数Ⅱ微分と数Ⅲ微分の最大の違いは、グラフを描くために事前に「極限の振る舞い」を調べる必要がある点だ。
昨日やった「極限の振る舞いチェック」は次の3点チェックに繋がる。
①漸近線の有無
②①から「X=型漸近線」があれば、その関数=グラフは漸近線で切れているので関数の連続性が無い。
③②から関数の連続性が無いので、微分不可能である。
「関数が不連続で微分不能である」ことは、重大な意味を持つ。
どれほど重要かと言うと
高校数学最重要定理である「平均値の定理」の適応外であることを意味する。
この点を静高数学授業はしっかりと教えていない。
平均値の定理は次の定理を前提としている。
1)最大値最小値の存在定理
2)ロルの定理
この2つは、定義域内で「連続かつ微分可能であること」が前提となる。
「極限の振る舞いチェック」でX=型漸近線が無いことが確認できれば、1)2)の前提が担保できる。
よって「平均値の定理」が担保できる。
現段階では、昨日書いたグラフの内で最後に出てきたX=型の漸近線があるグラフって、
視覚的に「不連続で、最大値も最小値もないよね」と理解してくれればよい。
視覚的直観的理解でよい!!
だが入試答案では「グラフより.................である。」として通用する。
これが入試ではグラフを厳密に書けることの最大の武器である。