ノーマルビュー

裏ルートの医学科国家試験 合格率

2025年6月30日 18:04
医学科の入試が難しすぎるため、いわゆる「裏ル-ト」と呼ばれる経路をたどる医学生がいる。
海外の大学医学科を卒業して日本の医師国家試験を受けて医師免許を取る方法だ。
この裏ル-トの合格者は認定合格者と呼ばれる。
旧東欧諸国と呼ばれる国の国立大学医学科に進学する。
具体的な国名はハンガリ-だ。以前はブルガリアなどもあったが、現在は圧倒的にハンガリ-が多い。
この場合、日本の共通テストや前期試験のような学力検査はないが、英語力が不十分な生徒はいったん語学研修コースに入学する。
静高生でも最近はちらほらといる。
肝心の費用の面では、入学金と授業料は日本の国立大学と大差ないかやや高い程度だ。
日本の私立医大のバカ高い授業料に比べれば、はるかに安価で3分の1くらいと考えてよい。
問題は、この認定国家試験の合格率だ。
日本ではほとんどの国公立大医学科が95%以上で、低レベルの私大でもなんとか80%はキープしている。
浜医医学科の合格率はほぼ100%で、今年は例外的に97%だった。
新星OBが3人も落ちたと怒っていた。
さて「裏ルートの合格率」となると、直近の認定医師国家試験の合格率は、新卒が168名受けて96名が合格したが、合格率は57%と極端に低い。
さらに既卒、つまり国家試験浪人は118人受けて53人、合格率は44%とさらに低い。
異常に低い合格率だ。
よほど頭が悪いのか、ハンガリ-大学の教育内容が低すぎるか。
私大医学科は「推薦入学と寄付金がセット」という裏口入学がなおも健在だ。
この手の学生は進級できずに留年を繰り返し、退学するパタ-ンが多い。
今年の入試傾向では文系学部の人気が高く、医学科はほんの気持ち程度だが、倍率が下がったという分析が出た。
静高で3年間地道に勉強すれば、国公立医学科に入学するは、さほど難しくはない。
最近の医学科入試は肌感覚では「ほんの少しだけ受かりやすくなったかな」という感じだ。
指定校推薦や公募推薦という方法を使って現役合格する生徒も増えている。
堂々と表から入るコツは毎月の校内テストで「全科目」頑張ることだ。







高1、高2 共通テスト理系の社会科選択科目 地理か歴史かあるいは政経か

2025年6月30日 12:34
理系生には共通テストで選択する社会科科目について、迷う生徒もいる。
とは言え、静高理系はほぼ強制的に地理選択になるので、迷う余地はないと思われるが、実際には世界史日本史選択の生徒もいる。
さすがに世界史選択はごくごく少数で、班レベル(5,6人)になる。
日本史選択はクラスレベルに達するかどうかだろう。
選択の基準は入試での負担の大小となる。一般に
①歴史→暗記量が膨大→負担が大
②地理→暗記量が少ない→負担が小
これだと明らかに歴史選択不利、地理選択有利なのだが、見逃せない重要事項がある。
歴史は暗記量が膨大な反面、出題が教科書内容限定だ。
一方で地理は暗記量が少ない反面、教科書とは無関係な事項が出題されることもある。
例の「ムーミン問題」が有名で、ムーミンはどこの国の作品かという問題だ。
受験生の反応は「そんなの知るか」だった。
非難轟轟の影響で、さすがにこの手の問題は最近は自重はしているが、こんどは今年の地理探求で無茶な思考問題を出してきた。
どうしても地理は最高点が低くなり100点はほぼ無理だが、歴史は最高点が高くなり100点も取ることが可能だ。
そこで地理は90点を狙う生徒向け、歴史は100点を狙う生徒向けとなる。
政経はもともと文系の政経学部、経済学部、商学部、法学部など向けの入試科目で理系向けではない。
もっとも、大学で数学を専攻し経済学に進む学生には適している。

中2重要 2次関数の平方完成と2次方程式の解の面白い関係 

2025年6月30日 12:00
以前に1回だけやった2次関数の平方完成は、高校数学の超重要技術だ。
このやり方に興味を示した生徒が多くいたことは、大変に喜ばしい。
実際この計算は高校数学で最後まで使うし、これが出来ないと2次関数の勉強は一歩も進まない。
ところで「2次関数の平方完成」には裏技があり、これを使うと暗算で答えが出る。
ただし、2次方程式が因数分解できるという前提付きである。
2次方程式が実数で因数分解できる⇔2つの実数解を持つ⇔2次関数のX軸交点が解る⇔.......................
この先が解れば裏技が使える。
この場合の因数分解は有理数がほとんどだが、無理数のルート付きでも可能だ。
だが、嬉しいことに因数分解は有理数、しかも整数がほとんどなので心配はない。
ここでその2次方程式が実数解をもつかどうかの判定が3つあることが解る。
①伝統的判別式D
②平方完成による頂点のY座標
③実数で因数分解できるかどうか  
さらに①=②は式変形で証明できるが、①=③も式変形で証明できる。
このような多面的な考察が、大学入試共通テストで出題される。
すると
共通テスト→高校校内テスト問題→高校入試問題と下へ下へと降りてくるのである。


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