静高入試で、数学のパニックを防ぐための有効な方法は時間配分にある。
パニックは「すべての問題を解かなければならない」という心理的な焦りから来る。
静高入試で数学満点(50点)はかなり難しい。
そもそも数学で満点(50点)を取るのは、まれな生徒だ。
学調では数学満点は当然だが、それは学調数学が簡単すぎるからで、基本事項の確認テストだからである。
入試は選抜するためのテストなので、際立った能力の生徒をピックアップする機能も込められている。
やや難問題が含まれるのはそのためだ。
入試では満点を取る必要はないと割り切れば、すべての問題を解かねばならないという縛りから解放されるので、時間的な「心理的余裕」が生まれる。
「解いた問題までの得点で勝負する」のが合格の必勝法だ。
特に今年は難しくなったと感じる年度は、この方法が有効だ。
空間図形や2次関数で詰まって、解けないまま焦って最後の証明問題に進むと不安心理から頭の回転が落ちる。
そんな時は深呼吸をして「証明問題は捨ててもよい」と割り切って、再度空間図形や2次関数を見直してみると、展望が開ける。