中3重要 円の入試問題の全国傾向に乗り遅れている静岡県
2023年10月12日 10:39
静岡県の公立高校入試数学問題は、円の証明問題に特徴がある。
まず、形式が古く、過去40年間全く変わっていない。
今、全国の公立高校入試で主流になりつつある傾向は、複数の問いにそれぞれ別の円問題を配置する形式だ。
ただし、それぞれの円には関係があり、連続的に繋がっている。
円について多面的に考察するので、異なる単元との融合問題にもなっている。
これは大学入試共通問題の傾向とも一致している。
この複数円連続問題は、東京都の進学重点校に指定されている都立高校に採用されているが、関東一円の県立高校にも見られる。
さらに中部地方の北陸3県が採用していて、東海4県にも広がりそうだ。
静岡県だけが取り残されそうだ。
近隣県が変わると、焦ってその真似をするのが、静岡県教育委員会の悪い伝統でもある。
入試問題傾向が変わる時に気を付けたいのは「絶対に事前に通知されない」という点である。
当日、試験会場で入試問題を開いたら、過去問とはすっかり変わった問題に遭遇する、という具合だ。
これはパニックを引き起こす。
ただでさえ数学は最もパニックになりやすい科目なのに、新傾向はそれに輪を掛けて、受験生を動揺させる。
この対策としては、複数円連続問題の対策をしておく他にはない。