ノーマルビュー

共通テストの新常識 「難関大は2次ではもう逆転できない」の意味

2026年1月17日 13:29
センタ-入試と共通テストの決定的な違いは「共テの差は2次ではもう逆転出来ない」だろう。
センタ-入試の時代でも実は、これはかなり鮮明にはあった。
特に国公立医学科入試では医学科単独問題も多く、数学理科は東大京大同等かそれ以上の問題もあったからだ。
とはいえ、東大京大ではセンタ-入試問題と前期記述問題との間にまだ、難易度格差がはっきりとあったので2次で大逆転は無理ではなかった。
だが、共通テストの理数問題、特に理科問題の難易度が急速に上がったことで「共テは出来る生徒はより高得点になり、そうでない生徒はそのまま」という格差拡大が顕著になった。
東大京大でも先行逃げ切り有利が鮮明になったのである。
国公立医学科では共テと2次の難易度の逆転現象が生まれていて、名古屋市立大医学科では明らかに2次の筆記試験問題の方が圧倒的に共テ問題より簡単だ。
名市大医学科では、共テで高得点した生徒は2次でも高得点できるので、差はさらに広がる。
一方で他の難関大では、2次試験問題を作成する教授達は「自作入試問題が共通テスト問題より簡単では、沽券にかかわる。」と難化した共テ問題よりもさらに難易度を上げた問題を出すようになるので、理数で高得点は至難の業となるのである。
これは旧帝大系の医学科に特徴的だ。



共通テスト出願比率 現役対浪人は85:15 公立進学校浪人率と一致

2026年1月17日 12:18
今年の共通テストの出願比率が出ている。
現役と浪人の比率は85:15で浪人は15%となっている。
今年は浪人の比率が前年よりも高いが、それでも15%は圧倒的な少数派である。
この比率は県内公立進学校の浪人率とも一致している。
例外的に高い浜北高の40%を除くと、静高の20%を筆頭に他の進学校は10%台が大半だ。
かつては浪人率が65%程度あった静高でも20%まで低下し、10%台目前である。
難関国立大でも浪人すれば受かる生徒は、現役生を青田刈りして確保する「総合型推薦入試」の枠を広げている。
前のブログでも書いたが難関国立大の「総合型推薦入試」は、公立進学校に有利な制度である。
推薦入試の一次関門は評価点だが、特に単位数の多い高1高2までの評点が重要だ。
やはり高2の最後まで校内テストで陰日向なく勉強した生徒が優遇される。
靜高で評点5を取るのは難しくない。
評点4は楽勝だ。
部活と両立できる。
だが、2年半ノーベンでテストを受けて、高3の夏休みから受験勉強しようとする生徒にはこの国立総合型は無理な相談だ。
その手の生徒は私立の総合型がいいだろう。
3年間、高校生活を楽しんで「行ける大学に進学する」という事になる。






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