脳科学者の養老孟先生は科学の第一歩は「じっくりと観察することから始まる」と言っている。
中学理科は第二分野の「植物の作りと働き」から始まるが、まず植物の最重要器官ある「花のつくり」を観察しスケッチすることが第一歩だ。
塾長も中1のこの時期、自然に咲いている花を、採集してきては分解してスケッチする授業を受けた。
今の附属生はこの最重要な授業を受けられていない。
理科教師の怠慢だ。
歴代の新星生の中でも昆虫マニアは、ずば抜けて理数科目が得意だった。
その多くは東大京大東京工大、国立医学科に進学した。
自然界の生物や現象を観察することに興味を持つ生徒は、生まれつき「科学者の素質」を持っている。
親もそのように仕向けているので、家庭全体が理科好きの雰囲気に包まれていて、科学の知識が自然と身に着く。
昨日の授業では「模擬スケッチ」を行ったが、本来は学校の教室で実物を対象にしてするべき授業だ。
それをやらない点で、附属中の理科授業はエセ科学だと言える。