ノーマルビュー

高1重要 化学と物理の教材

2023年4月26日 16:41
化学は静高授業が2年スタ-トで高1では授業がないが、全員が順調な滑り出しだ。
必須のイオン式と組成式が全て書ける静高1年生は、君たちしかいない。
これも中3の時に特訓した成果の一つだ。
どんどんと先行学習を続けよう。
高2や高3の先輩のように「化学クイ-ンや化学プリンス」が出るように、期待します。
さて物理だが、今,使っている教材はかなり難しい。
理由は「物理の入試問題のレベル」を知ってもらうために、あえて使っている。
今のうちに、脳みそが汗だくになるくらい考え抜いて問題を解く経験をしておくと、あとあと楽になる。
静高の校内テストは、化学のレベルが異常に高いが、物理のレベルはその反対に異常に簡単だ。
校内テスト物理問題は中学生でも解ける問題を出すのが「静高の伝統」だ。
物理を放棄して、安易に生物に走る生徒を出さないための配慮とも考えられる。
塾長の時代も、名物物理教師の亀さんが出すテスト問題はくそ簡単で、20分もあれば完答できた。
大学入試に出る物理問題も簡単で、京都大学ではなんと物理は文系と理系が全く同じ問題だった。
文系生でも余裕で解ける問題だったので、数学が得意な生徒は文系でも物理を選択した。
だが、時代は変わって京都大学は日本一難しい物理問題を出し続けている。
そして東大入試問題の中で唯一「満点を狙って満点が取れる科目」と言われてきた物理が今年は豹変して、大幅に難化した。
今年だけの特殊事情ではなく、東京科学大(東工大+東京医科歯科大)という強力なライバルが出現する対抗策だ。
物理の入試問題は東大京大東科大の3つ巴で、一気に難化する時代に入った。
そのとばっちりで、今年も静高の東大理系現役合格者はたった2名だ。
2年連続で東大現役合格ゼロ名の清水東を嘲笑えない。
50年間も変わらない静高物理校内テストを目標にせずに、目線を高く保って勉強するためには、大手の予備校模試に定期的に参加しよう。
駿台模試がお薦めだが、静岡市内で受けられないので河合全統模試が良い。
新星の物理授業はどんどん進むので、1年の内に力学は全て終了する。
2年の内に波動と電流磁界も終わるので、2年からは3年用の模試を受けて実力を試そう!!



中3重要 細胞の構造と細胞分裂 遺伝

2023年4月26日 12:35
昨日の授業では「細胞の構造と細胞分裂」について学んだが、出てきた図は「光学顕微鏡と電子顕微鏡」によるスケッチ図だった。
すかさず、「双眼実体顕微鏡と光学顕微鏡の長所と短所について説明せよ」という口頭の質問に、即座に答えられていない。
次の3つの顕微鏡の長所短所は即答できなければならない。
①双眼実体顕微鏡②光学顕微鏡③電子顕微鏡
この中で光学顕微鏡が中学では中心だが、最近は飛躍的な進歩を遂げている。
多数のレンズを組み合わせて、電子顕微鏡に迫る倍率を実現している。
光学顕微鏡は、なんといっても電子顕微鏡ではできない「あの長所」があるので、医学研究での活用範囲は広い。
その分野で世界をリードしているのが、浜松医大の「光学研究所」だ。
昨日の授業で、細胞分裂の過程を説明したが、それぞれの段階のスケッチ図は書けるようにしておこう。
入試によく出る。
細胞分裂では次の3つの異なる細胞分裂の違いを抑えよう!!
①体細胞分裂②生殖細胞分裂③発生過程での細胞分裂
②は遺伝の学習時に詳しく説明する。
昨日は③での重要事項を説明した。
細胞⇒組織⇒器官⇒個体という順に生命は構成されていることは覚えてもらったが、この変化は③の発生の過程で達成される。
たった1つの受精卵から多種多様な細胞に分化していく過程を発生という。
その過程で大本となるのが「幹細胞」であり、その幹細胞の変化の過程を逆戻りさせるマジック=人工多能性幹細胞(iPS細胞)を発明したのが、京大の山中伸弥教授だ。
その仕組みは昨日、黒板で示したし、プリントに書いてある。
理科の入試問題は最新の研究成果を扱うことが多い。
2009年度浜松医大医学科の生物入試問題に山中教授の顔イラストとともに、iPS細胞の作製法が出題された。
山中教授がノーベル賞をとる前の事である。  
知的好奇心の翼を広げることが、理科を得意にする秘訣だ。



政党談義②

著者: tommyjhon
2023年4月26日 05:49
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、昨日(前回)の続き。


授業では、単純に
「1993年、細川護煕の悲自民連立内閣成立」と一行だけならう、1990年代の政治大変動であるが、それを経済思想で見てみる。


まずは、日本社会党に代表される“社会民主主義”勢力、定義は「議会制民主主義を通じて、労働者最優先の政策を実現させる」なのだが、本家共産勢力が中国とソ連で消滅していくと同時に、一気にしぼんでしまった。「日本社会党」(日本の共産党も、現状は社会民主主義)の主義主張は、社会主義の実現ではないのだが日本では(意図的なのか、無意識なのか)混同されていた。そして、とうとう、“自社さきがけ連立政権”を作ることによって、政党としての意味(主義主張を同じくする者の集まり)を失った。


 そして、「大きな政府」のケインズ政策を掲げる自民党が、「民営化」路線を取り入れてサプライサイド経済学(企業をもっと元気に!!!!)を取り入れてからは、自民党内の派閥争いが酷くなり、とうとう小沢一郎が自民党を分裂させた。
小沢一郎は、完全なケインズ寄りの政策論者であって、財政赤字をいとわずに購買力(国民の)の上昇と完全雇用の実現が理念の中心である。一方の旧自民は主張はアメリカから流れてきた「構造改革」であった。
 「構造改革」とは、古典派経済学の中において、衰退産業から労働者は“痛みをともないながら(失業などを繰り返し)次の成長産業に移っていく”という理論を言葉を換えただけであるのだが、1990年代からは、まさしく産業構造が変化していって時流に乗った。これが(パソコン中心の)IT革命である。
1997年の消費税アップで一度挫折したが、小泉純一郎の「身を切る改革」のもとで一気に、新古典派経済学的政策が行われている。
1つに「郵政民営化」、2つに「構造改革」だ。小泉純一郎は、衰退産業の労働者(つまり単純労働が多く、生産性の低い産業)を派遣社員としてしまった。これほど、人材派遣業が隆盛している国は他にない。


 さて、ここで小沢グループは、経済政策を(戦後成長の)原点であるケインズ政策に戻す。小沢先生が最後まで主張し続けた“国民の生活が第一”という「有効需要増強政策」である。・・・民主党政権時代の、農家の個別補償制度などがそれだ。
そしてケインズ政策の最大の弱点である「財政赤字」を無駄なモノを省き、重要な分野に付け替えることで乗り切ろうとした。(財政仕分けなど)


 この「無駄を省いて、真に必要な箇所につけ変える」という財政政策と真っ向勝負しているのが、維新勢力(大坂維新の会とか日本維新の会)である。
かれらも生粋の新古典派経済学論者で、財政赤字解消への取り組みを、「無駄を省いて、外注する」という政策に変化させた。
これは、アベノミクスにもあてはまることであって、自らも人材派遣会社経営する竹中平蔵政策そのものである。
 ということで、特にアベノミクスあたりから、政党による経済学の中心議題が「国民の生活」から「赤字解消」に移ってきた。ワタシはケインズ政策派だから、国民の生活を無視するような政策はもちろん断固反対なのだが、「巨大化する財政赤字解消」論者と、「企業優先政策(法人税減税など)」論者の壁は強く、自民党と維新の会に選挙でずっと負け続けている。



 ところがだ、実は日本の政府はどれだけ財政赤字を垂れ流しても、ぜんぜんビクともしない。あれほど、「財政赤字解消(格好良く、プライマリーバランスの黒字化ともいう)」を旗印にして消費増税しておきながら、コロナという国難に対して、赤字化を惜しまずにどんどん金を使った(ファイザーを中心とする医薬業界に流れたのだけれど)。
 次に、登場する“経済学”はすでに準備が出来ていて、MMT(モダン・マネタリ・セオリー)理論という。BI(ベーシックインカム)などの制度はさておき、MMT経済学の命題は
“変動相場制の元で、自国通貨を自国の中央銀行で発行して、尚且つ、国債のすべてを自国通貨で消化している国は絶対に財政が破綻しない”
というもので、
会計的(バランスシート)には、「政府の負債(赤字)は、国民の資産である」という考えだ。


この理屈は、どうやら上級市民は肌で知っているっぽいのだが、財務省というところは、この理屈をいうと首が飛ぶといわれる。(増税すると出世する)
このMMT理論を用いて、「財政赤字撃滅政策」派の新古典派経済学論者と真っ向勝負しているのが、れいわ新撰組である。
「政府の負債(赤字)は、国民の資産である」のフレーズを頭に入れてから、山本太郎の演説を聴くと本当に理解できる。

自民党では、安藤裕が一番最先端でこの政策を主張している。
安藤裕 (政治家) - Wikipedia



もちろん、自民党から追い出された。


でもでも、ワタシはMMT理論とれいわ新撰組の主張を実践してみるべきだと思う。

















 








❌