新星冬期講習論述問題は、学校で渡された浜島書店の歴史資料集をベースにしている。
この資料集は歴史学習のプロが編集したもので、いわば宝の山だ。
日本史に精通した指導者から見ると、よくぞここまで重要事項をコンパクトにまとめたという傑作だ。
図や表およびグラフを組合わせて、テーマ別に掘り下げた内容を解説してある。
特に経済問題の解説が優れている。
典型例は江戸時代の「堂島米市場(しじょう)」の流れ図だ。
江戸時代の経済基盤である米がどのように市場に供給され「現金化」されたか、一目瞭然だ。
ここに示された堂島のコメ市場が、市場経済によって米価が決まる仕組みを、全国レベルで決定した。
さらに驚くべきは現在の株式や国債などを売買する「証券市場」としても機能した。
「米券」なる証券の売買によって「コメ市場」が投機の場と化したのである。
米券は現物のコメとの交換を保証する証券でもあたっため、紙幣と金との交換を保証した「金本位制」になぞらえて「米本位制」とも呼ばれている。
このような重要なテ-マが詰め込まれた「浜島資料集」を隅から隅まで熟読して、歴史理解の達人を目指そう!!