前回の文字式を使って様々な関係を表現する問題は、皆良くできていた。
その中で小学校でもおなじみの「見恥(みはじ)の関係」は特に重要だ。
前回黒板に書いた、道のり→距離→D、速さ→V、時間→T から
①D=VTを作りそこから変形して
②V=D/T
③T=D/V
を導く。
最初の関係式を掛け算=積の関係式で覚えるのがコツだ。
この3つの変数で表される関係式は、中学の理科で出てくる2つの重要公式にも応用できる。
オ-ムの法則;E=IR 電圧Eは電流Iと抵抗Rの積
I=E/R R=E/I
運動方程式;F=ma 力Fは質量mと加速度aの積
m=F/a a=m/F
として積の公式から他の2つの変数を即座に導けるようにしておくことが、この重要公式を使いこなす秘訣になる。
実は②の公式は運動方程式と密接な関係がある。
食塩水の密度も食塩の量S、水の量W、食塩水の量S+Wとして
食塩水濃度=S/(S+W)×100(%)としておけば間違えない。
3文字(変数)を使って表現する最大の分野は、数学の数列である。
実は中1で出てくる「文字式の応用」には、数列の問題が多く含まれる。
早くも微分積分に繋がる数学の世界の幕開けだ。