息子の結婚
2020年12月24日 05:42
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。 Tommyセンセです。
ということで、このブログを数日スキップ。日本の某所で息子の結婚式に参加するため留守にしていたためです。
もう20年もHPなりブログを更新しているし、読者の多くはワタシの勤務に関係がある方々なので、改めての紹介する必要はないかと思うが、ワタシはほぼ同業者の妻と2人の息子の4人家族で、現在は妻の母、妻、次男坊の4人と同居している。長男はA(ア)で始まる名前で、次男がI(イ)で始まる名前の奴だ。
長男Aの世代は、18歳の大学受験の真っ最中に、2011.3.11大震災を経験した世代である。最近、リクルートの営業が勤務校を訪ねてきたが、その彼も同世代であることが判って話が大いに盛り上がった。
その大震災の大騒動の中で大学に進学し、理系らしく普通に大学院に進み、理系らしく大手製造メーカーに就職した。したがって、高校卒業後一度も一緒に暮らしてはいない。でも、職場のある地で大切な伴侶を得、無事に結婚までこぎ着けてホントに嬉しいし、かつ、ホッしている。
仕事柄、「将来なりたい職業」ってものを生徒達に聞くことがあるが、“先生”が父親であったりすると多少なりとも影響を受けるはずなのに、我が家の息子達は全く影響を受けなかった。
不思議だ。
ワタシは、根っからの文系で読書も大好きな人間で家にも〇〇〇冊の蔵書があるのに、長男Aはほとんど本を読まず、当然のごとく理系を選択し、得意な教科は数学&物理だった。
不思議だ。
ただし、ヤツの“イケメン”風の顔立ちはワタシ由来のものであり、これは全然不思議ではない。ワタシの顔立ちは案外整っていて、目もぱっちり、口元も魅力的なのだ。ただし、ちょっとアンバランスなだけである。
そして何より長男Aは真面目な男である。口にだしたことは必ず実行するタイプの人間だ。そして、この性格はワタシに似ていると思う。
ワタシ自身、変なヤツであることは自覚しているが、それは行動や、服装、考え方が変であって、生き方に関しては真面目そのもので、仕事にしてみても、案外、生真面目にコツコツと将来のことと現在のことを考えながら続けてきた。
今も書き続けているこのブログに関しても、HPを運営し始めた20年前に、ある先輩教員から「日記は更新が命」と言われて、それを忠実に実行してきただけである。遊び人であることも自覚しているが、某百人一首界の全国事務局長だって9年も続けてきたし、頼まれた仕事は断らずにやってきた。学年主任も教務部長も進路部長も、決してワタシに向いているわけではない。機械も疎いし、記憶力もそれほどでもないし、生徒に人気があるわけでもないし、統率力があるわけでもない。でも、「他にやる者がいないから」という理由(つまり消極的理由)で仕事が回ってきて、それを生真面目にゆっくりと周りのご意見を伺いながら、ビクビクしながら“後ろ指さされないように”仕事してきただけである。
こんな感じが遺伝子として受け継がれるならば、ヤツもきっと将来悩み続けるだろうなあと心配する。
ただ今、某進学校で進路に関するそれなりの責任ある立場だから、「しっかり努力して、最後まであきらめず、大学受験に突き進みなさい」などと口にしてはいるが、本音のホンネを言わせてもらうと、教えたみんなが無事に結婚して、家庭を持ち、子供を育ててくれればそれが一番いいと思う。 大学の現役合格も嬉しいが、その後の結婚報告の方がもっと嬉しい。ただし、表面的な性格はひねくれているので、初詣で偶然に元生徒と鉢合わせして、そこに彼女なり奥さんがいて、「もうすぐ結婚します」とか「ワタシの妻です」とか紹介されることが何度かあるが、その時は「今からでも遅くはない、考え直しなさい」とご挨拶することにしている。これは許してね。
「結婚だけが人生の目的だけではない」という言葉は、近年になってよく聞かれる。逆に「そんなことだと結婚できないよ」は差別用語になり、セクハラのNGワード変化してしまった。
でも、大部分の人間にとって「結婚」は人生の目的で、生物としての遺伝的使命は「自分の遺伝子を後世に伝えること」だと思う。
政治的発言はワタシも大好きだが、人生で一番感動した政治家の発言は、小沢一郎先生の勉強会(こんな会合に参加できたのは教員人生最大の幸運だった)の冒頭で聞かされた田中角栄先生の講演会テープだった。
そこで、「国民のみんなが幸せに結婚して家を一軒持てる国、こんな国を目指す」という田中角栄先生の力強いだみ声が流れてきた。
これ以上でもこれ以下でもない。これだけだ。
今日はちょっと、親父のエッセイ風。