今起きている米価の高騰は、かつて起こった土地の高騰=土地バブルと同じ構図だ。
土地バブルは不動産業者間で土地を転がし、所有権だけがコロコロと移転していった。
不動産業者が5社あるとするとA→B→C→D→E→Aと転売して1周してまた最初のA社に戻ってくる。
転売ごとに不動産手数料が手に入る上に値段もどんどん吊り上がっていく。
濡れ手で大儲けしたい不動産屋にしてみれば、この土地転がしは大儲けができる千載一遇のチャンスだった。
転売に必要な資金は銀行が融資するが、ある程度実績のある業者にしか融資しないので、土地転がしは限定された仲間内しか参加できなかった。
今回の米価高騰は「コメ卸業者間」で所有権が移行しただけのコメ転がしだ。
おろし問屋が5次問屋まであるというが、上下関係がある階層化したものではなく、仲間内のA→B→C→D→E→Aと転売しているだけでその間に価格がどんどんと吊り上がっていく。
実際にコメが問屋間を移動しているのではなく、Aの倉庫に保管したままで他の問屋は所有権を保持している間だけ保管料を払っている。
この米問屋どうしの闇売買を禁止しないと、米の高騰は繰り返される。
さて小泉さんはここにメスを入れられるかな。