成績をつけています。
2022年7月15日 05:45
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、1学期で一番忙しい「期末テスト⇒終業式」の真っ最中。
成績をつけなければならない。ずっとエクセルの画面とにらめっこをしている。だんだん、画面が見えにくくなり、6と8と9の区別が出来なくなった時に仕事が終了。そんな日々がもう4日間続いている。
今年の1年生は、“新教育課程”となり、評価の方法もがらりと変わったので、先生方の誰もが悪戦苦闘している。今までは、「評価」を10段階で成績をつけて、それを5段階の「評定」する作業を行っていた。生徒に渡る成績は、「評価」の段階のものだから、10段階で示される。各教科で10や9をとると、それは相当立派な数字である。各教科の評価平均が8.6なんて人間は天才だよ。
ところがだ、1年生からは観点別の5段階評価となる。
3.学習評価の在り方について:文部科学省 (mext.go.jp) (文科省のページ)
観点は、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「主体的に学習に取り組む態度」の3つだ。
したがって、中間テストと期末テストは、問題ごとに、「知識・技能」の問題と「思考力・判断力・表現力等」の問題に分かれている。得点計算も別々にやっている。
それを、まずは、ABCで評価する。
しかもしかも、「主体的に学習に取り組む態度」を評価しなければならない。そして、これは日々の活動で評価せよというのだ。そして、この評価基準は“学校なり教員がそれぞれ工夫して”と文科省はおっしゃられた。
したがって、評価は
AAA
AAB
AAC
BBA
BBC
BAC
CBB
CCB
CCC
の9段階に分かれ、
この組み合わせで、各校独自に5・4・3・2・1と数値化される。
教員感情として、ABCの三段階評価の場面で、Aを10%、Bを10%、Cを80%とはつけられない。
結果的に、評価は、もの凄く甘い評価になってしまう。
この観点別評価の新学習指導要領認定の教科書で1学期間やってきたけれど、はっきり申し上げてギブアップ。ワタシは『公共』というよくわからない科目を担当しているが、教科書が観点別評価の基準で作られているので、極めて大雑把にできており、社会科学的正確さは、ほぼ無視している。だから、「主体的に取り組む」以前に、正確な「知識」を理解させ、「思考力」の大前提をとなる事柄を、(主体的とは全く逆の手法で)「知識」として身につけさせ、(主体的とは全く正反対の方向で)「思考する力を使うためのフローチャートをつくりあげるなければならぬ。
そして、この評価の3観点を「鼎立」させよ!という命令を文科省が作りおったのじゃ。
正直言って、「教員生活も残り1年半だから、少し我慢しよう」思うだけになってしまった。
結論は、「文科省のお役人の考えた机上の空論についていけません」となる。
しかもしかも、この1年生にも、「共通テスト」が待っている。共通テストは、“次の①~④の文章で謝っているものを一つ選べ”という問題が主流で、これは、「思考力」でなくて、「知識」でしょ。そして、「共通テスト」では、主体的な態度は全く評価されない。
どれだけ授業で頑張っても、最終的なよりどころは「知識」なんですよね。
もう、愚痴の100連発ですわ。