旧帝大系の難関国立大と国公立大医学科でAO入試の導入が進んでいる。
AO入試といっても、私大のような学科試験免除のものではない。
適性検査と呼ばれる記述論述問題と共通テストが課せられる。
国公立大医学科の推薦入試と同じと考えれば解り易い。
応募条件は、校内の評定平均が基準を満たしている事であるが、指定校推薦とは異なり必ずしも高校内選考を通過する必要はない。
その点は、大学のHPで個別に確認しておかないといけないので、ここでは一概に言えない。
一般入試と比べると、次のタイプの生徒に向いている。
⓪大学で自分の学びたい分野がはっきりしていて、好奇心と向学心にあふれる生徒。
①全ての科目について影日向なく地道に勉強してきた。
②校内テストの得点が全ての科目に渡って良好で、極端に低い科目が無い。
③②の結果、評価点の数値、平均値が高い。
④記述論述問題、マーク問題とも得意である。
⑤共通テストで8割から9割程度は得点できる。
以上を総合すると、静高に多い好奇心、向学心が旺盛で勤勉な生徒である。
旧帝大系も国公立大医学科も、大都市の中高一貫私立校に偏らず、全国に広く分布する公立高校の将来有な生徒を入学させたい、という意図を持った方針転換である。
とはいえ結局は⑤が合否を左右する。
共通テストは処理力最優先のセンタ-入試とは異なり、総合的な思考力を試すものである。
静高の校内テストも思考力問題が増えているので、ますます校内テストを手を抜かないで対処することが、共通テストの好成績につながる。