今年の3月実施静高入試は、定員を26名も超過した合格者を出したため、実質倍率はわずか1.08倍だ。
完全な無風入試、ほとんど落ちない入試だ。
これほどの低倍率は最近では珍しい。
理由は前のブログに書いた通り数学得点の下振れにある。
数学に関しては、入試問題が「適性選抜試験」の機能を全く発揮しなくなっている。
その結果、最初から静高の数学授業や校内テストについていけない生徒が相当数出ている。
第1回学力テストでは数学のクラス平均点が、100点満点で25点というクラスも出ている。
100点満点のテストでは平均点と中央値はほぼ一致するは常識だ。
すると中央値25点なので、クラスの半分は25点以下になる。
40名の内、10点台や一桁得点者が4割はいることになる。
数学のテスト答案用紙がほぼバツで埋めつくされている。
学力テストは、もはややる意味がなくなっている。
この解決方法はただ一つだ。
中学生の総数は、多い時の半分以下になっているので1学年定員も半分にするだけだ。
1学年320名は多すぎる。
異常に多すぎる。
いきなり半減は難しとしても、200名までは急務だ。
徐々に1クラス減らしていけばいい。
その効果は抜群である。
1クラス減らした去年卒の静高生は入学当初からの学力が抜群で、大学入試実績は過去10年で最高の結果だった。
中学生人口は減り続けるので、いずれは恒久的な定員減に踏み切らずにはいられない。
それをいつやるかだ。
他県では公立高校数の削減と定員減を積極的に進めている。
静岡県はまだ動こうとしていない。
いつでも最後の最後になって「茹でガエルの死」を迎えるまで、何もやらないのが静岡県教育委員会である。