入試に関しても、政府は平気で噓をつく。
真っ赤な嘘を3つ。
①共通テストは100点刻みに10段階に分けて判定するので、細かい点数の差は気にする必要がなくなると言っていた。
共通テスト実施前の構想では、1000点満点で100点ごとに10段階に分け、大学ごとにどの段階からどれだけ合格させるか判断する、はずだった。
実際には、ほんの数点の差が合否を分ける。
足切りでは1点足りなくても、スパッと切られる。
共通テストの配点は1問が最低2点なので、1問の半分の得点で運命が別れる。
②私立の総合型推薦入試は学科試験を課されれない、はずだった。
私立総合型推薦入試では年内に合否を出す大学が出てきて、フライングだと批判が高まったが、文部科学省は学科試験を課すのなら年内実施でも許可すると通達した。
面接と作文だけという形式上の入試さえ受ければ、ノーベンで楽勝だぜと考えていた受験生は、慌てている。
まがりなりにも、学科試験を実施する以上は「それなりの入試問題」になる。
その多くは自校の過去問とその焼き直し問題だ。
過去問が解けないからノーベン型推薦入試にしたのに、話が違うぜといっても後の祭りだ。
③司法試験は法科大学院卒者なら8割は合格する、はずだった。
ところが、実際には3割程度で想定よりも大幅に低い。
法科大学院スタ-ト当時は8万人ほどいた院生も、いまでは1万人程度に激減し、法科院も閉鎖が相次ぎ半減した。
いまでは優秀な学生の主流は法科大学院ではなく、学部在学中に予備試験を受けて受験資格を取ってから、司法試験を受ける方法だ。
この方法だと、合格率は何と9割を超えている。
法科大学院は金と時間の無駄で、実態として崩壊している。