より、圧縮された共通テストのほうが得点が高い例が多くある。
静高の現役東大理系受験生の入試得点は、数学が120点満点で40点程度、物理は難化に伴って60点満点で40点程度の合計80点がせいぜいだ。
その一方で、共通テストでは9割程度の得点をする生徒が、静高生ではセンタ―入試時代を含めて2桁の人数に達することがある。
110点の9割は約100点なので、数学と物理の得点合計80点よりも多い。
さらに数学30点、物理40点、化学30点でもやっと共通テストと同等の得点である。
数学が120点満点で30点、化学が60点満点で30点とはいかにも低いように思われるが、静高現役東大受験生の実態はその程度のものだ。
一般に英語の平均点が高いので、何とかボーダ―ラインすれすれまで達している。
マ-ク式の共通テストのほうが、記述式論述式テストよりもはるかに点が取りやすい。
理系生は、共通テスト得点で9割以上を稼ぎ、物理化学と英語得点を最大化するのが確率が高い合格方法である。

高校生重要 NHK「笑わない数学 極限」4月15日土曜放送 必ず録画 

2023年4月9日 12:59
高校数学の数Ⅲで教科書の欠陥の1つとして「極限」を厳密に定義し証明していなことが、しばしば指摘されている。
その理由は「高校生の数学力」では、理解することが難しいから、となっている。
それに対して「数学教育界のカリスマ」のN氏は批判していて、「極限の定義をしっかり教えないから、頻繁に使う「挟み撃ちの定理」を「挟み撃ちの原理」とごまかして表現している。」と述べている。
確かに教科書の極限は、直感的な説明をサラっとしているだけで、拍子抜けがする。
高校生には理解が難しいとされる「極限の定理と証明」はルイ.コーシ―の「イプシロン.デルタ論法」によってなされている。
この発見によって、微積分学は曖昧さから脱して、厳密な定義を重視する体系的な学問として完成した。
さて、この「イプシロン.デルタ論法」は本当にそんなに難解なのか??
やや戸惑うのは最後の不等式くらいだ。
最初の説明部分が「なんとなく騙されているような感じ」がするだけで、全体はそれほど難解ではない。
「なんとなく騙されているような感じ」は背理法の証明問題一般でよく感じるので、珍しいことではない。
そこをNHKのスタッフが苦労して、グラフィックなどで丁寧に説明している(に違いない)。
是非、録画して反復再生しよう。
イプシロン.デルタ論法の理解が、常識かどうかで「関東関西の私立国立超一流進学校」と「田舎の公立進学校」の差が着く(ともいえる)。
その差は「学年ビリでも東大理Ⅰに現役合格する高校」と「学年1位でも東大理Ⅰに現役合格しない高校や現役では文系も理系も東大に合格しない高校」の差である。
なお、書籍で「イプシロン.デルタ論法」を「詳細かつ分かりやすく」説明してあるのはN氏の単行本くらいだ。
NHKの「笑わない数学 極限」の解説がN氏の説明のパクリだとすると、やはり彼の影響力は共通テスト数学問題方針を超えて多方面に及んでいる。



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