高3重要 共通テスト数学ⅡBCへの対応
2024年5月3日 18:06
来年1月の共通テストは数学が大きく変更になる。
従来の数学ⅡBに数学Cが加わり、試験時間も10分増えて70分となる。
数学BCで4題の中から3題を選択する。
この選択が悩ましい。
数学Bは数列と統計の2題、数学Cはベクトルと複素数平面の2題だが、複素数平面は従来は数学Ⅲの範囲だった。
理系生にとっては重要単元で、特に理学部や工学部では日常的に使う数学なので、今までもしっかりと勉強した単元だ。
だが、文系にとっては大学入学後にどこで使うのか、いささか疑問だ。
文系生にとっては「選択しずらい」問題だ。
一方で、従来は数学ⅡBでは数列が最大の鬼門で、命取りになる問題が多かった。
パニックの元凶だった。
数学ⅡBの平均点が大きく下がる年度は、決まって数列に難問が出た。
ベクトルと統計は文系理系ともほとんどマストで選択するだろうが、数列か複素数平面かどちらをとるか大いに迷う。
文系生はなじみのない複素数平面を避けて、数列選択に流れるだろう。
だが数列はロシアンルーレットのようなものだ。
ここでこのような見方もできる。
数Ⅱの微積分は文系生でもしっかり解けるように、簡単に作ってある。
特に積分は計算も楽で、理系生にとっては「微積で満点」は最低条件だったし、今後も同様だ。
複素数平面は、文系生にも解けるように微積分同様に、点の取りやすい問題になるのではないか。
理系生にとってはお薦めの問題になる気がする。
複素数平面はいろいろな単元の寄せ集めなので、統一感がない。
イマイチ、ピンとこないのはそのためだ。
だが、意外にも問題パタ-ンが少なく慣れれば、得点源になる。
苦手にされる単元は「逆変換」だが計算は楽だ。
本番で数列にやばい雰囲気を感じたら、複素数平面に変更するのは手だ。