前期期末テストは、全科目とも時間不足のため、全問に解答できなかった生徒が多い。
50分では普通の中2生では全問解答が不可能な問題だが、附属生や新星生は普通の生徒ではない。
この程度で時間不足になると、静高での毎月の定期テストや学力テストで、全科目時間不足となってまともに得点できない。
特に数学や英語、理科は処理力勝負になる。
今から、処理力を高めよう!
問題量が多いと、弱点箇所が露呈して、特にそこで失点する。
平均点が20点台だった数学英語理科でそれが目立った。
英語の平均点は20点すれすれだったので、平均点=中央値(真ん中の順位の得点)の原則からすると、クラスの半数は10点台あるいは一桁得点だったはずだ。
この問題に時間内で得点するには、反射的に回答できるまでのスキルが必要だ。
また英語解答問題(ほとんど全て)のミスが多すぎる。
英文を書きながら、瞬時に文法ミスやスペルミスを修正していく力が無い。
反射的に回答できて、瞬時にミスを修正できるためには、反復練習が必須だ。
生徒も保護者もこの意味を取り違えていて、毎日何回も朝も夜も反復練習しないと、その域には達しない。
このレベルの問題に全国の一流進学中学、特に「国立大付属中学」の生徒は、ハイスコアを取れるので、静附中生は、英語でも全国の附属中最低レベルだ。
ライバルになる超一流私立進学校が無いのが、痛い。
数学も平均点が20点台だったが、相変わらず論述式の問題の失点が多い。
扇型における「半径と弧の長さ、面積」の関係は高校数学に直結する重要事項なので、夏期講習の最後に詳しく解説したが、その内容を期末テストで再現できたのは1人だけだった。
この詳細な回答に附属中教師は、驚愕したであろう。
採点者が理解できたかは、はなはだ疑問だ。
これは中心角角度を「半径と弧の長さの比」で表す弧度法の根本原理で、高校数学Ⅲで出てくる「三角関数の極限定理」と「微小面積の積分公式」にまで発展していく。
夏期講習では「半径と弧の長さから扇形の面積を出す公式」は初心者には、難しいのでその式変形過程を詳しく書いて説明した。
スラスラ式変形できるまで練習しておかなかったほうが悪い。
数学はそのほとんどが文字式の変形で表現する。
数字の世界ではなく、文字式の世界である。
この文字式変形に慣れないと高校数学はお手上げになる。
今回、数学で多く出題された記述式問題は厳密には、説明問題で証明問題とは異なる。
ただ、数学証明問題で主流の演繹法ではなく、帰納法に近い。
帰納法は、その書き方がほとんど定型化されているので、覚えてしまおう!!
「中2青チャ」P22からP31までの「文字式説明問題解答」を全て覚えてしまおう!!
理科と社会は総じて得点が高かったが、記号問題で間違える生徒が多かった。
記号問題は究極の入試問題である。
厳密に理解しているか、覚えているか、を厳密に調べられる。
曖昧な理解、不正確な知識、論理的思考の欠如、これらの特質を持つ生徒は完璧に排除される。
だから、大学入試共通テストは全科目がマーク式選択問題なのである。
記述式、論述式問題は回答者と採点者に都合のいい問題形式で「だいたい合っていれば」得点できる。
採点者の裁量で得点が左右されるが、回答者もキーワ-ドが入っていれば点がもらえるので、ありがたい形式だ。
ただ、静高入試では、特に国語では「ピントがあった適格な日本語」でないと、得点できない。
再度、理科と社会科は厳密に覚える、理科は正確に計算する。
これを徹底しよう!!