ノーマルビュー

Received — 2020年9月9日 tommy先生の「世相を斬る」

いよいよ万年筆マネーを教えねば

著者: tommyjhon
2020年9月9日 05:45
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


ということで、3年生の“政治経済”の授業が、「金融分野」に入りそうである。この分野で、とうとう万年筆マネーをやらざるをえなくなりそうである。
これは、お金を借りたいときに銀行に行き、1000万借金したとする。その時、自分の預金通帳に1000万と万年筆で書いてくれれば、それだけで1000万というお金が創造されるという理論である。
「借りたからには返さなくてはいけない」と思うだろうが、銀行側としては、単純に万年筆で金額を書いただけなので別に金を貸したわけではない。むしろ、返してくれれば1000万円が丸儲けになるのだ。
しかも、今は預金も通帳もコンピュータで管理されているので万年筆で記帳してもらう必要もない。
・・・・・世界は、「借金を返す必要がない」という世界に変わる仕組みだ。
今までは、マネーサプライは、現金(元金)から生み出されると教えられてきた。
https://money-theory.jp/money-creation

ここからの画像を引用します。
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これは、政治経済や現代社会で、高校生が絶対に習う、「信用創造」という仕組みのことで、
金融の世界では、「紙幣」よりも、このような仕組みで作り出された「マネーストック(現金+預金通貨)」によって動いているのだ。という証拠の図になるのです。
この図は、Aさんの現金100万円の預金から始まっている。
・・・・つまり「信用創造とは、少しの現金からでも、どんどんマネー(現金+預金通貨)が想像されること」と教えていたのだけれど、
万年筆マネー理論(https://ja.wikipedia.org/wiki/現代貨幣理論 大きくはMMTModern Money Theory) では、
この預金のところが、「借金として、預金通帳に記載されても、信用創造が働くことになる」というのです。


この話は、実際に現実世界で行われており、それが、現在の日銀と民間銀行と政府発行の国債を介しているだけなのだ。


うううううーーーーん、生徒は理解できないか? それとも、すぐに食らいついてくれるのか? 日本を揺るがす大きな「教えることの変更」だと思うのだが、他の学校や他の先生方はどのように扱っているのだろうか?
日本がこれだけ経済で停滞した理由(「失われた10年」が「失われた20年」になり、今や「失われた30年」だ)の一つに、高校生段階で、経済をロクに教えていないことがあげられると思う。・・・反論があるなら、聞いてご覧、高校の政治経済を教えている先生のなかで、経済学部出身の人はほとんどいないよ、みんな素人なんだ。(僕を含めて)


例えば、
https://diamond.jp/articles/-/235314 (ここから画像を拝借)
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この表は事実なので、ユニクロのファーストリーディングもファミマも筆頭株主が日本銀行である。なんて、教えているのかしらん。
でも、高校生に「日本銀行」を教えるときには、避けて通れない話題の筈、
僕たち(先生方)がスルーしてしまうことは、
大人全体で子供達を大きく欺している
ことになるように思えてくる。


さあ、いよいよ“金融”分野、生徒にどこまで迫れるか?・・・・・でも1/4は内職or睡眠? これもワタシの責任ではある。




Received — 2020年9月8日 tommy先生の「世相を斬る」

日産のCM

著者: tommyjhon
2020年9月8日 05:44
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


まあ、忙しい日々。ところで、






この、超自虐CMが至る所で話題になっている。(と思う)
あの名門、日産が“もうすぐ潰れそうだ”とこれまでのCMを超えた、視聴者の反応を逆手にとってキムタクが何かつぶやいている。
しかも、登場するのが日産の名車達で、僕なんか相当あこがれた車ばかりだ。


日産の関係者は、スカイラインやサファリやフェアレディZばかりに力を入れすぎて、経営が苦しくなってきたことを自覚しているのかなあ?
実は、このCMの最後のシーンを見ていると、本当に日産が生き残れるかどうか心配になる。


最後に登場するのは、日産アリア、 EVのSUVだ。

2021年の秋には、完全電気自動車のこれを500万で販売するらしい。
確かに、EVの技術も凄いし、デザインも格好いい。電気自動車だけにほとんど主張しないフロントグリルもイイデザインなのだ。


でもでも、さきほどのCMに登場してきた“名車”はスカイラインGTRもフィアレディZも、決して経営難に苦しむ日産の台所を潤してきたわけではない。もしろ、足を引っ張った類いの“名車”なのである。
また、日産は、このアリアで経営難に拍車をかけるつもりなのだろうか?
今、日本で500万の新車を、たとえ完全なEVで先端技術だといっても、買う人はそれほどいない。


日産が、カルロスゴーン戦略で太失敗をしたのは、日産のエントリーカーとして愛され続けていた、マーチをラインナップから切り落としたことである。
カルロスゴーン時代、マーチは見捨てられた。
トヨタがヴィッツ(今ヤリス)、ホンダがフィット、マツダがデミオを販売し続けた、“最初に乗る車”を日産は作ってこなかった。
だから、経営難に陥ったのである。


日産のマーチは、若者(特に女性)が一番最初に買う車の代表だった、
だから、CMも
マッチのマーチなのである。


そして、
マッチもキムタクもジャーニーズであることが象徴的だ。


日産とジャニーズはともに消え去っていくのか?



Received — 2020年9月5日 tommy先生の「世相を斬る」

なぜ、安倍内閣を評価するのか?

著者: tommyjhon
2020年9月5日 05:36
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。


ということで、ブログ更新が久しぶりとなります。理由は、9/2(水)に食べた、鰹の刺身だと思う。学校帰りにビールを買おうとして近所のスーパーに立ち寄り、半額セールだったので喜んで買い強欲に独り占めして酒のつまみにしたのが原因で、食あたりした。3日(水)は、水様便とヒア汗と頭痛で何も出来ず、8時に出勤して8時30分に退勤してしまった。
ご迷惑をおかけしました。m(_ _)m


回復した4日の日は、なんと、沼津市に新設看護学部が出来、その報告会があるというので参加してみた。



静岡県民には見覚えのある写真だが、この新キャンパスは、なんと、沼津キャッスルホテルの設備をそのまま使うというもの。ホテルの大宴会場が大講義室となり、チャペルが第2講義室になるらしい。その他、大小の宴会場が実習室や図書館で、レストランはそのまま食堂となる予定だそうだ。看護実習用のベッドが、宴会場のフワフワした絨毯の上に鎮座し、見上げるとシャンデリアが輝いている風景はなかなか味わい深い。ステンドグラスに囲まれた中で、看護学の講義というのもオシャレだ。旧ホテル内の調度品はそのまま使うというので、看護学生は、授業の休息に20センチは沈む豪華ソファでくつろぎ、グランドピアノが3台もある看護学部なんて他にないだろう。
階上の宿泊ルームをどうするかの説明はなかったが、いずれは、徹夜する苦学生に勉強部屋として提供するのだろうか?
この看護学部、4年間の総学費は600万だそうである。ひと味違うキャンパスライフを送りたい高校生は、是非、受験してみてください。来年度4月に開学だそうです。


ところで、
政局は、もう完全に管次期首相一色である。
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次期管政権は、「安倍政権の政策を踏襲する」と宣言しているのにも関わらず、なんで支持率が上がるのですかねえ?
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これらの負の遺産もすべて引く次ぐ政権なのです。なんで支持されるのでしょう?それとも、国民全員が自民党員なのですか?


FBに一度貼り付けた記事ですが、



ここで、紹介されている、このグラフが凄い。
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見方が分かりますか?
1990年代からのエポックな政権を、経済成長率で比較した表です。
黒い三角が、平均の経済成長率、これを比べても、安倍政権はダントツで悪い。
各色で区別してあるのは、その成長率にどれだけ寄与したのかが分かる各部門の内訳、下の書かれている(  )内が、各政権の主立った経済政策、なんと民主党は(無策)となっている。
しかしながら、民主党政権時代は設備投資もダントツ(東日本大震災もありましたが)で、個人消費も一番多い。しかも、驚くことにアベノミクス時代の個人消費は全く伸びていない。
つまりは、(無策)とレッテルを貼られた民主党政権時代よりも、アベノミクスとCMされた安倍政権の方が、経済成長していない、個人消費が伸びていない、という結果に終わっているのです。


(安部晋三は民主党政権をことあるごとに罵倒していた)このように結果がでてしまった安倍政権を引き継ぐ政権が、なんで人気がでるのでしょう?
ワタシは、二大政党待望論なので、あくまでお現野党勢力の結集を支持するが、自民党政権のままならば、
(すべてにおいて安倍政権への反対を貫いている)石破氏を応援しますよ。・・・・・これが国民のためだと思いますから。








Received — 2020年9月2日 tommy先生の「世相を斬る」

ネットでは明らかにされていませんが・・・・

著者: tommyjhon
2020年9月2日 05:29
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


ということで、ネット上の書き込みとしては、日本初だと思いますが、
次期首相に選出されることが確定した菅義偉官房長官の夫人は、某S水東高校(サッカー界の名門で、内田篤人などの有名選手を輩出し続けた)の卒業生です(OGとなります)。
地元では、徐々にこの話が広まりつつあります。


Received — 2020年9月1日 tommy先生の「世相を斬る」

政局の予言

著者: tommyjhon
2020年9月1日 05:13


全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


ということで、現時点での情報を自分なりに解釈して、これからの政局を予言して見せましょう。


①自民党総裁選 9月の中頃に、国会議員総会で菅義偉に決定。
 小学校が、「管総理」との書き間違えで騒乱状態になる。 なんで、「菅直人」は、「かんなおと」で、「菅義偉」は「すがよしひで」なんですか?


②自民党支持率が急落する。合流した野党が攻勢を強め、秋の臨時国会が大騒ぎになる。(10月初め)
 理由 菅官房長官時代は、紋切り型の答弁で乗り切ったが、衆議院での答弁が菅で乗り切れるとは思えない。野党は選挙協力に動き、自民党は早期解散の方が有利との見方が主流になる。


③臨時国会終了後、菅首相は、衆議院を解散させる。(11月~12月)
結果 自民党は過半数を割るとこまでにはならないが、大きく議席を減らす。
自民党内で、石破待望論が沸き上がる。


④衆議院選挙終了後の特別国会で、石破茂が総理大臣に選出される。
結果 安倍一派は勢力を急激に後退させ、コロナ対策はまともに行われ、東京五輪は中止の決定がなされ、日本はコロナと付き合いながらも落ち着きを取り戻す。


日本がもっと大きな危機に見舞われるのは、2024年~2025年だ。 




Received — 2020年8月31日 tommy先生の「世相を斬る」

日本の未来

著者: tommyjhon
2020年8月31日 05:57
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


ということで、ネットでいろいろ検索していたら、興味深い文書を発見(教育関連です)
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/keizai_prism/backnumber/h30pdf/201817005.pdf


ここから、画像を拝借
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びっくりした!!!!!!
なんと、日本の家計で一番の支出は「交通・通信費」なんだそうだ。どんどん通勤距離が長くなっているのかなあ?
そして、注目は教育にかける支出割合の低下である。バブルが崩壊していらい、どんどん教育にかけるお金が減っている。しかし、これは、すべてが“少子化”の影響なんだ。
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子供の数は年々低下しているのに、「一人あたりの年間教育費」はどんどん上昇している。
これが、教育ビジネスの実態というやつで、少子化にもかかわらず、教育ビジネスはほぼ横ばい状態である。(微増?)
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この教育ビジネスは、政府が、逆説的に下支えしている。(日本は教育に全くお金をかけない国である)
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この貧弱さは、高等教育に限定するともっと大きくなる。
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大ざっぱに、定義するとこうなる。
1)日本は教育に金をかけない国だ。
2)日本は教育に金がかかる国だ。


これでは、絶対に小子化に歯止めがかからない。

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そして、国際競争力もどんどん低下している。
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これは、ICTの競争力


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これはこれは日本の産業全体の競争力。


これからの政権は、我が国をどうしようと思っているのだろう?








Received — 2020年8月30日 tommy先生の「世相を斬る」

内田先生の文章をもう一度読み直す

著者: tommyjhon
2020年8月30日 08:10
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


ということで、安部晋三が辞任の記者会見をする前に、
「新聞社から安倍辞任の原稿を2本頼まれてしまった」とTwitterに投稿して、一瞬、話題になった、我が師(勝手にそう呼んでいる)、内田樹先生が自身のHPで、
安部晋三政権を総括する文章を発表されている。
これこそ、安倍政権の「知性的総括」であろうし、我々文系人間が到達しなければいけない、「知の力の表現」だと思う。
http://blog.tatsuru.com/2020/08/29_1014.html


師に勝手に甘えて、勝手に注釈をつけてしまう。
<コピッペ>
安倍政権7年8カ月をどう総括するかと問われたら、私は「知性と倫理性を著しく欠いた首相が長期にわたって政権の座にあったせいで、国力が著しく衰微した」という評価を下す。
 日本は今もGDP世界三位だし、軍事力でも世界五位の「大国」である。国際社会の中では「先進国」として遇されているし、米国の東アジアにおける最も信頼できる同盟国であるという評価も安定している。けれども、日本が「あるべき国際社会」を語り、その実現に向けて指導力を発揮することを期待している人々は国内外を探しても見当たらないし、経済的成功のための「日本モデル」や、世界平和の実現ための「日本ヴィジョン」を日本政府が提示するだろうと思っている人もいない。これだけの「国力」がありながら誰も日本にリーダーシップを求めていない。そのことに、われわれはもっと驚くべきだと思う。

 どうして国際社会は日本にリーダーシップを求めないのか?


 それは日本人が「倫理的インテグリティ(廉直、誠実、高潔)」というものに価値を見出さない国民だと思われているからである。そして、倫理的なインテグリティを重んじないと思われている国は、いくら金があろうと(もうあまりないが)、いくら軍事力を誇ろうとも、いくら「日本スゴイ」と自ら言い募っても、誰からも真率な敬意を示されることがない。

 勘違いしている人が多いが、人間は他者からの「真率な敬意」を糧にして、それを保持するためにさまざまな工夫をし、またさまざまな「瘦せ我慢」をして生きる存在なのである。(赤色はワタシ、)
 人間は敬意なしには生きている気がしない。それはヘーゲルが直感した通りである。そして、日本はいつのまにか「他者からの真率な敬意」を誰からも寄せられない国になった。だから、日本人はゆっくりと「生きている気がしなく」なりつつある。それが国力が衰微しているということである。
※ ヘーゲルの直感に関しては、https://www.unii.ac.jp/iori/aufsaetze/10_008Familie_Staat_Natur.html(難しいよ)
ヘーゲルは「国家・個人・市民社会・家族」を論じたが、すべてを肯定的にとらえていた。

 国が倫理的なインテグリティを持つとき、国民もそれを分有する。国が高邁な理想を掲げているときには(仮にそれがかなりの部分まで勘違いであったとしても)、国民はその国の一員であることを誇らしく思い、自分の英雄的な努力によって国運が向上することを願う。独立戦争のときのアメリカも、ナポレオン時代のフランスも、レーニンのソ連も、国民が国家の運命とおのれ個人の運命がリンクしていると信じているとき、その国は強い。逆に、国民の多くが「私の個人的努力の目標は自己利益の増大であり、私の個人的努力が国力増大に資するような直接的な回路は存在しない」という白けた気分でいるときに、国全体のパフォーマンスは下がる。日本はいまそういう国になった。なぜか、「国家主義」を標榜する安倍政権下で日本国民が失ったのは「私」と「国」との一体感だったのである。(内田先生による最高級の逆説的悪口
 7年8カ月の安倍政権を眺めて来た国民が知ったのは、政治家であれ、官僚であれ、財界人であれ、メディアのトップであれ、彼らの行動は「国民全体の福利」をめざすものではないということであった。彼らは自分の党派、自分の支持者、自分の縁故者、自分自身のためにその権力を活用する。そのことを私たちは知らされ、受け入れてきた。
「権力を自己利益のために使うことができるということが、『権力を持っている』ということである」というシニカルな事大主義をいま人々は「リアリズム」と呼んでいる。
※ シニカル=冷笑的 事大主義=小は大に無条件に従うこと。(この記述も美しい悪口)


「勝ったものは正しかったから勝ったのだ。多数を制した党派は真理を語ったので多数を制したのだ」という現実肯定の思考停止のうちに多くの日本人は埋没している。そして、それが劇的な国力衰微の理由だったと私は思う。

 実際に安倍政権が通した重要法案の多くは安保法制も、特定秘密保護法も、テロ等準備罪も、世論調査では国民の過半は「今国会で強行採決すべきではない」という意思表示をした。だが、政権はこれを強行し、支持率はいったんは落ちたものの、すぐに回復した。つまり、有権者たちは「この政権は私たちが反対しても何の影響も受けないほどに強大な権力を有している。そうである以上、服従すべきだ」という腰砕けな推論をし、それをして「リアリズム」と呼んできたのである。

 閉じられた政治的空間の中であれば、安倍政権はこの「リアリズム」を心理的基礎にして、あと数年あるいはそれ以上にわたって盤石の体制を続けられたかも知れない。しかし、この政治的リアリズムは新型コロナ・ウィルスによるパンデミックという「リアル」にはまったく通用しなかった。ウィルスの危険を訴え、適切な対応措置を求める国民についてなら、これを恫喝し、懐柔し、必要とあらばデータを隠蔽改竄すれば黙らせることができるが、ウィルスにはそのようなマヌーヴァーは通用しない。
※マヌーヴァー=悪巧み

 先般、世界23か国の人々に、コロナ対策に際して自国指導者の評価を求めたアンケートが行われた。日本政府の対応を「高く評価した」人は日本国民の5%にとどまった。世界平均は40%。中国は86%、ベトナムは82%、ニュージーランドは67%、死者数世界最多の米国でさえトランプを「高く評価する」国民は32%いた。
 この数字は感染を効果的に抑制し得たかどうかと直接相関しない。例えば、死者数の少なさだけを強調して、日本政府は「感染抑制に成功した」といつまでも言い張ることだってしようと思えばできたのである。けれども、日本国民は安倍政権が感染抑制についてはまったく無力だったということを知っていた。
 国難的時局において必要なのは、指導者が国民全体の福利と健康と安全をめざしていると「信じさせる」ことである。けれども、日本国民は、そんなことを信じなかった。「日本の指導層は自己利益のためだけに行動していて、自分の支持者にしか便益をもたらさない」ということをずっと前から「知っていた」からである。だから、内閣支持者たちでさえ、政権は「自分たちのために」何かよきことをしてくれることはあっても、全国民のために何かよきことをするだろうということを信じなかった。(ここか下の文章の赤字の部分)

 感染症は全国民が等しく良質な医療を受けることができる体制を整備することでしか収束しない。しかし、安倍政権は支持者のみに選択的に利得をもたらし、反対者には「何もやらない」ことによって「一強体制」の心理的基礎を打ち固めてきた。内閣支持率が30%を超えているのに、感染対策を高く評価するものは5%しかいなかったのはそのせいである。(ここから、私たちは学ばなくてはならなかった)

 安倍政権は国民を支持者と反対者に二分し、「反対者には何もやらない」ことによって権力を畏怖し、服従する国民を創り出そうとしてきた。だから、彼が権力基盤を強固にするにつれて、日本人はどんどん「リアリスト」になり、誠実や正直や公平といった「きれいごと」を鼻先でせせら笑う(※、日本人への最高級の悪口)ようになり、そしてまさにそうした道徳的にシニカルな態度ゆえに国際社会において誰からも真率な敬意を示されることがなくなったのである。



 人間は他者からの敬意を糧として生きる。それを失ったものは「生きている気」がしなくなる。日本人はいまそのようにして国力の衰微を味わっているのである。「誰の責任だ」と声を荒立てても仕方がない。
 
(2020-08-29 10:14)


<コピッペ終わり>
内田先生に無断で、加工してしまいました。<(_ _)>。






Received — 2020年8月29日 tommy先生の「世相を斬る」

安倍政権の総括(私的)

著者: tommyjhon
2020年8月29日 09:23
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、安倍政権が終わる。約8年の長きにわたって安倍晋三は総理大臣の座で有り続けた。
ワタシは、ブログ上でさんざん安倍総理をくさし続きてきた。時には、馬鹿呼ばわりもした。↓
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とかね。


ただそれだけではないので、私的な安倍政権総括を残しておく。


【最大の功績】
自民党が、選挙で勝ち続けてきたことである。 安倍晋三は、国政選挙で一度も負けていない。したがって、自民党内でも“安倍一強”といわれるほどの求心力を得た。
政治家はリアリストでなければならないのであって、選挙に強いこをはそれで偉大な政治家であった。


【選挙に勝ち続けた理由】
野党が分断されていたからである。日本が二大政党制(政権交代が起こりやすい)にならず、自民党とそのほかの野党という構図では、絶対に国政選挙で自民党の過半数を崩すことは出来ない。


【知られざる分断工作】
(さて、ここからが安倍晋三が意識したのか無意識のまま本能的に行ったものなのかが、ワタシにはわからない)
それは、「憲法改正」を政策の一つとしてあげていたのが大きな理由だ。今の野党勢力は、「憲法改正問題」になると完全に分裂する。自民党の案に賛成する野党から、絶対反対を叫ぶ野党まで、その濃度はまちまちで、野党はこの「憲法改正問題」を議論すると必ず分裂してしまった。


【本気で憲法改正に取り組まなかった安倍晋三】
実は、安倍晋三が憲法を改正するために勉強していたことはほとんどない。改正案は、過去に自民党がだした草案しか存在しない。
安倍晋三は、「憲法改正」は口にするが、「どこを、どのように改正」と具体的に発言したことはない。


日本人は案外知らないが、憲法改正の発議は、「個別発議の原則」と「個別投票の原則」で行われる。
https://www.soumu.go.jp/senkyo/kokumin_touhyou////////common/pdf/kokuhyo_gaiyo.pdf



本気に改正したいのならば、「発議の原案」を示すべきだ。


【憲法改正の政治理念は野党分断に使われた】
結果的に、この流れが、安倍一強を実現した、とワタシは考える。




もう一度言うが、
これが「自民党の計算ずくの戦略」なのか「偶然の産物」なのか、ワタシには判断できない。
ただし、安倍政権は、これ以上でもなくこれ以下でもない思う


























Received — 2020年8月28日 tommy先生の「世相を斬る」

ワタシのブログがブロックされた!!!!!

著者: tommyjhon
2020年8月28日 05:03


全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。
ということで、本日は8/28(金)、安部晋三が午後5時から記者会見を行うそうです。12時間前の現時点で、これが「辞任会見」なのか「続投改憲」なのか判断できません。ただし、
さすがに7年間も総理としてつきあっていると、どんな会見をするのか、巷では予測原稿が出回っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1826b6e15d1cfe71ac67b2f9a6a389011e930aca/comments
(ヤフーニュースのコメント欄が面白い)


安部晋三のことを書くのはもうやめにすると言いながら、またもや突っ込んでしますが、ワタシが考える一番の負の遺産はこれでしょう。







この時の、子供っぽい、ロシアの大統領を舐めくさった
「ゴールまでウラジミール、2人の力で駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。平和条約を結び、両国民が持つ無限の可能性を一気に解き放ちましょう」

と、記者会見で語った、とっても軽い何気ない言葉が、ロシアとの関係を一変させたと考えます。安部晋三は、“ウラジミール”とファーストネームで呼びかけますが、プーチンの気持ちを完全に逆撫でしたような感じを与えました。(プーチンがこの言葉で完全にキレた)
この会談から、一気にロシアは、「自国の領土分割禁止条項」を入れた憲法改正に動きます。日本の対ロシア外向は、安部晋三政権で完全に行き詰まりました。我が国の固有の領土である、「択捉・国後・色丹・歯舞諸島」はもう帰ってきません。ある意味では、本当に戦後75年の自民党政治の総決算をしてしまったのです。


ということで、表題の件(これは完全に別件です)
ただ今、1年生の授業では、教材でブログを使っている。ワタシには、教材用の裏ブログがあってある意味でかなり便利だ。すぐにリンク先に飛ぶことも出来るし、Youtubeも貼り付けられる。教科書や参考書にも載っていない、「真実を伝える図・表・映像」がすぐさま授業で使うことができるからだ。
方法としては、①家のパソコンや、学校のパソコンで教材を更新し、ブログにアップしておく。②教室には、appleTVという便利ツールがあって、ipadやスマホの画面をスクリーンに映し出すことができる。③ワタシは、職員室に80台(なんという中途半端な数字だ!)もあるipadを教室に持ち込んで、ブログを写しだす。という作業で、授業を始めるのだが、
きのうの3時間目の授業(13HR)で、ipadを開いたところ、突然「このサイトは有害な記述があるため、開くことができません」
というページがスクリーン全体に出現した。
どうやら、ワタシのサイトは県教育委員会の設定基準を超えてしまったらしい。高校生の子供をお持ちの保護者の皆様、このような状況をフィルタリング機能といいます。
この状況をどうやって突破したか?
は、またもや県教委の基準に抵触する可能性があるので、秘密!
世の中、息苦しいねえ。

Received — 2020年8月26日 tommy先生の「世相を斬る」

大阪万博のロゴマークがださい

著者: tommyjhon
2020年8月26日 05:52
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


ニュースによると 大阪万博のロゴマークが決まったそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf47854f9e3d937a3fc0cfd27cefdd7ca299cc6a
これ
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なにか気持ち悪い。
大阪万博は、ロゴの通りに
2025年に開催予定だが、ワタシの予想では、2025年にユーラシア大陸のどこかで、大きな戦争(紛争)が起きる年なので、この大阪万博も悲劇に終わるかも知れない。


そういえば、2020東京オリンピックも、ロゴマーク選定段階から、悲劇非喜劇的感があった、
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佐野研二郎氏のパクリ疑惑!!!!!!
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画像の①は、②と③(いずれも他のデザイン)の合作パクリだということだった。


今回の大阪万博ロゴは、大丈夫でしょうねえ


しかし、我々にとっては、世界の美術史上も残るべき、ミケランジェロとも比較されうる、日本の稀代のデザイナー、岡本太郎の太陽の塔が全面にでていた、在りし日の大阪万博の方が断然いいと思われる。(たとえ、2025年に行われても)









Received — 2020年8月25日 tommy先生の「世相を斬る」

ALネタみっけ

著者: tommyjhon
2020年8月25日 05:58
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。 Tommyセンセです。 
事情により本日2回目の投稿。


ということで、表題のご説明。
ALとは、ちまたで話題のアクティヴラーニングのこと。「みっけ」とは、もちろん「見つけた」の赤ちゃん言葉だが、ワタシとしては伝説の絵本のことでもある。
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これから、子育てをしようと思われる方々、欺されたと思ってミッケのシリーズを揃えましょう。財産になります。
ちなみに、清水東高校の第2棟が取り壊され、新しい校舎が建てられることになった。図書館も移動する。ワタシ個人としては、高校の図書館にも、絶対に絵本コーナーを設けるべきだ。と信じる。


さて、ALの件、
昨日、某大手予備学校(H校舎)の方がお見えになられた。わざわざ転勤の挨拶にきたくれたのである。清水東は浪人生が少ないことで有名ではあるがそれでも毎年30人は浪人する。ほとんどが予備校に行って進学の準備をするが、K塾とS予備学校にはホントにお世話になっている。向こうにとっても、お世話になっているということなのだろう。
その中で、どうしても話題になるのが、今後の大学入試&共通テストのことだ。共通テストは、生徒の思考力を判断するのだという。マーク式問題でどう思考力を判断させようとするのだろうか?本番のテストを見てみないことには全く想像がつかない。
しかしだ、
「授業中に思考力をつけさせる試み」に関してはかなり実験してきたので、教科「倫理政経」や「現代社会」に関しては、思考力養成授業、思考力養成テスト問題と称して生徒に提案できるようになった。そのためには、AL(アクティブラーニング)は極めて適した授業方法である。なにせ、数学や英作文や国語の文章要約問題などは、生徒が「解答を考えて、表現する」ものだが、地歴公民科(歴史を含む)の問題の99%は「覚える、参考文献から見つけ出す」ものに終始しているので、突然「思考力を問う」と言ってもなかなか思いつかないのだ。


 昨日S台予備校の方にも言ったのだが、教員を1年間やって、「あっ、このように展開していけば、思考力を問うことが出来るな!!!!!」とひらめくのはせいぜい3つか4つである。この頃数年間、考え続けていたので自分が持つ思考力ネタは10ッ個くらいには増えたが、この程度である。つまりは、「共通テストは3~4年で限界がくる」とワタシは思っている。大学入試センターは大手予備校の作成する“模試”と問題が被る(かぶる)のをとても嫌うので、模試まで含めると思考力問題は年間50個は作成されると考えられ、そんなに、「公民」の中に存在することはないとの結論だ。
 事実、6月のB社(Eポートフォリオの解散でまたまた癒着が話題になっている)の共通テスト模試では、さんざん授業中に考えさせたネタがそのままずばり出題された(選挙ネタ)。


 ともかく、昨日までの3日間で、「思考力ネタ」が一本できた。これから学校で教材を整理しようと思う。
読者のみなさんには、そのAL授業のきっかけだけをご披露。
第41条 【国会の地位、立法権】  国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。問①(主発問)

とありますが、これは本当なのでしょうか?
問②
三権分立という理念とぶつかりませんか?


問A(主発問)
「唯一の」という言葉は、たった一つの例外だけで崩壊します。
憲法は、この「唯一」という絶対語をどのように克服しているのでしょう。


考えてみてください。
じゃあね バイバイ。

youtube動画

著者: tommyjhon
2020年8月25日 05:18
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。



動画だけをアップしました。
その中で、主宰から、“マスクドティーチャー”の画像が写っていないので何とかしたい”という要望があったので、急遽
マスクドティーチャーの画像を貼り付けます。
その1上品バージョン
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その2下品バージョン
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一挙に増えたファンの皆様
「名前をつけて保存」しておいてください。


Received — 2020年8月24日 tommy先生の「世相を斬る」

リアル先生としての対談

著者: tommyjhon
2020年8月24日 05:36
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、
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この、イベントが土曜日に行われた。
子供達が休校中にZoomで授業を提供し続けた試みである“おうち先生”の最終回として行われた、“おうち先生”vs“リアル先生”対談。








第一夜と第二夜は、Youtube動画で公開されている。この第三夜として登場したのが、ワタシ。
主宰の小泉君が忙しいらしく、まだ動画公開は先らしいが、お待ちしてます。


 主宰の方に本当にお礼をいいます。ありがとうございました、m(_ _)m。
本題は、オンライン授業に対しての反対意見ということであったが、中身は、“ワタシの教育論”とか、“ワタシの高等学校論”みたいなものになってしまった。
 長い間、この高校教育界に身を置いて仕事をしているが、「教育論」みたいな話をすることはめったにない。しかも、シラフでやることなどほとんどなかった。アルコールが入って説教じじいに変身すると始めてしまうこともあるけれど、学校現場で話をする機会など、校長先生以外の先生は全くない。したがって、こういう場を提供してくれて、・・・・しかも、まともに聞いてくれて大変ありがたかった。教員稼業って、「まともに話を聞いているくれす対象」が目の前にいると、ついつい、要求されていない話題でも話したくなってしまうのね。
学生諸君(小学校&中学校&高校生限定)、始業式で校長先生の話が長いのは、校長が悪いのではなく、あなた達が真面目に話を聞く態度で臨んでいるからです。露骨につならなそうな態度をとると早く終わります。
 
ワタシの尊敬する作家(もうずいぶん前にお亡くなりになった)の山口瞳先生は、氏の有名な連載エッセイ『男性自身』のどこかで、・・・・・人間は誰でも、自分の一生を語ると一冊の素晴らしい小説ができあがる。これ以上の素敵な小説はない。したがって、作家の仕事とは、本人では語ることの出来ないディテール(細かな描写)を加えることである・・・・・と書いておられた。
 したがって、格好つけて“教育とは何か”と語り初めても、それはただ単純に、自分の一生のどこかでたまたま考えたことを素直に話していただけである。57歳ともなると、どこかで自分の一生を語り続けてみたい、という欲求が存在している。
 実は、ワタシは、幸か不幸かずっと長い間(ほぼ教員人生すべて)、学校で唯一無二の存在であった。別に格好をつけて空威張りしているわけではない。高校で教員をやり、しかも、教科「公民」を専門としている立場というのはだいたいが一人しかいないのである。これが、日本史の先生であったり、国語の先生であったりしたら、全く違う生き方をしていただろうし、全く違う考えをもっていただろう。しかも、「公民」という科目は、生徒や親世代にとって一番身近にある教材を使ううもかかわらず、正解のない分野でもある。・・・・・正直言えば、「経済学」という学問は半分嘘つきである。
 なので、多くの先生方と思考の組み立て方が違ってるのかも知れない。しかも、ここ数年、センター試験で「倫理・政治経済」が必修扱いされたお陰で、「倫理」とか「哲学」とかを随分勉強した。したがって、頭の中が、構造主義とか、実存主義とか、「神は存在するのか」とか、社会学とか、社会心理学とか、宗教学とかで頭が一杯になっていて、その目線で、「学校の存在」とか、「授業とは何か」とか、漠然とした問いを自答してしまうような、現代用語でいうと・・・・・・めんどくさい奴・・・に成り上がってしまっている。
 だから、自分の仕事内容を、「先生は先生だよ」「テストはテストだよ」と言い切るわけにもいかない。


あれやこれやで、土曜の夜に、(たとえひつまぶし、暇つぶしだったとしても)お付き合いしてくださった方々にあらために感謝する次第であります。
主宰の小泉君にいたっては、この機会に乗じて、ワタシのブログをほとんどすべて読み直してくらたらしい(ワタシは一度もやったことがない)。そんな酔挙を実行したのは、後にも先にも、小泉君と、3年くらい前の“県教育委員会の審問官”だけです。ほんとうにありがとうございました。


続き(何の?)はブログで回答するので、読者の皆様(視聴者の皆様)、遠慮せずにコメントください。



Received — 2020年8月20日 tommy先生の「世相を斬る」

安部晋三系の話はこれで最後にしようと思います

著者: tommyjhon
2020年8月20日 05:57
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


ということで、教育関連の記事(例えば前回のもの)の方が、反応がよかったので、おもしろ半分に貶しまくってきた我が日本の総理大臣関連の話題は、これで終わりにしようと思います。
これからは、自民党VS野党の展開の方が重要になってきましたので。
安部晋三最後の関連ニュースはこれ、
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なんと、台湾のニュース速報では、24日の月曜日に安部晋三が辞任するとなっている。
どういう情報ソースなんだ???????
日本メディアが報じないのか、それとも、台湾初のがせネタなのか? コロナ対策で成功している台湾のことだからフェイクニュースと断定するわけにもいかない。


日本の裏メディアでは、膵臓がん説だ。http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/205.html
<コピッペ>
先程、本紙「アクセスジャーナル」で安倍首相の健康不安説について、本紙に永田町の事情通から届いたトンデモ情報につき報じた。これが事実なら、当然ながら情報管制を敷いているということ。ともかくこういう重大情報が一部事情通の間で囁かれているのは紛れもない事実。

<コピッペ終了>
この記事は有料なので開いていないが、書き込みによると膵臓がんだそうだ。


そういえば、麻生の、「記者への恫喝」もあった。



本当はこの続きが面白かったのに・・・・


でも、この147日も働きつつづけたことをしっかり検証している記事もある。



そろそろ、安部晋三首相本人もお仕舞いに近づいてきた。






Received — 2020年8月19日 tommy先生の「世相を斬る」

いよいよ迫ってきて悩んでいます

著者: tommyjhon
2020年8月19日 05:47
全国の毒舌ファンの皆様 Tommyセンセです。


ということで、Fb(フェイスブック)をきっかけに、下のようなイベントにでることになった。
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https://www.facebook.com/ou.ti.teacher
 正直話せば、“しくじり先生”である。
ZOOMを使った授業などやったことがないし、勤務校で一斉にオンライン化をしたわけでもない。どちらかといえば、取り組まなかった部類にはいる。
ただし、この休校期間にずっと考え続けてきたことがあったので、それをカワイイ後輩である主宰のツッコミにあわせて吐露してしまおうということだ。


 正確には覚えていないが、静岡県下の学校は4月の始業式あたりから休校措置をうけて、5月の終わりまで登校が禁止された。最初の勢いでは、この休校措置がいつまで続くか分からず、オンラインによる授業が模索された。しかし、幸いなことに、小学校~高校までの休校はそれほど長く続かなかった。
これが、もう少し伸びるようだとさすがにオンライン授業に移行せざるをえなかっただろうが、とりあへずコロナは5月の終わりにいったん収束したように見えたので、かろうじて学校が再開されオンライン授業への移行はうやむやになった。今、学校現場でオンラインの授業が続けられているのは大学だけである。なぜ大学だけがオンラインを続けているのだろうという理由を考えれば、「小学校~高校」まではオンライン授業は不向きであるが、「大学」での学習はオンラインで十分である。ということに尽きる。
では、高校までの勉強は、なぜオンラインに不向きなのだろうか?
正直、ここが分からない。
ヒントの一つは、学校を構成するのは授業だけではない、ということだろうが、上のイベントまで3日間あるので、もう少し深く考えてみることにする(答えは少しずつ見えてきているがここに書くのはネタバレになってしまうのでやめる)


しかし、休校措置になって、“先生とはどういう存在か”と自問自答する時間がやたらと長くなった。もちろん、“授業とは何か?”とか、“学力をつけるとはどういう意味か?”などもやたらに考えた。もちろん、某県立高校(ここまできて某〇〇と名乗るのも馬鹿げているが)でしかも進学校とされる高校で勤務しているので、そこでの与えられたミッションがあるのは承知している。自分が先生と認知されその仕事で給料をもらっているのはそのミッションをそれなりに遂行しているからだろう。しかし、そのミッションも「学校に行かなくても勉強はできる」という存在を知って、ぐらぐらと揺れてくる。自分のやっていることは対価に見合っているのか?(要するに学校としての価値があるのか?)という問いに答えなければならない。



 この“オウチ先生”という取り組みは、我々リアル先生への強烈なカウンターパンチである。もっと正確に表現すれば、“リアル学校”に対するカウンターパンチになりうると思う。したがって、“オウチ先生”と“リアル学校”と真剣にリング上で打ち合えば、相手の強さも武器も戦術も理解できるし、自分の弱点(リアル学校)も鮮烈に理解できるだろうと思っている。
 
このオンライン授業(学習?、この2つは似て非なるものである)の件で、なかなかかみ合わないことの一つに、「コンテンツに残すのか残さないのか?」という問題があった。zoomによるオンライン授業の目的の一つは「集まりたいけれど集まることができない人々」向けの授業なのだが、、大きな欠陥として、時間に制限ができることと、コンテンツとして残すのが難しいことの2つがあった。
 ワタシが休講の期間中に考えていたことは、「どうせならいつでもどこでも誰でも学ぶことができる」方法である。


 それは、ワタシがブログをほぼ、20年間やっていて自覚したことによる。正直いえば、こんな社会的に影響力のない人間のへたくそな文章のブログであるから、毎日のヒット数はせいぜい1000~500の間である。ほとんどがFB(フェイスブック)関連や学校関連の読者であって、それ以外はどうしても波及しない(ヒット数を増やすだけならばもっと方法がありそうだが、めんどくさいのでやっていない)。しかし、ブログ作者だけが閲覧できる「アクセスリポート」を見ていると、変な記事に時々アクセスされていることがある。おそらく、グーグルか何かの検索エンジンで、クリックした痕跡だろう。
 ・・・・ワタシのアクセスレポートで不思議なヒットは、1ヶ月に1回くらい「曾野綾子」でヒットされていることである。
もちろん、同じことを自分自身でやっている。朝の4時~6時の時間は、ブログも書くが、それ以上に「検索」していることの方が多い。つまり、自分が生徒との対面をせずに、授業を構成するとなれば、「いつでもどこでもだれでも勉強できる」という、教育上の時間軸をぶっ壊すことなのだなと思うようになった。
 いつでもいい、だれでもいい、誰かの検索にヒットして読んでくれればそれでいいのだ。こんなことを休校中に考えていた。


そして、もうすぐ「永遠に休校中」が実現できる運びとなった。ワタシは定年まであと3年と7ヶ月である。ここから少しずつ準備をして、「永遠に休校」時代をセンセらしく過ごしたい。正直白状すれば、今からでも「永遠に休校」にしたい。だんだん頭脳が衰え、かつ教育をとりかこむ環境が凄い進化して、今の仕事(進路部長)を全うすることがかなり難しくなった。少しずつフェードアウトしていって、ブログ爺(じじい)になりたい。




 
















Received — 2020年8月17日 tommy先生の「世相を斬る」

英語の勉強

著者: tommyjhon
2020年8月17日 05:36
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


ということで、お盆のお休みの終了。昨日の某Yゼミナール個別大学入試プレの監督から、いよいよ、こころの落ち着かない生活が大学入試まで続く。


ワタシが仕事を再開したというのに、例の日本のソーリダイジン殿は、夏休みに入ったそうだ。



この記事が何とも傑作で、Twitterでも騒がれていた。
<貼り付け始め>
安倍晋三首相は15日、全国戦没者追悼式に出席後、東京都渋谷区の私邸に帰宅した。夏休みに入ったとみられる。首相は例年、7~8月に計10日間程度の夏休みを取り、うち数日は山梨県鳴沢村の別荘で静養してきたが、今年は見送る。新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、東京都の小池百合子知事が都外への旅行や帰省の自粛を求めていることにも配慮したとみられる。18日ごろまで自宅で休んだ後、公務に復帰する見通しだ。

<コピッペ終了>


なんと、日本の安倍総理の動静は、梅雨入り梅雨明けのニュース報道になってしまった。
ワタシは57年も生きてきたが、「夏休みに入ったとみられる」という表現は見たこことないぞ!!!!!! 流行語大賞特別賞ですな。


この頃のマイブログが安部晋三批判ばかりになってきて、お怒りの御仁もいらっしゃるようだが、個人的には、面白くて止められないのよ。
次に紹介するのは、これ。

<コピッペ>

 そんな安倍首相の姿勢は、各国首脳と比較しても「異様」に映るのでしょうか。海外メディアが冷たく批判しています。
Shinzo Abe accused of going AWOL as Japan tackles Covid surge
(安倍晋三首相は、日本がコロナウイルスの大波と戦っているなかで「AWOL」と批判されている:英紙ガーディアン)
The prime minister has been AWOL at a moment when bold national leadership has rarely been needed more
(これまでにないほど強いリーダーシップが求められている時に、首相は「AWOL」状態だ:米紙ワシントンポスト)


   さて、この「AWOL」とは、いったいどんな意味なのでしょうか?
   「absence without leave」の略で、「許可がない離脱」、つまり「職務放棄」「無断欠勤」などと訳されます。軍隊用語では、重刑とされる「敵前逃亡」と訳されることもあるようです。ちなみに発音は「エイウオール」です。
   他国の感染状況と比べても、日本の急激な感染拡大は「第2波の到来」を強く印象づけています。
ワシントンポスト紙は「Japan could be on the brink of a second wave. Will Shinzo Abe act?」
(日本には第2波が迫っている。安倍晋三首相は行動するのか?)
と、
挑発的な見出しを掲げています。相変わらず「緊張感を持って見守る」と繰り返す安倍首相ですが、見守るだけではなく行動で示すべきだろう、というのが海外メディアの見解です。

<コピッペ終了>


なるほど、AWOLは、
ASAPas soon as possible(できるだけ早く、至急)の略。
のような、acronym(アクロニム)の一種らしい。


ということで、今日は英語の勉強のような記事になってしまったので、
我が師匠K藤Y弘氏(時々登場する)が紹介されていた画像もお見せしよう!!!!!
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都会の女は、すげーーーなあ。








Received — 2020年8月12日 tommy先生の「世相を斬る」

1985年8月12日 日航ジャンボ機墜落事件

著者: tommyjhon
2020年8月12日 05:41


全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
といいますが、今日は毒舌ではありません、事実です。


ワタシが教員生活三十数年の中で発見した一つの真理に「戦後史は、西暦で5の倍数の時に大事件が起きる」といのがあります。
終戦が1945年、日本の独立が1950年の朝鮮戦争勃発からの一連の出来事、1955年は自民党の結成・・・・・
この真理は、2020年にの今年、コロナウィルスで世界大パニック、五輪の中止、という一連の動きで図らずも証明されてしまいました。
その中でも、日本の戦後を変えたのが、
1985年のプラザ合意です。



こいのプラザ合意で、日本は対外資産の半分を失い(アメリカに差し出した)。のちのバブル景気までもを作り出した。
このプラザ合意は、1985年9月22日
<ウィッキより貼り付け>
プラザ合意(プラザごうい、英: Plaza Accord)とは、1985年9月22日、先進5か国 (G5) 蔵相・中央銀行総裁会議により発表された、為替レート安定化に関する合意の通称。その名は会議の会場となったアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市のプラザホテルにちなむ。
会議に出席したのは、西ドイツ財務相のゲルハルト・シュトルテンベルク、フランス経済財政相のピエール・ベレゴヴォワ、アメリカ財務長官のジェイムズ・ベイカー、イギリス蔵相のナイジェル・ローソン、そして日本の竹下登蔵相である。以後の世界経済に少なからず影響を及ぼした歴史的な合意だったが、その内容は事前に各国の実務者間協議において決められており、この会議自体はわずか20分程で合意に至る形式的なものだった。
<貼り付け終わり>
この日本にとって最悪の選択となったプラザ合意を、日本政府が喜んで合意したわけではない。脅されていたかららだ。
その“アメリカからの脅し・恫喝”の原因となったのが、
1985年8月12日に起きた、日航ジャンボ機墜落事件である。
植草先生が、今日もコラムに書かれている。(毎年だ)




日航ジャンボ機の墜落原因は、はっきりいえば自衛隊機の誤射である。そしてその事実を米軍は知っていてワザと隠していた。
これだけで、日本の戦後のつじつまが合うのだ。


自分が“戦う教師”を自称したけっかけは、この事件ある。






Received — 2020年8月10日 tommy先生の「世相を斬る」

別荘地の下見

著者: tommyjhon
2020年8月10日 05:17
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


ということで、昨日は一人で別荘地の下見。引退したら、週末移住なんかを考えているので・・・・
じゃん!!!!
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佐久市にある、旧中山道望月宿。
じゃん、
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名前は井手野屋旅館
見覚えあるでしょ。
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そうです、本当の名前は、「那須ホテルという単なる旅館」



もう一度見たい映画NO1の「犬神家の一族」のロケ地です。


ぐるっと八ヶ岳を一周して
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諏訪大社上社本宮へ
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御柱なり。
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古代から変わらない森の中に、四つ目の御柱が鎮座している。
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境内の案内図。 この諏訪大社は、参道と拝殿が、一直線に結ばれておらず、なんと90°曲がっている。
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↑が拝殿。
このような神社は、謎が多い。出雲大社もそうだった。
しかも、諏訪大社は、諏訪湖を囲んで4つの神社の総称なんだが、
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このどこかのバス会社の案内図とは全く違い、丹塗り(赤色)の鳥居がない!!!!!
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これは、下社秋宮の鳥居、
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すべて、石の鳥居が黒塗りだ。
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これは上社本宮。
なぜだろう?


・・・・やはり、八ヶ岳方面で週末移住を実現し、じっくり調べるとするか・・・・・


そして、ワタシが、わざわざ県を跨いで研究調査しているのにもかかわらず、くだらない仕事をしている安倍総理。
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記者会見(記者会見だよ、国会答弁ではないよ)で、原稿を隠す気もなく見せてしまった。しかも長崎の会見では質問は2回だけだったそうだ。
もっと、まともに仕事しろよ!!!!
そして、コロナの続報。

東京の奴らがまき散らしていることが完全に証明された。コロナはGOTOによって人災に認定された。




Received — 2020年8月6日 tommy先生の「世相を斬る」

堂々と憲法違反

著者: tommyjhon
2020年8月6日 05:48
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
毒舌といいながら正論になってしまいたなあ、特に今年は!!


さて、この頃、急に話題になりだしたのが憲法53条問題。

東京新聞を貼り付けますが、昨今の新聞メディアの中で一番まともなのが東京新聞だと思います。「社会の木鐸(ぼくたく)=権力から独立し社会に警鐘を鳴らす役割」の社会の木鐸たる役割を全うしている。
ちなみに、憲法53条ってこれです。
 第五十三条
内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。
   Article 53. The Cabinet may determine to convoke extraordinary sessions of the Diet. When a quarter or more of the total members of either House makes the demand, the Cabinet must determine on such convocation.



高校生に教える時みたいにやりますが、
The Cabinet may determine to convoke  は、mayが使われているので、招集を決定することができる(やらなくてもいい)です。
しかし、
When a quarter or more of the total members of either House makes the demand, the Cabinet must determine on such convocation.
は、1/4(a quarter or more of the total members of either House )の要求があれば、
the Cabinet must determineは、助動詞がmustですので、決定しなければならない。のです。


ちなみに、the Cabinetが内閣のことです。
そして、議員の1/4以上の要求は出されているのです。
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1/4はこれ
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なので、政府が国会を開かないことは、明らかに憲法違反です。
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記事によると、普通は招集されているのです。
<貼り付け>
衆院事務局によると、臨時国会召集要求は衆院で計36回あり、召集されなかったのは3回のみ。安倍政権では2015年に召集しなかった。 
<貼り付け終わり>


そして、この画像で見ると、もう一つの重大な憲法違反があるのですが、読者の皆様 わかりますか?
答え
それは、野党の要求に、自民党森山国対委員長が対応していることです。
この53条では、
the Cabinet must determine となっているので、内閣(キャビネット)が決める事項となっております。森山国対委員長は内閣外の人間でありますから、野党の要求に応える立場ではありません。
この重大な事実を、指摘したのは前川喜平氏だけでした。
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日本人は、憲法を軽視しすぎていると思うのだけれど、責任の一端は、我々教師にあるのかもしれない。
こんなことは教科書には絶対書いていないことだ。教科書は政府の都合の悪いことは一切書かないからね。


Received — 2020年8月5日 tommy先生の「世相を斬る」

教育改革が上手くいかない理由

著者: tommyjhon
2020年8月5日 05:47
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


ということで、昨日は某B社という日本最大の教育複合コングロマリットの模試部門に関して担当者のレクチャーをうける。
 要するに、某S水東高校の前回のベネッセ共通テスト模試の出来はどうだったの?という勉強会。担当は若い入社2年目のナイスガイなのだが、なんと経歴は(小学生でも知っている)某有名国立大学。教育産業は、成長産業なのかも?
 
 今回の共通テスト模試はコロナ禍の休校開け直後~1ヶ月以内に行われた模試だった。この時期、巷で話題になっていたのは、休校中の学習の遅れであって高校業界では、3年生になって集中的に授業が進む、理科と社会(地歴公民)が一番不安視されていた。今でも高校では、理社の遅れを取り戻そうとしてこの夏のクソ暑い中で授業を行っている。
 ところが、この共通テスト模試で、各校間比較をした場合(こんな比較は某巨大教育コングロマリットでは簡単にできる)、共通テスト模試の得点で差が開いたのは理社ではなく、英数国の3科目だったのだ。つまり、1年生~2年生の学習の基礎となる部分で差がついているということ。当たり前だ。
 
 学力というものは高校1年生と時にはほとんど差がないが、高校3年生ともなると相当な差になって表れる。したがって、全国一斉テスト(共通テストのような)の結果は、後ろに伸ばせば伸ばすほど大きな差になってくる。
 幻想を抱いている高校生には申し訳ないけれど、高校1,2年の間に怠けた分は、3年になってある程度追いつくことは出来るが、追い越すことは絶対に出来ない。よく、「偏差値35からの〇〇大合格!!!!」というコマーシャルをうつ某株式会社系学習塾があるけれど、これは、もともとポテンシャルの高い生徒がたまたま偏差値35の時代があっただけで、すべての偏差値35の人間が〇〇大学に合格する訳ではないのだ。当たり前。


 このように、我々の生息する教育界や受験界というのは、現実と妄想と幻想と儲け主義と怠惰と従順さとが複雑に混じり合っているので、どうしても誤解や曲解が多い。
これらの学習の頂点にいるはずの、文科省の役人や大学の先生群もそして、それを報道する人間達(受験界では、マスコミ以外にも受験メディアが存在する、〇雪時代などはその老舗)にも誤解が多い。
 ワタシは、国が大きく旗を振った(2020迄になり遂げる)教育改革(高大接続改革)とコロナ禍の2年間を進路部長として仕事をしてきたので、今まで、相当な頭脳を使い相当に疲弊してきた。でも、少しずつ、そこに横たわる矛盾点なども理解できてきた。
例えばだ。
 
ここのサイトには、大学入学共通テストの導入による入試改革(高大接続改革)に関する端的な説明がある。別に、たまたまヒットしただけでこのようなサイトは山ほど存在する。
このサイトの中から、教育改革&高大接続改革(入試改革のこと)の概念図を取り出してみる。
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こんな感じ。
普通に見ているだけだと、別になんの特徴もない、概念図である。どちらかというとよくまとまっているのでわかりやすい図である。
しかし、この図は大きな誤りがある。
高校時代において、この図の誤りを指摘することを教えるのは、おそらく「高校倫理」だろうが、高校生で「倫理」をまともに勉強するのは1%にも満たないだろうから、ほとんどが理解できないだろう。


この図の中で、「学力の3要素」が三角形のピラミッド構造として図示されている。これは、世間一般の人が考える構図だ。
まず、「土台となる知識技能」が学力の一番下にあり、その上に「思考力・判断力・表現力」が重なり、最後に、「主体性・多様性・協働性」という問題解決能力が頂点に鎮座している。
普通は誰もがこう思う。まずは、必要な「知識・技能」を身につけて、「思考力・判断力・表現力」が徐々に備わっていき、最後に問題解決のための「主体性・多様性・協働性」が身につく者だと考える。


しかし、この図の右側には、具体的な大学入試の構図が書かれていて、しかも全然ピラミッド構造になっていない。
つまり、大学入試とは、本来の「土台となる知識技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性・多様性」をたった2ヶ月(大学入試の1月~2月)ですべてを瞬間に同時に問うのである。ここの、学習上の時間の概念は存在しない。すべてをいっぺんに問われるのであって、「知識技能の段階」とか「思考力の段階」「主体性の段階」などという積み重ねになっていないのだ。
その証拠が、日本の大学入試制の根幹をなす「合算」というシステムだ。
とにかく、日本の大学入試は、傾斜配点を用いる大学があるものの、すべでの入試科目の評価を、「合算」で行うのである。同時に、軽重をつけることなくフラットに、すべての問題の点数を合算するのである。
ここの、教育システムの「下部構造・上部構造」の理念は存在しない。たったひとつの知識の欠如が入試の合否に関わる。
これは、人間の選別(大学入試のこと)に関して、そうとう過酷で冷淡な仕組みであって、例えば
「思考力・判断力・表現力」の査定において優劣つけがたい人間を「知識技能の1点の差」で選別するのだ。
これが、本当に人間の評価として正しいとは思われない。


しかも、もっと恐ろしい大学入試システムもあって、
この概念図の中で一番上部に置かれる「主体性・協働生・多様性」などを中心に評価をするAO入試(総合選抜型)や推薦入試(学校推薦型)は、なんと!!!!!、入試シーズンの一番先(10月~11月)に行われるのだ。その人物が、同じ基準で「知識・技能」を身につけているかどうかをはかることなく行われる!!!!!!!!
これはまったく教育の構造とは逆の時間軸である。


おそらく、世間一般の人々は、「知識・技能」から「多様性・協働性」をしっかりと、ピラミッド構造として理解している。しかし、ワタシを含めて、受験産業界に巣くっている人種は、大学入試が「全部を合算する」ことを肌で感じ、その本能で生きている。
「思考力・判断力・表現力」の査定において優劣つけがたい人間を「知識技能の1点の差」で選別するのだ。
これが、大学入試なのだと、冷淡に割り切らないと、親も先生も生徒もやってられないのだよ。


ワタシは、高校生に生まれなくて本当によかった。






この歌が許される時代が懐かしい。
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