衝撃 山が動き出した 東北大が「総合型入試に全面移行」を表明 評価点の重要性はますます高まる
2025年3月6日 20:25
旧帝大の一角である東北大が将来的に「総合型入試に全面移行する」と表明した。
部分的にではなく全面的にである。
従来の記述式前期入試は全廃だ。
これは衝撃的なことである。
東北大が実施すれば、同様に地方性の強い北海道大学や九州大学も追従するだろう。
名古屋大学や大阪大学は、まだ方針が読めない。
問題は東大と京大だが、時間を掛けて「多面的な総合型」の比率を増やしていきそうだ。
ただし、伝統的な「記述型一般入試」は最後まで残ると思われる。
東大の数学と化学、京大の英語と物理はまさに両大学のプライド、存在意義そのものだからだ。
注意したいのは総合型入試といっても、私大、特に定員割れが続いている私大文系学部のような学科試験無しの「実質無試験入試」とは異質のものだ。
必須なものは
①調査書、つまり全科目の内申書
校内テストの点数がそのまま反映される。
②共通テストの得点
ただし東北大では共通テスト不要の枠もある。
③論文
④面接
東北大は全受験生を面接するのだろうか??
膨大な労力を要するが大丈夫か??
①の調査書は外せないだろう。
長い経験から「調査書得点が高い生徒」は
1)好奇心と向学心 2)たゆまず努力する意思の強さ 3)人間性の素晴らしさ
などの点において、はずれが全くない。
見事に一人の例外もない。
②は一定レベルの学力の担保
から外せないが、その一定レベルが高すぎる。
共通テストの科目数が多すぎて、全科目高得点はハードルが高いので、大学や学部の裁量で科目数を絞りこむはずだ。
③は評価基準があいまいで、改良点が多い。
④が一番の問題だ。
医学科では「人格的に問題がありそうな人物のチェック」が目的だが、面接官などいくらでも騙せる。
東北大では①と同時に「高校校長による人物推薦書」も添付するらしいので、それで事足りる。
日々、陰日向なく努力する生徒が報われる「総合型入試」は拡がってほしいと、切望する。