数学の答案で得点が低い生徒が陥る病気が「青い鳥症候群」だ。
定期テストは大問の数が多い。
それは全問解答する事を要求されていないという意味だ。
ところが、こっちの問題を解いて小問1,2題を解き、あっちの問題を解いて小問1題を解き、またこっちの問題を解いて見かけ上は解答欄を埋める生徒が大変に多い。
だが、採点結果は見事に全部バツ!バツ!
その心理に分け入ってみると「あら、この問題解けそうだわ、....やだ解けないじゃない。こっちの問題は絶対に解けるわ。エ-!!ウッソ--!答えがおかしいいい--!よし、あっちなら解けるでしょう。ゲゲ..解けないわ!!なんでこんな難しい問題出すのよ。アタシの青い鳥はどこにいるの??まいっか、解答用紙は一応埋めたし。今までもこれで押し通してきたから。」
(注;女子言葉に他意はない??前回の学力テストで平均点以下に沈んだ生徒は、こんな心境だったと推測する。)
この病気の原因はとっくに判明してる。
それは自分の解答速度を自覚していない、わきまえていないので、計算ミスを頻発することにある。
ミスなく正確に回答する速さが、満点得点者の30%程度なら、全問の30%解いて、解いた問題の正解を確実にする。
安全運転の速度が50%なら全問の50%だけ解く。60%なら60%だけ解くだけだ。
それがすべて正解なら得点率は5割や6割は確保できる。
前回学力テストのように平均点が30点のような場合は、余裕で高得点者になる。
安全運転速度が時速30キロなのに100キロでぶっ飛ばすから、激突して自爆する!!
公立中の出身者によく見られるタイプである。
解決策は「少しずつ解答速度を上げるように日々努力するだけ」である。
計算速度が遅いのは小学校時代の四則計算に弱点があるのと、文字式計算処理が苦手なことが原因だ。
計算力の本質は暗算力である。
暗算力が向上すると、計算力は飛躍的に上がる。
暗算力を鍛えるのには珠算教室がベストだが、いまさら遅い。
次善の方法は公文教室だが、小学生に混じって一からやり直す根性があれば、必ず報いられる。
私の忠告を聞いてこれを実行した女子は浜医医学科を卒業して、今、研修医をしている。