過酸化水素水が酸素と水に分かれる化学反応を分解反応というが、化学反応は全て原子の中の電子をやり取りする反応だ。
過酸化水素水→酸素+水 の反応では、過酸化水素水の水素原子が持つ電子が原子外に出ていくときに、酸素の分子も過酸化水素水から分離する。
出ていった電子はいったん二酸化マンガンが引き受けて、そのあと水素イオンに戻して水素原子と酸素原子が結合して水の分子となる。
つまり二酸化マンガンはこの複雑な電子のやり取りの中継点として機能しているのである。
触媒は人体内の物質分解反応でも活躍する。
昨日いったように、唾液中のアミラ-ゼという酵素は、デンプンを糖に分解する触媒だ。
二酸化マンガンの代わりにレバ-やジャガイモが使えるのは、生物の体内には触媒が多く含まれるからである。
生物の生存反応の多くは化学反応だ。
医学科を目指す生徒は化学、特に有機化学を超得意科目にしよう!!