大卒者の就職状況が激変する 文系は30万人があぶれ理系は100万人が不足する
2025年6月19日 20:52
ITとAIの進化で社会の大卒者に対するニーズが激変している。
AIの急速な進化は、大企業の事務職の仕事をどんどん奪っている。
都心のオフィスで働くホワイトカラ―と呼ばれる事務職は、その仕事が次々とAIに置き換わり消滅していっている。
かつては各部署にいたタイピストと呼ばれた女性社員は、ワープロとパソコンの登場で完全消滅した。
簿記の専門知識を持つ経理屋も、AIに置き換えられて絶滅一歩手前だ。
ホワイトカラ-の多くは文系学部、特に私立文系学部の卒業者だが、文系の新卒者は今後30万人が就職できない、特に大企業には就職できないという予測が発表された。
その反対に理系学部の技術者は100万人が不足していて、理系の新卒者は大手企業の争奪戦となっている。
文部科学省も高校生にIT教育をつけようと、遅まきながら新科目として情報ⅠとⅡを共通テストに加えた。
だが、AIのChat-GPTはPythonのコードを代行して書いてくれる。
アプリソフトにはノーコ-ドでプログラムが書けるものが多数登場して、高校授業のはるか先を行っている。
だれでもシステムエンジニアになれる時代が登場したのである。
するとシステム構築のため論理的なノウハウや能力を持った理系型の人間が、大量に必要とされる。
私大文系だから数学音痴です、物理はさっぱりわかりませんでは通用しない。
私大文系で英語が得意ですなんて売りにはならない。
もうビジネスでは電話なんて使わないので、ほとんどメールでやりとりする。
ポイントだけAIに指示して英文メールを作成し送らせる時代だ。
入試科目に数学がない私大文系学部は次々と淘汰され、潰れていく。
文部科学省は数学理科の入試がない私大は、閉校させ予算を国立大、特に理系学部に集中しようと考えている。
「数学と理科嫌いだから、東京のどっかの私大文系学部に入ればいいや。」と思っていると、就職にあぶれる30万人の一人になる。