ノーマルビュー

高2重要 数学答案の書き方を学ぶ

2023年4月27日 14:58
昨日の「数列標準入試問題」の教材は、高3学校授業で使うオリスタ数ⅡBのB問題と同じレベルだ。
教材の趣旨は「入試答案の書き方」を学ぶことだ。
静高生は入試答案の書き方が全く分かっていない。
ただの計算の羅列に過ぎないものを、堂々と書いて提出する。
校内テストでそれを答案と認めて採点するのが、そもそも間違いだ。
採点する教師も生徒からクレイムがくるだろうから、甘目に採点している。
ところが入試答案はそうはいかない。
「何を書いているか理解できないのでゼロ点」と答案に斜線をばっさり引かれて、アウトだ。
入試では採点済答案用紙は非公開なので、文句の言いようがない。
採点者は、問題作成者でもあるので「なんか文句あっか」と強気である。
そうならないためには、模範答案を精緻に厳密に模倣することが大事だが、肝心の青チャは説明不足で一行でも式変形に詰まるとそこで理解が止まってしまう。
そこで、新星では誘導式の教材にしてあるが、導入教材とは違って、目視で式変形が一目瞭然になるように作ってある。
改行ごとに式変形がぱっと見て理解できる答案を、指示してある。
中学からの生え抜き組は中3の2次関数、三平方と立体、などで同じ形式の答案の書き方教材を使っているので、比較的この教材に対応出来ている。
高校で参加した生徒は、対応が不十分だ。
コツは回答欄の下の空欄から考えていくやり方だ。
これを「結論からお迎え」と言って有名な格言だが、演繹法で考えると「各行の式変形の美しいつながり」が見えてくる。
昨日は「答えがあっていても途中式が違う回答」は、何度もバツがついて突っ返された。
だいたい同じ生徒だ。
名古屋大医学科や東大理系に現役で受かる生徒は、高2中や少なくとも高3の初めには「美しい回答の書き方」が身についている。
浜医医学科の現役合格組も高3の後半には「読める答案」が書けるようになっている。
「読める答案」が書けるようにするために、校内テストでもある工夫をすれば効果は絶大だ。
その工夫は教えてやってもいいが、静高教師には採用する気はないだろう。





 

中2重要 人体の仕組み 循環器系の本当の仕事

2023年4月27日 14:14
昨日は人体の仕組みと働きのなかで、「循環器系」について学んだ。
循環器系は高校入試にはよく出る単元だが、その理由を正しく知る生徒も教師も少ない。
人体には60兆個の細胞があるが、そのすべての活動をシステムとして支えているのが「循環器系」だ。
細胞の活動は
「ブドウ糖やアミノ酸、脂肪を材料に酸素を使って燃焼させ、生活に必要なエネルギ-を取り出し、燃焼後には、二酸化炭素CO2と水とアンモニアを出す。」
この一連の活動を「細胞の呼吸」または単に「呼吸」と呼んでいる。
中学と高校の生物では最重要事項である。
「細胞の呼吸」では
①ブドウ糖やアミノ酸を材料に使うが、これは小腸の柔突起から吸収して門脈という太い静脈に集めて肝臓に入る。
②ブドウ糖やアミノ酸を燃やすための酸素は、肺で肺胞中の毛細血管に取り入れられ、肺静脈という太い「静脈」から心臓の左心房に入る。
ここで重要な注意点は「肺静脈」を流れる血液は「酸素を最も多く含んだ動脈血」だという点だ。
「酸素が多い血液を動脈血」「酸素が少ない血液を静脈血」と呼ぶが、「肺静脈を流れる動脈血」ということを、シッカリと理解して覚えよう。
今後、ここで間違える生徒は評価点5はもらえない。
③細胞の呼吸で発生した二酸化炭素は、肺の毛細血管から肺胞内に出されて口から空気中に排出される。この時、呼吸で発生した水の一部も水蒸気として出ていく。
ただし、水は人体に必要な物質なので体内にとどまる量も多い。
④細胞の呼吸で発生したアンモニアは有害物質だ。アンモニアはアミノ酸を材料に燃焼した後の残りカスだ。アミノ酸には窒素Nが含まれるのでその化合物アンモニアNH3が生まれる。
アンモニアは有害物質のため体外へ排出されるが、いったん肝臓に送られる。
肝臓は有害物質を分解する仕事をするので、そこでアンモニアを尿素という有害だがアンモニアほど毒性が強くない物質に変えられる。
⑤尿素は腎臓に送られ、そこで「ろ過と再吸収」という過程を経て輸尿管から膀胱へ送られ、体外へ排出される。
以上の5つの内臓器官を連携させて「細胞の呼吸」を支えているのが、循環器系である。
したがって「肺、小腸、肝臓、腎臓に入る血液と出てくる血液にどのような違いがあるのか」を正確に理解することが、人体の仕組みと機能を理科するうえで重要なのである。
だからこの問題が最もよく出題される。
「細胞の呼吸と内臓器官の連携」という視点から理解できるかが勝負だ。
出来なければ理科で5は永久にもらえない。






❌