ノーマルビュー

Received — 2024年6月16日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人なんちゃてツーリング日記

著者: tommyjhon
2024年6月16日 09:32
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

 ということで、ついつい怠けるクセが出てしまい、3日ぶりの更新。
本日は小雨模様ながらも、昨日(土曜日)は快晴、白内障手術の後は自粛していた日帰りツーリングに行ってきました。ツーリングといっても、愛車はクロスカブ110なので、70㎞以上のスピードは出ず、高速道路(自動車専用道路)も乗れません。今回は、クロスカブ110が得意なはずの山道をトコトコ。


 そして、最終到達点は↓の展示がされている大井川鐵道千頭駅となりました。
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行程は、


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ざっとこんな感じ。
 ① まずは、自宅から国一バイパスを一気に西下して、清水インター付近まで。ここで、110CCの小型自動二輪である悲哀を味わう。国一バイパスが自動車専用道路であるために、国一バイパスから降りなくてはならないのです。
 ②交通量の多い、静岡市清水区の市街地をクネクネしながら、麻賤方面に向かい、ひと山越えて安倍川沿いにでる。
 ③安倍川沿いの道を一気に北上し、途中の玉賤橋を左折、井川方面に向かう。
 ④林道みたいな道を一気に駆け上がり、井川を目指す。ここで安倍川流域を越えて大井川流域となる。
 ⑤井川ダムで小休止。
 ⑥今度は、大井川を一気に下り、大井川鐵道千頭駅に向かう。


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安倍川と大井川の分水嶺となる富士見峠で休憩。


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富士見峠という名前のあるあるで、ここから富士山は見えない(見えなかった?)ここまで標高(1180㍍)が高いと、今の季節でも涼しい。
こっから山道を一気に下る(バイクって下りは怖い)。
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井川ダムについた。このダムの上をバイクで左から右に渡った。
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さらに奥へとダム湖は続く。観光渡船もあるらしい。
井川ダム[静岡県] - ダム便覧 (damnet.or.jp) (どうやらこれは個人的なサイトだ)


 そして、情けないことに、井川ダム付近のガソリンスタンドで給油。クロスカブは満タンでも3.5ℓしか入らないのだ。
この井川ダムから、大井川のトロッコ鉄道の脇道を下り、静岡市から、川根町(現島田市?)に向かう。
 
 このトロッコ列車の途中に、テレビCMやサスペンスドラマで有名な、奥大井湖上駅がある。
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この鉄道の駅を見るためだけに、駐車場があり、なんと満車、満バイク。
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駅を見るためには、苦行をしなければならない。かなりの急坂だ。
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この湖上駅には、歩いて橋を渡って行かれるので(当たり前だが)、駅上に土日営業のカフェがあるらしい。
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自撮りでも。
この景観を作ったのが、長島ダムという。↓
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旧に話は変わるが、このツーリングの次の日、義母の米寿のお祝いに、家族写真を撮る。小学校時代からのお友達、伊藤写真館で撮るのだが、費用は、米寿のお祝いとして富士市が負担してくれるのだ。とってもナイスな企画だ。この写真には、「ひ孫」(つまりワタシの孫)が来る予定だったのに、手足口病という子ども特有の風邪をもらって、帰省できないことになった。孫達は、機関車トーマスが大好きである。
ということで、ここまで来たら、機関車トーマスがいるかもしれない、千頭駅へ。
そして、ラインで写真と動画を送りつけて、自慢してやろう!!!!!


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 いたいた、
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 老人さん達は知らないかもしれないが、↑の左側は、日本製D51のHIROといい、日本からソドー島に出稼ぎにきている機関車という設定。
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あとは、近所の食堂で蕎麦食って帰ることにした。
 
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 帰路は、静岡市側の口坂本の温泉に立ち寄り湯。
口坂本温泉浴場/静岡市公式ホームページ (shizuoka.lg.jp)

にゅるにゅるで、気持ちイイ。


 クロスカブツーリングも案外疲れるねえ。 夜は爆睡


 


Received — 2024年6月13日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人の小池百合子に関する考察「権力を失う危機に直面すると、人間は死に物狂いになる」

著者: tommyjhon
2024年6月13日 06:43
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

 ということで、白内障手術から1週間。目薬を一日4回、4種類をささなければいけないこと以外は、日常生活を回復。元気です。
そうこうしているうちに、退職金をいただいてから、2ヶ月が過ぎようとしている。昨日までの交渉で、ほぼ、「Tommyセンセ的退職金ポートフォリオ」が完成した。
正直言うと、あんだけの高額なお金を手元に置いてしまうと、なにかすぐに使ってしまいそうなので、今のうちに預金残高を減らしておかないと不安で不安でたまらない。


 人間って面白いものだなあ。本来ならばお金が潤沢にあるほど安心するはずなのに、現実的には、お金が沢山手元(預金通帳だけどね)にある方が不安になってくる。
これって、やはり、「人間は何かを獲得するよりも、それを失う危機に対する方が、必死になる」という理論そのものだ。
ワタシは、生徒への進路指導でこの理論を発見し、様々な場面で、人にも表明していたけれど、やっぱりそうだ。
進路指導では、「一度、ある集団でトップを取った者は、そのトップを守ろうとして必死に勉強する。一度もトップをとったことのない奴は、絶対に必死にならない」と教え、偏差値よりもなによりも、集団内での順位が大切だとおしえていた。


 私自身、(安定した公務員生活だったので)お金を稼いだり増やしたりすることには、ほとんど関心がなかった。政治経済の教員を表明していたけれど、教科「政治経済」で扱うのはほぼすべて“マクロ経済”である(国民・・・・とか、国家財政とか、国際収支とか)ので、自分の資産をどうかしようとか、自分でいくら稼げるのかとかいう、ミクロの政策には無頓着だったのだ。しかし、自分の資産を守となると全く違う精神状態になる。このまま銀行に預けているだけでは、このインフレ世界ではどんどん預金の価値が目減りしているだけである。このままでいくと、「何もしていないと、どんどん資産が失われてく」状況になる。したがって、この2ヶ月、必死になって資産運用のメリットとデメリットを比較研究しながら、自分の資産を(インフレに備えて)保全する計画をたてた。自分で決めて自分で実行したこともあるが、信用出来るFP(ファイナンシャルプランナー)のアドバイスもうけた。
 要するに、「獲物を獲得することにあまり熱心ではないが、いざ獲得した獲物(今の場合は退職金)を失かもしれないとなると、命を懸けて抵抗する」という本能をむき出したのだ。


 さて、今回の小池百合子と、小池百合子を巡る思惑で動く自民党&野党、小池百合子をめぐるマスコミ(小池百合子は電通&三井不動産と義兄弟なのよ)、そして実際に投票行動にでる都民、の動きは、相当に面白い。


 さて、今の所の状況を整理すると。
① カイロ大学卒という学歴詐欺がまたも表面化した。(たぶん、彼女は卒業していない)
② 蓮舫さんという、これまた毀誉褒貶のぶれ幅が大きい、対立候補が現れた。(蓮舫さんは好き嫌いのはっきりする政治家である)
③ 自民党が表面だって小池百合子を応援できなくなった(ちなみに、自民党国会議員団で、東京都を仕切っているのは、萩生田光一である、つまり統一教会と裏金の二冠王)
④ 東京都の森林資源の保護と再開発に関して、三井不動産との癒着で、攻撃されている。
⑤ 晴海フラッグは投資目的で買われ、ゴーストタウンとなっている。元選手村「晴海フラッグ」 3割以上の部屋で居住実態確認できず | NHK | 東京都
⑥ 東京は、日本一の少子化地域である。


 この逆境に、「権力を失うことに必死で抵抗する」小池百合子がどう立ち向かうか?相当に楽しみである。実際投票する都民が、どのような行動にでるか?もかなり楽しみである。
小池百合子は、昨日の出馬表明でも、いつもの如く、わけのわからない日本語とカタカナ語の組み合わキャッチコピーを使った。
シン・小池百合子氏、受けて立つ 都知事選へ出馬表明 マニフェスト「近いうちに」 3選へ静かな船出(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

「バージョンアップさせた“東京大改革3・0”を進めていく。この覚悟を持って出馬を決意した」

“バージョンアップさせた“東京大改革3・0”って何だろね?


ちなみに、前回の選挙パフォーマンスはこれである。↓
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 “12のゼロ”だって、何一つ実現していない!!!!!!!! しかもしかも、「しがらみのない小池百合子だから出来る」とまで書かれている。
でもね、この8年間の都政で、雁字搦めのしがらみまで作ってしまった。
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三井不動産とのズブズブ人脈!!!!!!


そして、電通との持ちつ持たれつの関係。↓
電通は入札停止中なのに…大阪に続き東京でも“子会社”が事業受注の事態に批判(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

電通の息がかかったTV番組(TV局)は、小池百合子を批判しない!!!!!!!!


そうしているうちに小池百合子の都議会での独裁者ぶりが明らかになった。
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 都議会での答弁を拒否する、都知事って、民主主義とはいえない。(カイロ大学でみっちり勉強したはずなのにね)


さあ、静岡県民も大注目の、都知事選が始まります!!!!!


















Received — 2024年6月11日 tommy先生の「世相を斬る」

改造人間ハクナイダー

著者: tommyjhon
2024年6月11日 06:06
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、トヤマカズユキは、改造人間となった。




これからは、改造人間還暦ライダーとして、悪の組織ショッカーと戦うのだ。


ある日、彼は オートバイ(クロスカブ)レース出場を前に、おやっさんと特訓に明け暮れていた。しかしながら、右目の視力低下(0.02)とぼやけに苦しんで、なかなか練習タイムが上がらずにいた。
そして、とうとう悪の秘密結社ショッカーの改造手術に手を染めた。ショッカーのアジトは新幹線新富士駅近くのS眼科である。


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すさまじく白濁した右目画像。(写真では左側)



 改造手術の段取りは次のような段階を踏む。
この白濁して使い物にならなくなった右目レンズの水晶体の部分を特殊な装置によって破砕したのち吸引して掻き出す。
水晶体を覆う膜だけを残した眼球の中に人口のレンズを装着し、膜を再結合させる。


 実際に手術が行われたのは6月6日の14時10分からだ。それまでに準備やら何やらで散々待たされた。待合室の固い椅子経て、手術前の点眼用の小部屋に移動させられた。この日、8人の白内障手術が行われゆ予定で順番にその小部屋で待機させられた。手術前に7種類の目薬を、5分おきに目に入れるという。看護婦さんの、スマホタイマーがうるさい、
ワタシの順番は5番目である。ちょうど、執刀医のセンセも疲れが出てくる順番のような気もする。そんな不謹慎な事ばかり考えてしまう。
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(髪の毛を完全にガードされた。不安でたまらない表情)



 そして、分厚いカーテンで間仕切られたソファーをあてがわれる。ここで、20分待てと言われる。20分程度ならばどこで待っていてもそれほど影響はないのに、なぜかカーテンで閉じられたほぼ真っ暗な部屋で待たされる。こんな時は、周りの声がとても気になる。左隣の人も、右隣の人も、手術前のドキドキを付添人との談笑で紛らわせている。
 おっと、そもそも手術の打ち合わせ中、ワタシは付添人の件を一度も持ちかけられなかった。どういうことだ!!!!! 看護婦さんが忘れたのか?それとも独身と見られたのか? 暗い部屋から無理して外を覗くと、手術の様子がTVモニターで判るようになっている。付添人達は、これをじっと見ているのだ。もし、この件を我が女房に伝えたらきっと休みをとってでも手術の様子を見にくることだろう。職業柄、こういうことには興味津々の性格なのだ。


 次は、手術室前の部屋で、顔面固定され、右目付近を、徹底的に洗浄される。とにかくビチャビチャされてキレイにさせられる。だんだんと本番が近づき、ドキドキしてくる。ここで、血圧を自動的に測定するようにな装置をつけられた。「やばい、高血圧であることを隠していたのがばれる!!!!!」「ここで高血圧がばれて手術が中止になってしまったらそれも困る」
でも、術中に、目から血が噴き出したり、血管が破裂したりするのも嫌なので、素直に言おう。
「センセ、ワタシは通常でも血圧が高いのですが・・・」

看護婦さんが、こう切り替えしてくれた。
「術中は、誰もが血圧が高くなります。大丈夫ですよ、血圧が高くなるのが正常なんです」と。 


そして、順番が来て手術室に入ることになった。「どうぞ」と促されたが、例の車いすもストレッチャーもない。なんだ、手術台には歩いていくのか。
この手術は、眼球に麻酔を塗るだけなので、手術中も目は動き何やら光のようなものはよく見える。もちろん、執刀医先生の話し声も聞こえる。

センセは、じっと光の見える方向を見ていて下さいとだけ言った。
ものが見えつつ音が聞こえつつの眼球手術は恐怖だ。
右目の周りで異物が絶え間なく動いているのも感覚で良くわかる。機械音もずっと聞こえている。
だんだんと恐怖感が増し、手術台を握る手に力が入ってきた。自分の体が相当に緊張している。「血圧は?」「220です」というやりとりが聞こえた。もしかしたら、血が噴き出すかも知れない。もう一段、全力でどこかを握った。


 そうしたら、看護婦さんが僕の手を握り返してくれた。これで、一気に血圧が下がった(ような気がする)。なんと優しい手の温もりだろう。ワタシは、手を握ってくれている看護婦さんが、手術室にいる看護婦さんの中で、一番若くて美人な人であると信じた。そう言えば、もう何十年と若い女性から手を握られたことはないが、あの手の感触は、絶対に若い女性だ。(と、信じている)


 メスが入れられている目で見えるものが変わった。水の中で目を開けたときのようだ。真っ白くて、水滴の輪郭だけが黒く見えるようになった。たぶん、それが、新品の人工水晶体を挿入された時なのだろう。とにかく、キレイに水のようなものが見えた。


 「難しかったけど、何の問題もありません。完成です」と執刀医のセンセが教えてくれた。「難しかった?とはどういうことだろう? ワタシの目の形は人と違うのか?」
そして、このようになった。
 
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 このまま、24時間過ごすことになる。


 6月7日(金)、仕事に行く女房に車を回して貰って、病院に行く。この眼帯を取ることになった。
先生が、いんぎんに外すと思いきや、受付をしたら直ぐに、看護婦さんに呼び出された。検査室に入ると、さっさと眼帯を外される。
そこには、あの眼帯を外すときに行われる荘厳な儀式はなかった。


 我々昭和のおじさんがイメージする眼帯を外す儀式とは、
目の見えなかった薄幸の美少女が、病院の外に車いすで連れてこられ、先生から「さあ、今から眼帯を外しますよ。お外は見えるかしら」と言われ、ゆっくりと少しずつ包帯が外され、「ほら、目を開けてごらん」とうながされ、「見えるわ、見える。庭のお花も、蝶々もよく見えるわ!!!!! お空はこんなに青いのね・・・・・」と喜ぶアニメや2時間ドラマのワンシーンである。


 実際は、病院の検査室で自分の手でバリッっとテープを剥がすだけだった。24時間、洗顔を禁止されられていたので、きっと皮膚は汚い。でも、看護婦さんよ、眼帯を取ってくれてもいいだろうに・・・・
そして目を開けてみる。何かあると大変なので、そうっと右目を開けてみる。「見える!!!!!!!」「よく見える!!!!!!!」「嬉しい!!!!!!」
 
 その次、看護婦さんは、視力検査へとワタシを促した。
視力検査をしてみると、0.03だったワタシの視力は、1.5へと回復していった。ランドルト環のキレスジが凄くきれいにわかる。ワタシは大きな声で、「右」とか「上」とか「左」とか答えた。
 そして、担当してくれた看護婦さんを前に、
「やった!!!! ワタシはとうとう改造人間になったのだ」と言い、両手でVサインをした。
その看護婦さんは、還暦老人のVサインに対して、カワイイVサインを両手でつくって答えてくれた。(この人が、手を握ってくれたに違いないと勝手に思った)
ふっと、胸のネームプレートを見て、この看護婦さんの名前を確認した。K●●さんという。(絶対に教えないよ)


この後、3日間、保護メガネをつけて生活しろという。しかも、寝るときもだ。
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保護メガネ



埃とか外との接触を避けるためらしい。ワタシは、ほとんどがうつぶせ寝なので、もしこの保護メガネがなければ、枕で右目を擦ってしまったに違いない。


6/10(月)、保護メガネを取ることを許され、病院で術後検査をうけた後、5日ぶりに髪を洗った。ゆっくり風呂にも入った。
手術から今まで、洗髪を禁止され、風呂もシャワーだけ、しかも、クビから上を洗ってはいけない、と指示されていたので、この風呂は嬉しかった。
頭から足の先までゴシゴシち洗い、垢をすべて洗い落とした。 やっと、人前に出られるぞ。


そういえば、この日に執刀医殿に「術中に難しかったと言われましたが、どういう意味でしたか」と聞いてみた。
センセによると、ワタシの白内障は相当進行していたらしく、水晶体が固くなっていて、破砕するのが難しかったのだという。
昨年、小型オートバイの免許をとり、そこで極度の近視が見つかり、警察官どのに、「次の書き換えでは、通りませんよ」と言われたのが、真剣に目を治そうと思ったきっかけである。
こうして、還暦老人トヤマカズユキは、改造人間ハクナイダーとなったのだ。


そして、仮面ライダーの必殺技ライダーキック
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に匹敵する、ハクナイダーの必殺技も考案した。
それは、 「必殺ハクナイダーウィンク」である。
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 これをうけると、どんな女性もイチコロでメロメロになのよ。


では、この必殺技をひっさげて、仕事復帰します。














 




Received — 2024年6月6日 tommy先生の「世相を斬る」

出生率減症と死亡者数

著者: tommyjhon
2024年6月6日 05:59
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

6月6日(木) とうとう手術の日がやってきた。朝から学校にいってトンボ帰りでクリニックに向かいます。


ということで、厚生労働省が例のアレを発表した。
令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

そして、いつものように 合計特殊出生率の低下が話題となった。
東京の合計特殊出生率が初の「1」割れ…続く一極集中に生活コスト高、少子化と人口減少が加速(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース



とにかく、都会は生活費が高くて結婚も子育ても難しい。
この東京都の出生率低下の状況を、これも今話題の東京都知事選挙に合わせると面白い。
ミド建築・都市観測所(@maekawa_net)さん / X の投稿から、
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小池都政になって以来、急坂を転げ落ちるように低下している。
この減少傾向は、ちょっとの子育て支援対策で改善できるものではないだろう。


そもそも、現在のような金儲け至上主義の社会では、結婚して家庭を持ち子育てをすることと、金を稼ぐことは、トレードオフの関係になっている。子育てしようとすれば金は貯まらないし、昔流行したDINKS(ダブルインカムノーキッズ)を貫けば、どんどん資産も貯まるような社会である。


 東京都の出生率は日本一低い。それなのに、日本は東京にだけ重要な投資をし続けてきた。きっと、外資系なんかの企業がそう仕向けたのだろう。神宮外苑の再開発は進むし、日比谷公園も再開発されるし、東京五輪も開催したし、東京都庁ではプロジェクションマッピングをやるし・・・
 ワタシの好きな番組の一つである、アド街ック天国出没!アド街ック天国|毎週土曜9時|テレビ東京 (tv-tokyo.co.jp)
で特集される東京の街は、いつも再開発でキレイになっていく。
これらはすべて、「儲かる所に投資する」という金儲け至上主義のお陰だ。
東京都に投資すればするほど、出生率は減少していく。
日本政府が、本気に人口減少を止めたいと思うならば、出生率が多い、沖縄や九州の県、などに効果的な投資を繰り返せばいいだろう。
かつては、
「首都機能機転」政策とか、地方創世の1億円とか、それでもまだ、地方の人口を増やそうとする努力をしていた。


東京に投資すればするほど、日本の出生率は下がっていくのだ。まずは、ディズニーランドの移転からかな。これは無理だとしても、せっかくリニア新幹線をアルプスをぶち抜いて通すわけだから、山梨県に首都機能の多くを移転させるとかの、地方創成事業を実行して欲しいものですな。ITで働く人は、別に東京で衣食住を満たさなくても大丈夫なんだから!!!!!!
















Received — 2024年6月5日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人、ブログ大炎上の思い出

著者: tommyjhon
2024年6月5日 05:55
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、還暦老人の教員振り返り記で書き残していたネット炎上事件の思い出。
それは、HPなどを個人で始めたごく初期の話である。
2004年に副島隆彦先生が、↓このような本を上梓した。
人類の月面着陸は無かったろう論 – 副島隆彦(そえじまたかひこ)の学問道場 (snsi.jp)

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 副島先生を敬愛するワタシは、もちろんHPでも大きく取り上げて宣伝した。この書籍以前でも、自分自身『アポロは月に行っていない』だろうと思っていた。その当時は、スタンリーキューブリック監督が、アポロ映像をスタジオで作り上げたという説を信じていた。
(今は、検索しても、その課程をパロったコメディ映画しか検索できないけど)
世界をダマせ!映画『ムーン・ウォーカーズ』/Blu-ray&DVD4月6日発売 (youtube.com)



 これらの、「アポロは月に行っていない」説を、HPで堂々と書いたら、もう一気にクレームが来た。中には、校長先生宛に電話をかけて、

「このような妄想を拡散する人間は、教員としてふさわしくない。厳重注意と謝罪をしろ」と言ってきた(らしい)。
今で言う、大炎上なのだけれど、その時以上に「アポロが1969年に月に降り立ち、月の上で人類が動き回り、アメリカ国旗を掲げ、しかも、月面から母船に戻って見事に帰ってきた」という事実を信じられない。


 もしろ、ほぼ確信に変わっている。
今現在(2024年)、人類が宇宙で活動できているのは、国際宇宙ステーションがせいぜいだ。国際宇宙ステーションは地球から400㎞離れた宇宙空間(?)で地球の周りをグルグルと回っている。
今から50年以上前、その当時の技術力で38万㎞(400㎞と38万㎞って、桁がどれだけ違うのだ????)も離れた月の上で、人類が活動していたとは到底信じられない(もっと、信じられないのは、月から帰ってきたこと)。


 今でも、教員がこのような事を書いたら、炎上するのだろうか?本気で考えたら、1969年にアメリカがやったことは、信じられないと考える方が自然なのに・・・・
ちなみに、この月着陸の偉業は、なんと!!!!!! NHKで公開されている。
月への着陸-中学 | NHK for School

この映像のスクリーンショット
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 ここに残されている画像通り、アメリカ国旗が揺れている(風にたなびいている?? 空気がないのに?)


でも2024年、(日本が見ないようにしている)中国の最新技術で、中国製の無人の探査船が月から、2024年らしいクリアな月映像を送ってくれている。
XユーザーのEast River Stormさん: 「五星红旗在月背升起!嫦娥六号既能挖土又能举旗定向,厉害了!为啥咱们的旗子不会飘动,美国的旗子会飘动啊😫😫😅 https://t.co/Cqa0Ersx2s」 / X (twitter.com)



中国、月探査機「嫦娥6号」のサンプル採取完了と月面からの離陸を発表 (sorae 宇宙へのポータルサイト) - Yahoo!ニュース

この記事からのスクリーンショット
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よく見ると、探査機の左に小さく中国の国旗が掲げられている。
この拡大画像も、先ほどの投稿からスクリーンショット
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そして、この投稿には、
为啥咱们的旗子不会飘动,美国的旗子会飘动啊 という投稿がイヤミっぽく書かれている。

日本語訳は、
「なぜアメリカの国旗は揺れるのに、私たちの国旗は揺れないのでしょうか? 」



ワタシは、中国がそれほど大好きではない。冷静に中国の技術力を評価しているだけだ。(絶対に日本は負けている、資金力が・・・・・とか、独裁政権だから・・・・・とかの負け惜しみは出来ないよなあ)
冷静に見れば、間違っているのは絶対にアメリカの方なのに、日本人はアメリカ合衆国の大嘘を擁護し続けるのだろう?


ワタシが、HPで「人類は月に行っていない」と書いた2004年からもう20年が過ぎた。今でもこのブログは炎上するのだろうか?
Received — 2024年6月4日 tommy先生の「世相を斬る」

企業の政治活動は認められているのか

著者: tommyjhon
2024年6月4日 06:21
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、例の如く、国会が揺れている。国会というよりも自民党都公明党という与党群が揺れていて、
維新の「賛成できない」表明受け自民が再び修正へ 4日にも衆院・特別委員会で岸田首相に質疑へ(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース

 この政治資金規正法の改正案が、どの党の賛成によって採決されるのかが微妙なところになっている。(これを高校生に教えるレベルでは「党議拘束」という。日本では政党の意志決定に党所属議員は逆らえないのだ)


 この政治資金規正法の根幹は、企業などの団体献金を政治家個人に対して規制するところにある。力の強い団体からの個人献金を受けてしまえば、政治家は個人として自由な政治活動が束縛されるのだ。個人から政治家個人への献金はいつでもどこでもOKだ(記載はしてネ)。ところが、この抜け穴として「政治家個人支援パーティー」なるパーティーが長年開催されてきた。パー券が一枚2万円で、多く買い集めた企業or団体は企業名を報告しようというものだ。それが5万円なのか10万円なのか?ここで、自民党と公明党がせめぎ合っていた。


 ちょっと、原理的に考えてみたい。
この政治家応援パーティーに参加するというのは、人間の政治思想の表明である。「思想良心の自由」や「表現の自由」として憲法で認められている立派な人権である。ここに何ら問題はない。しかし、企業名で購入することは、どのように認められているのか?税法上の取り扱いは、企業の献金活動を認め上での扱いとなる。
しかし、もっともっと原理的な部分、
 企業は政治活動をして良いのか? という問に関しては疑わしい。もちろん、企業にも営業の自由は認められている。だから自由なんだろうけど、企業という人間ではない団体に人権が認められているのはおかしな話で、この矛盾を克服した制度が、「法人格」である(資本主義は頭がいいなあ)。企業などに、「人格」(法人という名前)を与え、その法人に営業の自由を与え、その代わり納税の義務を負わせた(法人税など)、この法人格があるからこそ、企業も所有権が与えられているのだ。このように、本当は人間ではないけれど、人間のように扱って所有権や自由権などを認めた制度を、法人という。
 企業が政治家のパーティー券を購入することは、企業に表現の自由や思想良心の自由を認めたことになる。これは、ホントに認められているの??????
そして、企業が法人格を与えられるには、公的に社会貢献する目的を認められたわけだから、我々消費者の選択の自由を守る一環として、政治活動する為には、企業名を表明するべき(表明するのが認められた法人として当たり前)ではないだろうか?
 
 なので、ワタシの意見は、企業が団体名で政治活動応援パーティ-券を購入する場合は一枚であっても好評するべきで、しないとなると、これは消費者の選択の自由をも侵す仕組みであって、消費者主権の意味からも、隠すことは許されない、となる。


 政治家の皆さんや、メディア皆さんは、法学部ご出身の方が多そうだから、判っていらっしゃるのだろうか? 
Received — 2024年6月3日 tommy先生の「世相を斬る」

連載終了にあたって

著者: tommyjhon
2024年6月3日 08:52
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。

 ということで、前回で、「還暦老人・・・・・」を強引に終わりにした。
3月13日に教員生活第1回目をはじめ  還暦老人過去を語る。 : tommy先生の「世相を斬る」 (exblog.jp)
かなりの頻度で更新し、前回最終回とした。還暦老人教員生活を振り返るの記最終章⑤ : tommy先生の「世相を斬る」 (exblog.jp)
延々3ヶ月。よくやったと思う。


 この週末は、土曜日に最後の勤務校伊豆中央高校にお邪魔して、日曜日には母校富士高校にお邪魔した。生徒の活気ある姿と、忙しそうに動き回る先生方に出会い、こみ上げてくるものがあった。
ただし、写真は撮らなかった。この2日間は、リア充のご報告ではなく、自分自身への終わりの挨拶である。「お世話になりました」
ただ、普通に教員をやっていただけだけれど、自分自身としては、大きな幸せや小さなそれ、大きな変化と大きないざこざの連続であった。この日記中、インターネット上のトラブルに関してはあまり書かなかったが、数知れないほどのクレームをいただいた。ただし、インターネットは大きな発見を毎日させてくれて、ワタシの教員人生最高最大の恩師である。


 3月にも書いたが、「還暦老人・・・・」のシリーズは山口瞳先生(作家)のパクリである。
山口瞳 - Wikipedia

 
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 山口瞳先生は、なんと昭和38年(1963年)に『江分利満氏の優雅な生活』( 文藝春秋新社)を世に出して直木賞を受賞された。昭和38年というのはワタシの生まれた年である。ワタシがガキの頃にはもう流行作家だったことになる。その山口瞳先生の作品を高校3年の頃から読み出した。最初に読んだ作品は忘れてしまったが、『江分利満氏の優雅な生活』の題名でも判るとおり、山口先生の小説の主人公は、いつも先生ご自身である。こういう作品群を私小説という。ただ、一般に私小説というジャンルは、主人公が叶わない恋をして最後に絶望にくれる、とか、主人公の過酷な生活をルポ風に書いて社会派を気取るとか、多くは小説としてのメッセージ性が強いものだと考えられていた。
 山口瞳先生の書かれる作品はそうでもなく、本当に毎日の日常生活を描写しただけだった。こんな作風の小説に惚れるのだから、ワタシは相当風変わりである。高校・大学の生活の中で、好きな作家が山口瞳であるという人物には誰一人会うことはなかった。この山口瞳先生の生涯は、昭和38年から、一度も途切れることなく31年間もの間『週刊新潮』に連載されていた“男性自身シリーズ”ですべてわかる。男性自身シリーズをウィッキからスクショ
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 ほらほら、連載の後半は“還暦老人・・日記”シリーズになっているでしょ。
実は、随分前から自分でも“還暦老人・・・日記”はやってみたかったのさ。


 ということで、一応、教員生活とこれを記録するブログにピリオドを打ったので、これからは日記系ブログと、今まで教員生活記録としては、残してこなかった“政治経済系”のブログをやはり更新し続けることにする。こうして、朝、パソコンの前に向かえなく時まで続けるのじゃ。


 では、今週の予定。


 6/3(月) 今日から、右目への点眼を開始する。白内障手術に備えて右目をクリーンにするためらしい。学校は、代休日でお休み。生徒も休みだと、いつもの月曜日のように後ろめたさがない。午後には、我が家を建ててくれたダイワハウス工業のリフォーム担当が、定期点検結果とリフォームの見積もりを持ってきてくれるらしい。ライバルの住宅メーカーに勤めている息子の見解は、本当にリフォームが必要なのではなくワタシが定年を迎えたこのタイミングでのご提案なのだという。さすがに、もちはもちやだ.目の付け所が違う。もう少しでリフォームにサインするところだった。
 
 6/4(火) 授業が4時間もある。週2回、全4クラスを担当しているのが「公民」なのだが、これからの2週間、清水西高校の文化祭(ともえ祭、という)の関係で、週1回しかない。ともえ祭が終わると、もう期末テストの声が聞こえる。


 6/57(水) 愛車クロスカブ110。クロスカブ50 / 110 | Honda公式サイト
のちょっとしたカスタマイズを予定。いよいよ、夏休みはツーリングで一泊じゃ!!!!!


 6/6(木) 右目白内障の日帰り手術。人生2度目の手術、しかも、それらはすべて顔面。ワタシはどうも顔面の組織が弱いらしく、学生時代に、顔面神経麻痺を起こして2ヶ月間の間、右半面が動かなくなった(これは電気治療で完治した)また、これも大学生の時だったけど、下唇に腫瘍が出来て、摘出手術を3回やった。2回の手術では全摘できずに直ぐ再発してしまったので、静岡済生会病院でしっかりと2泊3日で手術した。清水東高校時代は、ものもらいで目が見えなくなり学校を休んだこともある。


 6/7(金)~6/10(月) 清水西高校のともえ祭。一般公開が8日であるが、ワタシは自宅療養。医者に、白内障は日帰り手術だがその後3日間は活動禁止だと言われた。だから、授業のないこのこの日程を選んだのさ。




 さあ、これが人生最後の手術となるか?それとも、臓器を切り刻まれる老人生活の本格的スタートとなるか、お楽しみはこれからだ。
続く。


 


Received — 2024年6月1日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人教員生活を振り返るの記最終章⑤

著者: tommyjhon
2024年6月1日 06:41
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、このシリーズの最後を書き上げて、伊豆中央の清流祭に遊びに行きます。
【公式】静岡県立伊豆中央高等学校(@izuchuo_hs_official) • Instagram写真と動画



教員生活をまずは、10行で振り返ろう。
①それほどのも強い意志のないまま、周りの人(特に、当時付き合っていた彼女)に流されて教員になってしまった。
②でもなったからには、高校時代から始めた競技かるたの世界で「高校日本一」の生徒を育てようと決意した。
③かるた部のある長泉高校に赴任するまで、6年間かかった。でも、その間に結婚ができ、子どもにも恵まれて家庭生活の基盤を築くことができた。
④家族を作るのと、かるた部の指導をすることの順番が逆になったいたら、ずっと独身だったかもしれない。(こういう人は実際にいる)
⑤高校かるた日本一は、長泉高校と富士高校で達成した。記録を辿ってみると、富士高校に在籍していた最後の4年間、全国選手権では東京都暁星高校以外に負けていない。憎たらしいなあ。
⑥学年主任とか、進路課長などを任されたとき、やはり競技かるたの世界で培養された「勝負に勝つ」というエネルギーがその分野でわき上がってきた。
⑦実現可能な勝負は倒せそうな対戦相手を決めることが必要だ。
⑧それは、国公立大学の数であったり、旧帝国大学の数であったり、京大の現役合格者数であったり、抱える生徒の度数分布を分析することからはじまる。
⑨本当に偶然だと思うが、伊豆中央高校はワタシにいい死に場所を与えてくれた。進路課長として上手くいけば心地よく教員人生を終えることが出来る。


ということで、伊豆中高校での最初の2年間、
 国公立大学の合格者数は、43人⇒53人と上がった。伊豆中央高校の学校目標では、国公立大学合格者数を25%と謳っている。200人定員ならば50人だ。なので、最後の年、令和5年度卒業生(令和6年入試)の目標は60人じゃ。そして、長らく旧帝大(東北や名古屋など)に合格していないと聞いていた(記録でさかのぼれない)ので、旧帝大にも合格者がでるといいなあ、これも目標にしよう!!!!!


 実はこの学年の3年生は、ワタシが伊豆中央に赴任してきた時の入学生である。その時には1年部副担だったので、生徒達には「ワタシも残り3年の教員生活、君たちも3年間の高校生活、ともに有終の美を飾ろう!!!!!」といっていた。
だから、校長先生から「貴方の世代から、希望すれば定年が延期されるよ」と打診があった時は、即座に断った。この3年生と共に誓い合ったことを裏切ってはならない。


 長い間、進路指導をしてみて、受験で一番重用なのは2月であると気づいていた。1月のセンター試験(共通テスト)や入試検討会くらいまでは、「勉強しなければならない」という雰囲気なり空気なりに支配されているので、どんな奴でもそれなりに勉強をする。実際にどこの学校でも、秋に推薦入学などで合格した生徒でも、センター試験(共通テスト)は受験させるという方針で指導している。
ところが、2月になると、生徒は学校に来たり来なかったり、周りは勉強する奴もいれば、何もしない奴もいる。中にはアルバイトに精を出す人間がいるかも知れない(禁止しているいないは関係ない)。全体で醸し出される「勉強しよう」という空気は一気に消える。
でも、よく考えれば2月の勉強科目は、3~4科目でいいのだし、大学によっては2科目でも十分合格できるのだから、2月の過ごし方によって、合否は相当変わる。受験は、勉強した生徒の学力が伸びていく段階から、勉強をやらない生徒が脱落していく段階になるのが2月なのだ。脱落する者の中には、諦めた生徒以外に、もう進学先が決まった生徒も含まれる。


 ところが、2月の生徒に対する過ごさせ方が、高校によって大違いなのだ。2月22日まで、みっちりと講座を設けている学校もあれば、2月の初旬で家庭学習に入りあとは自由登校という学校もある。2月22日まで講座を開設している学校であってもくる生徒がまばらだったりする。富士高校の3年学年主任の時、生徒はみんな最後まで学校にきて授業を受けていた。清水東高校では自由登校という言葉を学校の行事からなくした。
伊豆中央でも、教務課の時間割担当の先生が協力してくれて、2月22日までの3年生の授業を確保してくれた。授業と言っても中身はその先生任せで、生徒の出欠もならないのだけれど、「毎日1時間目には、化学の先生が教室にくる」「毎日4時間目は数学の宿題を出さなければならない」とか「英作文の添削をしてくれるのは3時間目だ」という生徒側から見た感覚は、2月をリズム良く勉強することに大きく貢献した。
 後は、結果を待つのみである。ここで上手く合格者がでたら、3年部の先生の大きな経験になるし、2月も授業のシステムが結果を残すことが証明される。
ということで、気分良く伊豆中央で進路課長の役を終え、退職ができたのさ。


 受験生って、基本的には「頑張ろう!!!」とか「勉強しよう!!!!」という意気込みを持っている。そういう人間に対して「頑張れ!!!」とか「勉強しろ!!!!」というのは、愚かしいと思う。ワタシ達教員の仕事は、「頑張れ!!!!」とかの声をかけることではない。
ワタシ達教員の仕事は、「自然と頑張ってしまう環境」をつくることであるし、「自然と大学に合格してしまうシステム」を構築することである。
この典型的な例が、進学高の2月の過ごし方であって、「あとは、個人のやる気」ですます学校と、「2月も自動的に登校して添削を受けてしまうシステム」をもつ高校では大違いである。


「自然と目標達成してしまうシステム」を構築した部活動は、強い。「自然とやる気がでてしまうクラス」の担任の声かけは、上手い。「自然と勉強してしまうシステム」が出来上がっている学校は進学に強い。
 教員人生が、副担任と部活顧問⇒担任と部活顧問⇒中間管理職っぽい仕事⇒課長と成り上がってく中、常に考えていたのは「システム(構造)」である。言っておくが構造と役割分担は違う。進路課長や教務課長の仕事を、単に先生方の役割分担と勘違いしている方も時々おられるが、それは浅はかだ。
教員だって、「自然と頑張ってしまうシステム(構造)」とか「自然と上手くいくシステム(構造)」とかがで働くと気持ちよく働けるものなんだ。
 教科指導だっても構造論を貫いた。ワタシは公民なので、「公民は10月かスタートすれば十分だ、英語や国語、数学は、料理に例えれば煮込み料理であって何十時間も手を加えなければ美味しくならないが、公民はチャーハン的な科目であって本番のテスト前に、大火力の鍋でガーっと作った方が美味しいのだ」といつも言っていた。
(実際のところ、公民という教科は積重ね的な勉強が必要ない)


構造を考える(変える)ことによって大きな変化をもたらす。というキャッチフレーズは、近年「行動経済学」で大きく取り上げられた。


この一連のCMは、3年部の若手先生が、学年集会で使ったものである。(わかってるじゃん!!!!!)・・ということでワタシの仕事も終わった。


ワタシは、倫理分野で学習するレヴィストロースやミシェル・フーコーを学んでから、この構造という言葉に目覚めた。
ワタシにレビストロースを紹介してくれたのは、内田樹先生のHPである。
内田樹の研究室 (tatsuru.com)



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 読書するって重要なことで、読書は行動を変えるのよ。
ちなみに、内田樹先生をしたのも、パソコン上であって、ワタシは本当に実生活でであった先輩の先生方にも深く感謝申し上げるが、パソコン上の先生方、活字上の先生方にも感謝申し上げる。ワタシの教員生活を支えてくれたのだ。




では、この「還暦老人、教員生活を振り返るの記」を終わります。カッコよく書くと、・・・・とを祈念して筆を置く。
次回からは、毒舌日記に自動変換。








Received — 2024年5月31日 tommy先生の「世相を斬る」

緊急打電、日本で暴動が起きる恐れ

著者: tommyjhon
2024年5月31日 07:15
全国の毒舌ファンの皆さま おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、好評連載中の物語は休載して、今日X(旧Twitter)で目についた記事を紹介。
町山智浩(@TomoMachi)さん / X (twitter.com)

から教わりました。
森友関連文書、財務省が再び不開示 「公共の安全に支障及ぼす恐れ」 | 毎日新聞 (mainichi.jp)



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これは、裁判ではなく、総務省の情報公開・個人情報保護審査会が開示請求したのに、財務省側が拒否したという構図。


しかしながら、財務省側の不開示理由がものすごい。
なんと、
「公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼす恐れがある」



 この財務省持っている、森友学園問題の文書(職員が、改ざんを命令され、その苦痛に耐えられず自殺した件)を開示すると、



「公共の安全」が脅かされ、「秩序の維持に支障がある」とうものだ。
この理由を聞いただけで、財務省の文書が、恐ろしい内容のものであると白状したと同じだよ。


 しかしだ、財務省の官僚って日本のトップ頭脳の持ち主だから、語彙も我々よりも相当豊富に違いない。
不開示の理由を表明するに、「公共の安全」とか「秩序の維持」とかの言葉を使うってことは、やっぱり、素直にこの文書を開示すると、クーデターが起きたり、デモが勃発したり、政権が転覆する、おそれがあるのだろう。


・・・・恐ろしや・・・


この「公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼす恐れがある」とまで言われる文書を、見てみたい人は政権交代を求めましょう。政権が交代すれば見られると思うよ。


そして、
国民の一番の関心事である、こちらの裁判。
安倍元首相銃撃事件 3回目の公判前整理手続き 山上徹也被告も出席 | NHK | 安倍晋三元首相 銃撃

これも裁判日程がほとんど決まっていないという。

そりゃそうだ、自民党が政権の座にあり続ける限り裁判は始まらないと思うよ。
これも政権交代すれば始まる。


ジャーナリストとかメディアとかで働く人たちって、「真実を知ろう」という欲求が、その職業を選ばせただと推測される。 自民党や小池百合子の忖度記事ばかり書いてそれで嬉しいのかなあ?????


森友事件や山上徹也の真実のを知りたいと思うわないのかなあ?




Received — 2024年5月30日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人教員生活を振り返るの記最終章4

著者: tommyjhon
2024年5月30日 06:09
全国の毒舌ファンの皆さま おはようござます。Tommyセンセです。

ということで、今週末は伊豆中央高校清流祭(土曜日にお邪魔します、某F高は日曜日)
【公式】静岡県立伊豆中央高等学校(@izuchuo_hs_official) • Instagram写真と動画



この2校の文化祭をこの「振り返り記」の終わりにしよう~。きりがないから~ Teacher is over だ。


 今の某S水西高校に転勤し、深く感嘆したのは、伊豆中央高校生徒の真面目さである。逆に、伊豆中央高校に転勤して一番驚いたのは、なんと1年生の7月に文理選択をほぼ終えてしまうことである。
 高校生にとって、高校1年生の文理選択は、これで一生が決まる一番大切なことである。本当ならば、ずいぶん昔のように、文理選択など3年生でよい。といえばそれまでだが今の受験システムはそれを許してくれない。普通高校の進学用カリキュラムのことを考えると、2年生から文系・理系に分けるのが合理的だ。それでも、文理選択で一生が決まってしまうこともあり、その最終決定は、本来ならば1年生の最後の最後にしたい。
 しかし、日本の官僚制度がそれを許さない。静岡県は1月に文科省に文理選択の数を上申せねばならず、ならば、末端の高校は11月に県の教育委員会に報告しなければならない。学校が11月に報告するのならば、生徒はほぼ10月までに、自分の人生決定をしなければいけないのだ。理系から文系に移るのは比較的可能だが、文系から理系に移るのはほぼ不可能である。一度文系を選択すると、数学Ⅲと数学C、理科(物理・生物・化学)の中の2科目が履修できない。数Ⅲと物理化学の3科目が理系の必修科目で、2年生中にスタートしないと間に合わないのだ。
(ただし、伊豆中央高校でたった一人、ワタシの生涯でたった一人、文系から農学部に現役合格した奴はいた)


 さきほど、文科省に1月までに数を伝えなければならない、と書いた。しかし、なぜ日本の官僚トップが末端の高校生の科目選択の数まで把握する必要があるのだろう?
霞が関と静岡のイチ高校生になんら直接的な利害関係はない。おそらく、これは教科書制度が大きな理由だ。日本の教科書は文科省が検定を実施している。これはこれで「表現の自由」関連の問題として残るが、この官僚的な組織のおかげで、教科書会社はマーケッティングに関係なく次年度の需要供給量を見極めることが出来る。つまり、 在庫ゼロ、利益確定の商売が出来るのだ。(教科書一冊には必ず副読本一冊が付いてくる) 
 要するに、1年生の秋に文理選択を迫るのは、教科書会社と文科省の談合体質でもある。だからといって逆らう訳にもいかず、だいたいが10月に文理選択は決定する。


しかし、それを伊豆中央高校では1年の7月にほぼ決めるのだ。


どういう利点があるかというと、
①まだ、数学の授業でストレスかかかっていないので、理系をあきらめる、という事象が減る
②つまり、「夢や理想」が文理決定の最大要因となる。
その代わり、欠点は
①あまり自分の実力を知らないまま文理選択をするので、ミスマッチの出現が多い。
②能力のない生徒(数学と理科)が理系を選んでしまうと、出来ない人間として過ごすことになる。


おそらく、一般の進学校教員は、欠点のことを重視するだろう。特に文系教員は「自分は数学が苦手だった」というトラウマに病んでいいた過去を持っている。そして、ミスマッチで教員と生徒の両方が苦労した過去を持っている。
 ただ、現実は「理系の方が稼ぎが多い」という現実もそこに存在している。この格差は、30年の不況の中で逆転しさらに拡大した。バブル全盛の1980年代の花形は、文系の出来る奴らであって、理系はかなり地味な存在だった。(ワタシの同級生で、証券会社に就職し、ボーナスでBMWの新車を買った奴がいる)
 ちなみに、1980年年代のBMWは「六本木のカローラ」と呼ばれた。
“六本木のカローラ”と呼ばれたBMWの「E30」。そのワケに納得 (oceans.tokyo.jp)

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ところがだ、2020年代ははっきり、理高文低である。理系の大学院卒が「人生の勝ち組」になり、文系学部卒は就活で塗炭の苦しみを味わうことになった。我が家は、長男が理系の大学院卒で大手企業の研究職となり、次男が文系の学部卒(実際はやや違う)で大手企業の営業職となっているが、サラリー、福利厚生、ノルマ、などなど相当な違いである。(もちろん理系がお得)


 理系人間が一番あこがれる車。
トヨタ ランドクルーザー“300” | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト (toyota.jp)

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 伊豆中央の理系教員が好む車
特別限定車|Wrangler(ラングラー)|Jeep® (jeep-japan.com)(機能性が全くない)



 ならば、伊豆中央高校のように、さっさと7月に決めて
①まだ、数学の授業でストレスかかかっていないので、理系をあきらめる、という事象が減る
②つまり、「夢や理想」が文理決定の最大要因となる。

 を上手に使って「理系」を選択した方が、人生豊かに生きることが出来るというものだ。


 この選択には、「根っから文系」と「根っから理系」は関係ないけど、どちらかわからない生徒には好都合だ。
結果的に、伊豆中央高校は、全体5クラス中3クラスが理系クラスとなっている。(悪いけど、この偏差値帯でこの選択は無理がある)
現在は、全体で4クラスなのだけれど、今度は文系1.5、理系2.5となった。 数字的に言えば、「勝組を増やす」ことになるのだろう。


 ワタシが清水東高校に在籍していた時、普通科は文系3クラス、理系3クラスで長きにわたって固定されていた。本当は理系希望がもっと多かったのであるが、「数学が出来ない」からという理由で文系になった生徒も多かった。その前の富士高校では、文理混合クラスが成立していたので、清水東高校でも文系2,5、理系3.5の混成クラス編成ができないのだろうかと研究したことがあった。(教務部長としてこそこそやったのよ)
この文系2.5理系3.5案は、このようなクラス編成が2年続くと教員配置が破綻することが証明されて却下となったが、伊豆中央高校では、なんの障害もなく文理混合クラスができる。 これは中~小規模の学校の大きなメリットであろう。


伊豆中央高校が、なぜ人気がないのかわからない。一般には、伊豆チューが掲げる「文武両道」という生き方から中学生がどんどん離れている、と言われる。しかし、「中小規模校からの進学システム」に関しては、相当なポテンシャルを現実に持っている。
例えれば、こんな車に近い。(進路課長のOセンセ、よろしく頼みます)
2008 ABARTH 500|アバルトの歴史を刻んだモデル No.074 | ABARTH SCORPION MAGAZINE

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・・・・今日は、先生向けのブログになってしまった。












Received — 2024年5月28日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人教員生活を振り返るの記最終章3

著者: tommyjhon
2024年5月28日 04:33
全国の毒舌ファンの皆さま おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、伊豆中央清流際まで、あと4日
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さて、死に場所としての伊豆中央高校の進路課長。今日は、何回も訪れる「進路課長講話」の件。


 3年部では当たり前だが、1,2年部からも依頼が来る「進路課長講話」、とうとう最後の方はネタ切れで正直困ってしまった。
それでも、どうにか生徒をひきつけなければならない。


 学年の最初の方では、風船を小道具として使った。
「ここに、一つの風船があります。」
(ただ、一つの風船を手に入れるのはかなりの手間で、ヒャッキンのお店で60ケ入の風船を一袋買ってしまった)
「一度膨らませます。もう60歳の老人ですので、案外気合を入れないと膨らみません」
「せーーーーのっ」
やっとのことで、目一杯まで膨らませる。
「では、この風船の空気を一度抜きます」
「ぷしゃー」
そうしてから、同じ風船をもう一度膨らませる。
「萎んでしまったので、もう一度、膨らませる」
「ブオーーーーーーン」
「今度は簡単に膨らみましたね」


「ハイ、この通りです。ワタシ前々から考えていましたが、風船を膨らませる場合、一番最初が一番大変で、一番エネルギーを使います。」
「でも、その次からは、簡単に同じ量を膨らませることができます。」
「勉強も、同じことだと思います。先生方は、経験があるので後ろで頷いてくれてますけど、一度、思いっきり勉強してしまうと、それ以後は、同じ時間同じ量の勉強が、楽にできるようになります。」
「さあ、これから本格的な勉強をしようとしているみなさん、最初に一番長く多くやってみなさい。少しずつ量を増やそうと思ってもそれは精神的なエネルギーを浪費するだけです。脳は風船と同じです。まずは、脳の容量を大きくしてしまうこと、これからはじめさない。」


こんな感じ。


模試に関しては、
「模試は、自分の学力を測るものではありません。(少しはその意義もありますが) 模試は、初出の問題を5000円で買うことです。5教科なら1科目1000円。まあ、やや安めの問題集です。いつもは、授業の進度応じて、学力の定着を調べるために模試を使いますが、3年生の希望者による模試は、問題を手に入れることが、大事なのです。突然、手にするやや難問。これをどのように攻略していくかの練習です。大学受験用の模試なので、今の自分には荷が重いと後ずさりする君たちは、練りに練った高級問題集を買うチャンスを逃すことになりますよ」


受験勉強って何ですか?という単純な問いには、
「模試の復習をみっちりやることです。模試の復習って、時間がかかります。本気になって取り組むと簡単な教科でも2時間くらいかかります。そうするとルーティーンの勉強以外に1週間で10時間から15時間くらいの勉強量が増えます。これを受験勉強といいます」


基礎基本て何ですか、
「基礎基本とは、最初からやり直すことではありません、難しい問題にぶつかって、それを克服するために、その問題の構造を理解することです。そうして基礎基本が何であるかをわかることです。」
「基礎基本からやり直すのではなく、基礎基本が何なのか?を発見することです」


①具体的な方法論
こういう話もあった。、
 「先生、数学が苦手なんですけど・・・・」
それはね、家で数学の勉強を後回しにするからだよ。一番最初に数学から初めていけば・・・・勉強は、無意識に苦手なことを避ける傾向があるので、計画の中で、取り組む順番をきっちり決めておくことが大切だ。理想的な形は、月曜日「英数国」火曜日「数国英」水曜日「国英数」とローテーションを組むことである。(学力の高い、進学実績の良い高校は、月曜日が数学の単元テスト、火曜日が英語の週テスト、水曜日が国語の「実践トレーニング」(通称、じっとれ)の小テスト、と曜日ごとに重要なテストがあり、この科目ごとのローテーションが構造的に仕組まれていた。(テストばかりで子供が可哀そうだ、とこぼす親がいるが、勉強の強弱を作るトレーニングなんです。)


②ターゲットを絞る 

 生徒の上位10%は、たぶん聞いていない。それは自分なりのモチベーションと自分なりの方法論が確立されている生徒なので、相手にはしていない。生徒の下位10%もたぶん聞いていない。彼らは最初から受験に向いていない生徒なので対象外だ。講話の基礎基本は“ターゲット層を絞り込むことである”(富士高でも清水東でも、成績層別の講話をやったことがある。


③受験の構造を理解させる
 例えば国公立大学の受験。これは、共通テストと個別試験に分かれていて、しかも、「自己採点・業者判定」という中間発表がある、摩訶不思議な構造をしている。このシステムを上手につかうと、国公立の定員が最上位から最下層まで、きっちり組み分けられて全員合格できる構造なのだ。というようなこと。
 例えば、3年生になると授業がつまらないという。これは、授業の目的が、授業と授業の間の家庭学習コントロールに変化してきて、新しいことをやるのが授業ではなくなっているからだよ。


④偏差値にこだわらない
偏差値より度数分布、度数分布より素点、素点よりも順位。偏差値が一番、生徒の実力をわからなくする。
これは、一度教えても定着しないので、進路課長として先生方にお知らせする「共通テスト模試の速報」は、すべて素点と校内順位にした。
だって、合格結果って最終順位であるし、順位は、素点の合計値なんだから。


3年生最後の講話は、必ず「戦友論」


 ワタシは、このブログでもそうだが、「教え子」とか「先生」という言葉をあまり使っていない。生徒達に対して「教えた子」という実感はほとんどないし、「先生」というステレオタイプを演じていたわけでもない。(ブログでの自己紹介は、キャパクラ風の“センセッ”)
 普通科進学校に勤めながら、やっていたことは、「自分も勉強した」し、「生徒も勉強した」だけである。小論文の指導なんて、自分でも小論らしい文章を書いてみないと教えられない。「地歴公民」という教科指導も、相当時間の勉強をした。偉そうに話している偉そうな話は、だいたいが、偉大な先人たちや書籍から勉強したことだ。
今、あまり本を読んでも面白くない。それは、文章を読む感覚が、「文に入り込む(小説を読み入る感じ)」のではなく、「使える」という視点でしかないからだ。
「あっ、これ使えるフレーズ」という視点で本を読むと、小説なんか全然面白くもない。
なので、生徒とワタシ達は、同じ相手(受験とか学問とか)に向かって一緒に戦った(戦っている)仲間なのである。
だから、ワタシが生徒に感じる意識って、「戦友」が一番近い。部活動だと一層「戦友」感覚は大きくなる。


受験って、生徒と教員が一緒になって戦うものなんだ。


最後に(これは生徒に対して絶対言えないことだけど)、生徒に対してマウントをとることだけを生きがいにしている(しているような)先生が一番嫌いだ。
<用語解説>
「マウントを取る」とは、自分の優位性を相手や周囲に示す行為を指します。また、同じ意味で『マウンティング』とも呼ばれます。
例えば、「おまえはそんなこともできないのか」というような相手を見下した発言は、人を精神的に攻撃している状態や、マウンティングと捉えられます。


<用語解説終了>
Received — 2024年5月27日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人教員生活を振り返るの記最終章2

著者: tommyjhon
2024年5月27日 05:34
全国の毒舌ファンの皆さま おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、伊豆中央高校の進路課長時代の話。


その前に、公式インスタを張り付け。
#伊豆中央高校 - Instagram | ハッシュタグ(どこかで見覚えのあるイラストだ)
今週末は、6/1(土)伊豆中央の清流際、6月2日(日)富士高の富嶽祭と、文化祭のはしご。自動2輪の駐車スペースを空けといてね。


 さて、伊豆中央高校の進路課長を任されて2年間。一番苦労したのは、7月に開催される「きらめきフォーラム」というキャリア教育イベントである。どこの学校でもあるようで、高校生が仕事体験をしたり、実社会で活躍している先輩方(OBでなくても可)の話を聞くイベント。「きらめきフォーラム」の始まった当初は、近所のイベントホールに全員集合させて、話し上手な社会人の先輩方(議員さんや、商工会の人とか)を数人呼んでの座談会形式だったそうだが、コロナ禍で全員集合が出来ず、ワタシが引き継いだ時には、社会人の方を10人ほど集めて各教室で講話や体験をやってもらう、という形式に変化していた。この形は、イベントホールでの開催よりも、はるかに講師との距離が近く、講師さんの生き方も十人十色でバリエーションが付きそうだ。生徒たちも飽きることはないだろう。
 この10人の人選を進路課長が任される形式になっている。毎年、同じ方々をお招きするわけにはいかない。(謝礼はほぼ交通費だし)最初の年は、半分ほどは前年に引き継いでお願いし、半分ほどを自力で探した。前年度から引き継いでお願いした方の代表は、リモートワークをしている方々である。社会人の中で「ワタシはIT関係の仕事をしている」と自己紹介をする方は多いが、ワタシ達はその実際をほとんど知らない。生徒たちも、「情報学部」への希望がやたらに多い。(ここ数年で偏差値が5ポイント上がった)このIT関係の仕事って毎日何しているの?という素朴な疑問にお答えしてもらう企画である。これは生徒たちのキャリア教育とマッチしている。(自画自賛、ほとんど前任進路課長の功績)
 そして、伊豆半島は、移住希望で全国上位にランクインされる風光明媚な土地で、移住希望者にとっては、「移住候補地の渋谷」あるらしい。そうやって、外部から人気のある伊豆半島で、実際に企業したり、新しい街づくりを目指す人達にも続けてお越しいただいた。
例えば
しずおかの原石 – 荒武優希さん「合同会社so-an」代表社員 – アーツカウンシルしずおか ARTS COUNCIL SHIZUOKA (artscouncil-shizuoka.jp)

例えば
NPOと企業の協働やCSRアドバイス、プランニング - NPOサプライズ 伊豆サテライトオフィス (surprizu2012.jp)

 それでも、なかなか10人は埋まらない。
もう、こうなればやけくそで、SNSを頼りにするしかない。
SNSで探し出したのが、
まゆ|伊豆の歴史系ガイド(@mayu_egawatei)さん / X (twitter.com)

(突然メールして、内定をとりつけた)
また、旧生徒で名乗り出てくれたのが、今や予約が取れないメンタルトレーナーになってしまった。宇佐美円香さん。
宇佐美円香(うさみまどか) lit.link(リットリンク)

など。


これで、1年目を何とか乗り切ったが、進路課長最終年(教員生活最終年)もこの「人集め地獄」は続き、
よりSNS頼み、個人的つながり頼みの綱渡りだった。
「余白」を楽しむ長泉町のコワーキングスペース!学生やアーティストの交流で活気を | 静岡県関係人口情報サイト SHIZUOKA YELL STATION (shizuoka-yellstation.com)

の山田さんは、前進路課長のK先生が見つけてくれた。(たまたま、伊豆中央のOBだった)


会社概要 - ON THE WALL 株式会社オンザウォール

社長の村上哲之介君は、長泉時代の百人一首部繋がり(妹を教えていた)


駅弁ライターの望月さんは、取材も兼ねて東京から来てもらった。(昔、一度会っただけの富士高OBである、ラジオの仕事もしているのね)
駅弁ブログ ライター望月の駅弁いい気分 (ameblo.jp)



と、1年目も2年目もやっとのことで、人材を捜し歩き、何とか「きらめきフォーラム」を繋ぐことが出来た。


 他の先生方を見てみると、案外SNS嫌いな方も多い。まあそうだろう。高校では、「正しいスマホの使い方講座」みたいなとくべつ授業を毎年開催していたり、“昼休みスマホ禁止ルール”や“登校したら電源を切るルール”などが今でもある。ただ、授業中、スマホを使うなどはもってのほかだが、情報収集のツールにこれほど便利なものはない。そして、SNSスタイルでは、「何かの情報を得る代わりに、自分も発信して相互に楽しむべきだ」という暗黙の了解もあるので、先生という堅苦しい職業であってもSNSは繋いでおくべきだと思う。
(SNSを使った男女関係系の不祥事も後をたたないが、これはSNSが悪いのではなく、SNAだと発覚しやすいからだとも言える)
 ワタシは、SNSで随分仕事が楽になっている。


 伊豆中央高校の進路課長を退いて、ホントに“ホッとしている”のは、この仕事がなくなったからだ。(現、進路課長O先生、今年はよろしくお願いいたします)
この7月の「きらめきフォーラム」が終わると、仕事は一気に受験体制へと突き進んでいく。


それは次回。










Received — 2024年5月24日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人、教員人生を振り返る最終章

著者: tommyjhon
2024年5月24日 06:02
全国の毒舌ファンの皆さま おはようございます。Tommyセンセです。

 ということで、この「教員生活を振り返るの記」も最終章に突入。
2022年4月、なんと伊豆中央高校の進路課長となってしまった。理由は、転勤したてのワタシをバレーボール部や進路課で拾ってくれて爺(ジジイ)の面倒を見てくれた、K先生が静岡県内の研修所に引き抜かれたことだった。彼はワタシよりも20歳若く、若手人材登用という名目の元で数年間進路課長として苦労されていた(でも頼りになったのだよ)。まあ、コロナと急激な制度改革の中で相当な仕事量だったと思う。薄々気が付いていたことだが、某IC高校は、若手教員と牢名主教員だけがいるような学校で決して教員間の意思疎通が十分とは言えなかった。しかしながら、若手教員のスキルは相当なものでICTの活用に関しても、かなり先取りしていた。
 そんな学校で残り2年間、進路課長をやれ、という。
小説っぽくかけば、当時の管理職は、K先生の転勤がキッカケとはいえ、ワタシの死に場所を作ってくれたのだと思う。戦艦武蔵のように滅びたくはないが、戦艦大和のような最後ならば納得がいく。残り2年間、あなたに十分なポストを用意してあげるから、しっかり任務を全うして往生しなさい。というメッセージを頂いたのだと解釈した。
 だけどね、転勤して2年目で、今度は卒業生を出した経験もないところで、いきなりの要職はキツイ。「制度、仕組み、物品のある場所、フォルダ、公文書の場所」、それらを理解するところから始まった。若い教員から質問されることも多いのだが、「知らない」では済まされない。とりあへず知っているふりをしてその場をしのぎ、そこから一生懸命に調べることもあった。
 ただし、某IC高校は大学への進学率がぼぼ100%の学校である。その点に関しては同じ仕事であるので、前の勤務校や前々の勤務校と最終目標は同じだ。一般に某IC高校は地域3番手の進学校だといわれている。地域一番手は某N高校で、それは自他ともに認めるところである。次点が某M北高校という元女子高である。この某M北高校が気に入らない(関係者の皆さまごめんなさい)。なにせ、三島駅から歩いて3分という恵まれた場所に位置し、ただそれだけの理由で生徒集めが出来る。某IC高校は、この3校では一番南に位置する学校であって、伊豆半島の中で、「南」という位置感覚は、それだけ田舎であることと同義だ。おりしも日本全体が急激な人口減少中で、若者の人口が激減する中、伊豆半島も例外ではなく、例え、「逃げるは恥だが役に立つ」で全国的に有名になった伊豆箱根鉄道があるといえども、そこで生活する人々は増えていない。




そんな場所に位置するのだから、某IC高校に、“出来る連中”が集まってくるわけではない。しかし、某IC高校の卒業生たちは、地道に努力を重ね、地域では「まじめで礼儀正しく、いつも一生懸命努力する誠実な校風」という評判を得てきた。
 きっと、しっかり勉強しろ!!!!! という𠮟咤激励を続ければ、それなりの進路には合格できるだろう。


 ただし、「しっかり勉強させる」だけでは、退職まであと2年という人間として不満足だ。
そうしてたどり着いた結論は。「ゼロシーリング(天井を設けない)」。(当時は使っていない言葉だけども)
 某IC高校では、先生も生徒も、進学に関する志が低かった。それはそうだ、過去の進学実績を見てもそれほどの難関校には行けていない。国公立大学の合格実績は50人(25%)そこそこである。(進路課長になる前年は、その25%を切っていて、あまり出来ない学年だった)。しかし、長い間、進路関係の仕事をしてきて、よくわかった事実は、(露骨にいうけど)「出来ない奴は出来ない」のである。
今まで、某F高や某S水東高で勤務していたけれど、どうみても出来ない奴は出来ない。出来ないけど、高3になって急激に伸びた奴は、高1の時には出来て、それから怠け続けた奴であって、最初から出来ない奴はいつまでたっても出来ない。どこの高校でも、静岡県はきれいに輪切りにされて入学するから、入学時の学力はほぼ同じである。
しかし、受験期になると、どうしても埋まらない差がついている。これって何だろう。
 それは、順位付けと関係がある。とワタシは結論付けている。人間は、生物学的(つまりは本能的に)に、「獲得することよりも失うことを異常に嫌う。」「自分の地位を維持する時は、極めて執念深い」逆に「獲得できない獲物を、獲得することにはそれほど興味がない」というものだ。それは、原始人として何千年も生きている間に形成されたDNAだと思う。


 例えば、岸田首相。
国民の皆さま、岸田文雄なる政治家を注目していましたか?日本の歴代内閣で若いころからいろいろな大臣を経験していたが、最初から首相候補として期待されていることはなかった。菅の退陣によって、むしろ棚から牡丹餅みたいな感じで一気に総理大臣になった。国民、そして自分自身も、総理大臣になる(なるべきだ)と考えていなかっただろう。そして、今のような不人気である。普通ならば、辞めちゃう。でも、彼は総理大臣の地位にとことん執着している。かれだけではない、総理大臣って、どれだけ人気がなくても徹底的に執着するものである。歴代総理を見ても、辞任表明は、周りの人間の支持を失った(つまり、明らかに再選できない)からで、支持率が低ければひくいほど総理大事に執着する。
つまり、「総理になることは目標ではない」が、「総理になると、一日でも長くその地位に執着する」のだ(人間すべて)。


 高校生は、「自分が一番」だと思う奴ほど勉強する。「自分はダメ」と思った時点でやらなくなる。つまりは自己肯定感のみが、人間を伸ばすのである。なので、高校を楽しく過ごすには、高校1年生1学期の時点で、成績上位にはいることが絶対に重要で、そうなったら、「成績上位」の地位を失わないように勝手に努力してくれる。
どこの高校でも成績1番の奴が一番勉強するのである。
 勉強したから成績がいい、のではなく、成績がいいから勉強する、のだ。


 某IC高校に赴任して、パッと理解したのは、「先生方が、出来ない生徒を出来るようにしようとかなりのエネルギーを使っている」ことである。様々な先生像ってのがあって、出来ない奴を手厚く面倒を見ることができる先生は、とってもいい先生である。だけど、それは決して結実しない。特に、学校全体の進路指導って仕事は、学校全体の底上げであって、そのためには、「トップの生徒がどこまで頑張れるか?」「実績を残すのか?」という結果が一番重要だ。
 進路課長2年間の結果で、某IC高校は、旧帝大に合格者を出すことが出来た。(ワタシの仕事は、受けさせたことだけ)あと数年、某IC高校の生徒も先生方も、「IC 高校の成績上位者は、旧帝大を狙える」と思うに違いない。これが「底上げ」というのであって、成績下位者を減らすことではない。


 次回に続きます。
 
 














Received — 2024年5月22日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人、今後の資産ポートフォリオを考える(給料日の次の日なので)

著者: tommyjhon
2024年5月22日 05:41
全国の毒舌ファンの皆さま おはようございます。Tommyセンセです。

 ということで、今日は5月22日、昨日が給料日でした。現金受給額は約16万円(住民税抜き)です。これが60歳~65歳の年金を頂けない(しっかり払っているのに、受給年齢が引き上げられた空白の5年間)教員が、再雇用された形で受け取る金額です。
生活費としては、ギリギリでした。遊びに使った額をのぞけば、AUカードで引き落とされる額と通信費、保険料などを差し引くと、それほど残っていない。
なんで、16万円なのか?
 実は、この16万円というのが、65歳から支給される厚生年金の受給額とぴったり一致しています。
【厚生年金】40年間の平均年収が「約526万円」だった会社員は老後に年金をいくら受け取れる?(LIMO) - Yahoo!ニュース

ここには、厚生年金月額(大切なのは、この金額に国民基礎年金が含まれているということ)は約16万3千円とはっきり書かれています。
要するに、もう60歳以上の老人には、月々16万円しかあげないから、何とかそれで生活しろ!!!!!という日本政府からの強いメッセージなのですね。
 ならば、つい最近、いただいた退職金(2000万円をやや超える金額)を何とかうまく利用して、老後を安心して暮らせるようにしたい。と思うのは当然の成り行きで、只今これからの資産のポートフォリオを組むために日夜研究中。大雑把な目標は、月額16万を生活費として考え、今ある資産(ほとんど退職金)を上手に運用して月々のお遊びお小遣いを稼ぐ、というものです。自動車もあと一台は買い替えるでしょうし、家のリフォームも必要ですから・・・・・


 この驀進し続けるインフレの世の中、どんどん資産価値(現金)は目減りしていきます。つい数年前は、老後は信州八ヶ岳の麓に中古別荘でも買って、時々リゾートバイトでもしながらお気楽に暮らそうと思っていた。(今でも、リゾート専門の不動産屋から、ダイレクトメールがやってくる)でも、このインフレによって、リフォーム代も急上昇し、どうやら中古別荘は、「買うだけ無駄」になりそうです。他にいい方法はないかなあ????


 ちなみに、生命保険も必要経費としては重要で、月収が40万円を軽く超えていた時代では、「一晩で飲んでしまう程度のお金」だったので、明細など見向きもしなかったのですが、月額16万円生活となると、案外の大きい出費。実は、退職後にいち早く相談したのは、この生命保険でした。ワタシの生命保険は、しつこいコマーシャルをしていない、名前とはうらはらな堅実生保(S●●Y生命という)で、相談したところ、「お客様の生命保険は、今年の10月で満期を迎え、もうこれ以上は払い込みをいたしません。しかも、掛捨てタイプではないので、掛金を払わなくても、今後、一生、死ぬまで保証されます」というものだった。つまり、もう完璧に、死ぬ際は●00万円が確定されることになった。●00万円あれば、立派なお葬式が挙げられる。ちなみに、今、「小さなお葬式」が大流行していて、儲からなくなった一軒家のレストラン(駐車場が広いことが大前提)が、家族葬チェーン店に衣替えしているのだけれど、あれはあれで考えものである。例えば、今ワタシが死ねば、生前の顔が利くので相当額の香典が集まる。もしかしたら、葬式で儲かるかもよ(ご遺族に向かって言っている)。
 なので、満期を迎える今年の10月以降は、生命保険を払い込む必要はない。(この生保に誘ってくれた加藤様、ありがとうございました。)


 株? 株もやりますよ。(やってます、ではなく、やります)
というのは、この前の管理職面談で、ワタシに求められるものの一つに、「生徒に金融教育をしてほしい」という要望があったのです。信条として、「知らないことは、生徒に教えてあげられない」。「地歴公民」の教員としての矜持は、ポジティズム(実際に行ってみて、手に取ってみて、やってみて、結論をだす)だ。
今まで、精神的余裕も、金銭的余裕も、時間的余裕もなかったので、「株投資」だけはやらなかったのだが、ここまで言われれば、やらざるを得ない。これから夏休みにかけて、少額投資(ミニ株)が充実しているネット証券を探し出し、証券口座を開設し(まずは、●00万から、●には競技かるたで使用する札の数が入ります)、株の売買を「授業中にやる」という実験授業をやってみようと思っている。ワタシには、これ以上の金融教育は思いつかない。もちろん、株式以外の商品も教えるけれど、FX取引と投資信託は絶対に扱わない!!!!!!。(ワタシの関係者を不幸のどん底に陥れたくないので)。
 さて、ここからは公開募集です。ワタシにネット証券の取引の初歩の初歩を教えてくれる人、誰かいませんか?イメージとしては、初めてパソコンを使うようになった老人に手取り足取り教えてあげる出張サービスみたいなものです。例えば、休日にどこかのファミレスでワタシのパソコンをいじりながら、株取引の童貞を捨てさせてくれるような感じです(もちろん、男性で可、プロでもアマチュアでも可、専門家ぶって偉そうな態度をとる奴は不可)。
 火、金以外は案外と暇ですので、東海道線沿線ならばどこへでも伺います。 


これ、本気の提案です。立候補してくださる方は、様々なSNSで気軽に声をかけてください。
Received — 2024年5月21日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人伊豆中に転勤する

著者: tommyjhon
2024年5月21日 05:42
全国の毒舌ファンの皆さま おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、一回休載のこの「教員生活を振り返るの記」を再開します。


 2021年の春、清水東高校を離れ伊豆中央高校に転勤となった。
どうしても、転勤したかったワタシは、「転勤させてくれるのなら、どこでもいい。単身赴任も辞さない」と当時の校長先生に伝えていた。65歳定年制が段階的に導入されそうで、残り3年の任期は伸びそうだったが、当時は今ほど腰の具合も悪くなく物価高もそれほどでもないので、校長には、大丈夫です3年間勤めあげたら教員生活にピリオドを打ち、他の仕事でもやります。と答えた。精神的な負担も大きい、この仕事を4年も5年も続ける気力は残っていなかった。


 「単身赴任も辞さない」と伝えたのだがそれはそれで不憫に思ったのか、校長先生は、次の面談で、「外山センセ、通勤圏内を教えて欲しい、どこまでなら通勤が可能か?」と質問してこられた。ワタシは、「そうですね、伊豆中央高校が限界でしょうね」とそれほど深い意味もなく答えた。沼津商業高校(駿東郡清水町)や旧長泉高校(駿東郡長泉町)での勤務経験があったので、駿東郡、三島市、田方郡の土地感覚は理解していた。伊豆中央高校近辺ならば十分通勤できる。


 この発言がきっかけで、伊豆中央高校に決まったようなものだ。
伊豆中央高校は進学校である。ただ、付近に韮山高校や三島北高校も並立しているので、特別な俊英が集まるわけではないが、ほぼ全員が大学進学を目的に入学してくる。また、歴史も案外古くワタシが高校入学した昭和54年に開校した。卒業生は、地元に戻って働く割合が高く、市役所とか教員、警察消防などの公務員として働いているOBOGがうじゃうじゃいる(実感としてわかった)。
ただし、日本全体、伊豆半島、両方の現状の影響をもろにうけて人口減少が極度に進み、転勤したときは5クラス、今は4クラスしか募集していない。また、伝統的に部活動が盛んで、運動部・文化部とも一生懸命に活動している。


 そんな高校に転勤してみて、初めて気づいた。「この学校で僕の居場所を見つけるのは結構大変なことだ」と。トップ進学校ではないので、今までの進路指導のノウハウがそのまま生かせることはない。部活動は盛んだといっても、特殊な部活動しか指導できないワタシが正顧問になることはない。
また、新学習指導要領の完全に体得したわけではないので、ICT教材や「協同的な学び」の実践も中途半端だ。などなど、
このワタシを拾ってくれたのは、転勤当時の進路課長であったK先生である。男子バレー部の副顧問として使ってくれたり、進路課の一員として混ぜてくれたりした。聞けば私より20歳も若いという。つまり当時は38歳。傍から見ても大変そうである。進路課長という職は、半ば強引に「あれをやってくれ!!!!!」と指示することがある。周りが年上の先輩ばかりだとそう簡単に出来ない。


 したがって、転勤1年目は、1年生の副担任で男子バレーボール部の副顧問、進路課、という軽いポジションでのスタートとなった。伊豆中央高校の1年生を担当し、感慨深くもあり危機感も感じたことが、生徒が英国数理社の5教科をあまりにもフラットに考えていたことである。今までの20年間の勤務校では、「予習復習は英数国中心、理社は3年生になってから慌てる」という高校生作法があまりにも一般的だったので、ワタシとしても、1年の担当となった時には受験意識も全く植えつけず、復習させる感覚もなく、テスト作り工学(テクノロジー)も特殊なものだった。富士高校や清水東高校で用いた1年生のテスト作り工学の基本設計は、以下のようにしておいた。
①授業中は、考えさせるテーマを重視する
②授業の復習さえすればテストができるなんていう甘いテストは作らない。
③テストの時間は60分間、みっちり考えさせる。
④テスト時間中、頭脳をフル回転させて、今までの知識をすべて出し尽くして、やっと解答できるようなテストが理想だ。
⑤細かな知識は3年で十分だ。
⑥だって、勉強の中心は英数国だもの。
清水東高校から転勤するとき、実に多くのメッセージをいろんな形(色紙、カード、口頭)で生徒からいただいた。その中で、涙を流して喜びかつ感激したフレーズは次のようなことである。「センセ、お世話になりました。センセの授業やテストは、なんか他の教科で使う脳みそとは違う場所を使っているような気がして、難しくもありましたがとっても楽しかったです・・・」

 
 ところがだ、このような天邪鬼的な思考は、真面目で素直な伊豆中央の生徒には受け入れられないかった。特に1年生は、中学校の影響をもろにうけていて、テスト勉強は英数国理社の5教科をフラットに勉強するべきだと思い込んでいた。「イヤイヤ違うのよ、英語・古典・数学(特に英数)に相当な時間と体力を賭けなければダメよ、地歴公民(ワタシの担当教科)なんて、余力で十分。」などという助言は聞き入れてくれんかった。高校で特別に出来る人間は、「初出の問題にファイトが湧く」のだが、真面目で普通に勉強する人間は、「初出の問題を拒否する」のであった。
 しかし、考えてみれば、授業に関してこれほど悩むということは、他の仕事はあまりないと同じことである。
副顧問・副担任を満喫していたら、なんと、痛風にか罹ってしまった。交通事故もちょっとあったり、腰痛も悪化したり、この痛風そうどうなどがあり、1年目で精神的には楽をしたのだが、身体的には老化現象がどんどん進展していった。


 こんな1年を過ごした春、例の「1年副担任をやらせてもらうと次の年に超大変な仕事が回ってくる」の法則と、「お前がウンと言わないと、次の人事が決められないよ」の命令が、同時に降りかかってきた。当時、家族の近親者がコロナに罹患し、自宅待機であって、久しぶりに出勤した途端、この法則が発動されたのだ。
Received — 2024年5月20日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人雨を恨む

著者: tommyjhon
2024年5月20日 08:40
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。

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 ということで、本日の朝飯。ここのホテルは朝飯でも、【マイ舟盛り】が出来る。
再任用ハーフ職員は週4の勤務が可能(やりたければ週3も出来る)なので、月曜日を休日にした。月曜日の朝をリゾートホテル(本当のこのバイキングで経営を立て直した老舗観光ホテル)で迎えるなんて!!!!!! 贅沢な身分だぜ!!!!!
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 本当ならば、このルートをクロスカブ110君と一緒に回るはずだったけど、昨日から今日の雨で断念。これほど雨が恨めしいと思ったことはない。昨年の8月にバイクの免許をとって、初めてのツーリング旅行だったのに・・・・・・・・・・・・(T_T)


 でも、せっかく予約したホテルをキャンセルするのもつまらないので、久しぶりに整備工場から帰還したヤリスクロス君でドライブとなった。
【公式】伊豆下田家族旅行でバイキングを楽しむ温泉宿「下田聚楽ホテル」 (jyuraku.com)

ここのホテルの自慢は「海鮮浜焼きバイキング」なので、
誰にも遠慮せず、大好きな貝類を気持ち悪くなるまで食べた。


 とりあへず
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追加
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追加
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残骸↓
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この後に、一人焼き肉で、もっと気持ち悪く最後は最後はデザート。
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さあ、大谷さんのサヨナラヒットも見たことだし、帰るとしよう。
でもね、今日は伊豆中には寄らないよ。


 5月末の清流祭には行きます。


Received — 2024年5月19日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人コロナと戦う(清水東も転勤します)

著者: tommyjhon
2024年5月19日 06:48
全国の毒舌ファンの皆さま おはようございます。

 ということで、本日はプチ一人旅。本当はクロスカブでツーリングとしていきたかったのだけれど、明日が100%雨予報なので、残念ながらの自家用車使用。明日のブログをお楽しみにね(再任用ハーフ教員は月曜日が休みなんです)
 ならば、絶好のツーリング日和であった土曜日は
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 山岳集落みたいな所に迷い込んでしまった。気を取り直して目的地へ。
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・・・到着。信用金庫の営業バイクみたいなのが、愛車。
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定番の蒙古タンメンを
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完食。


・・・・やっぱり山梨が好き。


さて、
清水東高校で進路課長をやり始めた1年目の冬、何か中国の武漢で恐ろし気な新型ウィルスが人殺しをしているという情報が世界中を恐怖に陥れた。
この新型コロナウィルス、なぜ中国の武漢スタートなのか?、一体どこから忍び込んだのか?、どうして人間が罹患したのか? いまだに判然としない。ワタシは、アメリカ軍の新型生物兵器である説
新型コロナウイルスの“起源”特定できず 米情報機関の報告書公開 全機関が「生物兵器ではない」評価|TBS NEWS DIG (youtube.com)

が、真説だろうと疑ってます。(アメリカ情報機関の公式報告が一番疑わしい)


今、振り返ってみると、このセオリーたけは正しかった。
#新型コロナウイルス #弱毒化 #エラーカタストロフの限界 (andoc-clinic.com)

“エラーカタストロフ”というらしい。
<コピッペ>
ウイルスにとって一番理想的な状態は、「感染力は強いけど、致死率は低い」と言えます。新型コロナウイルスは変異しやすいRNAウイルスですので、そういったベストな状態になりやすい(=弱毒化しやすい)と考えられます。

<コピッペ終了>


 さすがに、2019年冬から2020年の夏くらいは、日本中が恐怖のど真ん中にいた。
2019年の大学入試はそれほど影響がなかったものの、3月にコメディアンの志村けんがウィルス感染による肺炎で亡くなったころから、日本中ビビり始め、学校は入学式と始業式を終えた直後からロックダウンに入って行った。
 各地、各学校で多くの代替授業が試みられたものの、それほど効果を上げたという報告はされず、やっぱり学校生活は、学校でこそ成り立つものだと改めて確信した。特に、厳しかったのは、小中学校が同時にロックダウンしたため、子育て中の教員がはとんど学校で勤務できなかったことである。例えZoomという機能があるにせよ、教員が学校にこられないのだから進展はしない。
 
 そしてワタシは、立場上、「大学入試はどうなるのですか」という質問を5分に1回くらいはうけていた。ロックダウン中ずっと学校で勤務はしていたけれど、それはずっと学校で情報収集していたからである。
 予備校からの情報、各大学からの憶測、有名ジャーナリスト達の見込み、などなど・・・・こういう事態になったときは、文部科学省は、絶対に声をあげない。確定するまで絶対に情報を漏らさない。
 
 自分なりに情報を集めて出した予測は、「センター試験を3月に行い、国公立大学の個別試験を4月、合格発表をGW前、私立の入試も3月」というものだった。
なぜならば、学校のロックダウンが4月~6月の3か月だったので、それくらい遅らせなければ間に合わないと思ったからだ。大学は、5月からスタートしても1年生のカリキュラムはこなせるはずである。
 政治家の中には、ここで一気に9月入学を主張した奴(たぶん欧米かぶれ)もいたが、最終的には無視された。
ところが、この目論見は完全に外れ、このコロナパニックの中でも、大学入試は通常通りやるとの(1学期中に)発表があった。
大学側はどうしても4月からのスタートにこだわりたいらしい。これはこれで一つの高い見識だと思う。しかし、日本の学校の中で一番「コロナにビビっていた」のは大学である。遠隔の授業が一番長く続いたのも大学だ。なぜだろう?
 大学入試が通常通りの日程で行われることで、進路課長の仕事はコロナに関しては(ほとんど)なくなった。忙しくなったのは教務的なことで、高校生はロックダウンのおかげで、夏休みがたった1週間になってしまった。(決して正しい選択だとは思っていない)



 ワタシ的な思い出話を一つ、
 その頃、どう見ても非科学的な「自粛警察」なる者たちが跋扈していた。ロックダウン中は、県外への異動か禁止だった。
我が家からは、1時間あれば、お隣の山梨県に行かれる。そして、当時は公園という公園が立ち入り禁止になっていた。山梨県に本栖湖という風光明媚で涼しい場所があるのだが、ロックダウン中に、この本栖湖にドライブに行って写真をとりSNSに上げた。“こういう自然に恵まれた場所でも立ち入り禁止にするのは、もったいない”と意見を添えたのだが、まんまと「自粛警察」に捕まり、「教員たるお前が、ルールを破って、どういうつもりか!!!!!!!」という書き込みとともに、ワタシの愛車の写真(静岡県ナンバー)がバズった。


 その後も、人混みではなく、風のさわやかな湖畔や海岸、森林浴のような場所でも、マスクを外せない方が未だに多くいらっしゃった。コロナに関して、日本人は社会集団としての後遺症から未だに抜け切れていない。


 新型コロナウィルスは、オミクロン株にすり替わったことから完全に弱毒化し、単なるウィルス性の風邪となった。もう、全く気にすることがないのにも関わらず、授業中のマスク装着率が50%くらいのままだ。なぜだろう?
そして、先生方の方が“マスクをしていなければいれない症候群”に関わっていて、今の勤務校ではマスク装着者が70%を超える。「科学的なこと」「真実を探求する人間」の代表者である教員がマスクを手放せないでいるこの世界は、ちょっと変だ(先ほどの、大学が一番ビビっていたという観察と少し関連がありそうだ)。
(一度決めたことを最後までやる、もしくはやらせる、ことを教育の至上の喜びであるとする特殊集団だからしょうがないのかも?)


 コロナの災いで、結果的に在校生やその保護者達の中で、受験に大きな影響もなかったし、犠牲者がでることはなかった。誰も死ななかった。
むしろ、直接影響を受けたのは、清水東高校を2021年の3月に転勤して、伊豆中央高校に行き、進路課長になった2022年からの方が影響とショックが大きかった。
伊豆中央高校での最後の2年間、ワタシは同じように進路課長になって、受験生を指導することになったが、伊豆中央進路課長の2年間で、生徒約400人(2年間の3年生)のうち、クモ膜下出血で受験を諦めた子が一人、進行性の早い癌が悪化して受験を諦めた子が一人、脳の髄膜炎で受験を諦めた人が一人、でてしまった。この3人というのは、40年の教員生活の中でも3人である。
(ちなみに、伊豆中央3年間では3人もの保護者が、癌やクモ膜下出血で亡くなった。)


 このコロナ騒動は、ワタシの気力を削って行った。なんか気持ちばかりが疲れた。
そしてこの時は、最悪の相性問題も絡んで、コロナの終わりが見えかけた2021年に差し掛かる時には、「死んでも清水東から転勤してやるーーーーーっ!!!!!!!」との思いにかられていた。今、思えば軽い神経症のようであった。ある人物の顔を見ると動悸がするような症状もでた。
 ワタシは、清水東に8年在職したが、学年主任3年間、教務主任2年間、進路主任2年間をこなした男である。しかも、普通の時期の教務主任ではなく普通の時期の進路主任でもなかった。自慢ではないが、「功労者」である。今くらい、ワタシのわがままを聞いてくれてもいいだろう。そして、今しかないのも事実であった。
その時、ワタシは57歳となっていて教員生活も残り3年となっていた。静岡県では3年間というのが勤務校の最低年限だから、このチャンスを逃したら、残りはずっと清水東にいなければならない。それは、罹ってしまった神経症が進展することと同じだ。
 「精神的な健康を回復するために転勤を希望した」のだ。


 転勤が確実になってからは、もうウキウキ気分で精神の落ち込みは回復し、転勤記念缶バッジや転勤記念ハンドタオル、図に乗って、転勤記念野球帽なども作成した。
本当に嬉しかったんだ(あくまでも精神衛生上)。転院先が、伊豆半島の真ん中で、自家用車で90分かかるなど、全然問題ではなかった。


 さあ、次回からいよいよ最後の正規教員勤務地、伊豆中央高校のTommyセンセとなります。 


 
 








Received — 2024年5月17日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人の幻企画(@かるた)

著者: tommyjhon
2024年5月17日 06:05
全国の毒舌ファンの皆さま おはようございます。Tommyセンセです。

 ということで、本日は本職(?)の競技かるたに関する振り返り。
実は、コロナのパンデミックによって、競技かるた界史上初の試みが幻となった。


 言わずと知れた2020年は、東京で2回目のオリンピックが開催されるはずだった。古代ギリシアで始まったオリンポスの祭典は、この期間だけは戦争を止めようよ作り出されたもので、肉体美を運動美を争うだけでなく、文化的な競技(展示)も多く行われていた。近代五輪(1896年、アテネ)が始まってもこの伝統は引き継がれ、運動種目だけでなく、文化的な祭典もその都市を中心に盛大に行われていた。
 東京都も、それを意識してか、「文京区のシビックセンターを中心に、競技かるたの祭典をオリンピックに合わせてやりませんか?」という企画が、全日本かるた協会に持ち掛けられていた。全日本かるた協会としては断る理由もなく、この「競技かるたの祭典」について、こそっとプロジェクトチームが結成されていた。内容は、①このタイミングでバリアフリー化に突き進む。②国際的な(インターナショナルな)競技に押し上げる。③東京都民の参加企画。④ステージの部でもなんかやる。の4点にまとまった。
なぜかしらないが、ワタシは④のステージ部門を任された(ワタシは東京都民ではないよ)。でも、東京に何度も出かけられるし、オリンピック開催に少しでも協力できればいいと簡単に引き受けてしまった。


 富士高校から転勤し、同時に本格的な指導の道からは離れた。そして「なんちゃって野球部顧問」なんかをやりながら、第三者的な視点で競技かるたを観察することにした。競技かるたは、「畳の上の甲子園」とか「骨折も時にはあるようで格闘技みたい」とか、「一瞬のスピードを争う競技」とか、「集中力と体力も必要」とか、「文化部なのに運動部」とか、文化的活動のカテゴリとはいえ、スポーツ競技と同じように形容されることが多い。
もう、百人一首競技に全く興味のない方々も、我々競技者が、百人一首中の和歌の意味を理解しているわけではないことを知っている。ワタシは競技かるたを始めて45年になるが、「上の句」と聞いて「下の句」は答えられるが、「下の句」を聞いて「上の句」を答えることは出来ない(と、思う)。百人一首競技かるたは、平安朝ののどかな雰囲気とは正反対の、体全体を一瞬にして動かす、極めて運動力学的で頭脳的なスポーツなのである。
 スポーツであるはずなのに、我々競技かるた業界の関係者は、「平安朝」的なものを追い求めてきた。京都で行われる大会にあこがれていたり、百人一首の聖地を近江神宮であるとしたり(これは仕方がないか)、和装で行うことが基本であったり、名人戦の前夜祭では、必ず「古典研究の教授」が講演会をしたり・・・・この気持ち、わからないではないものの、競技かるたルールが確立され競技大会として正式に開催されたのが明治期であることを考えると、いささか偽善的でもある。この歴史から考えれば、日本が近代化するにつれて、今までは神事とか芸事とかの範疇として受け継がれてきた催し物(相撲、柔道、剣道、弓道、など)が近代化の波によって、全国の統一組織の元で統一ルールが決められ、一律のルールのもとにフェアな競技に格上げされていった。という歴史しかなく、別に、今更平安朝の「五七五、七七」に戻る必要のなかろう。


 このような疑念からスタートしていたワタシは、競技かるたを指導していく中で、“古武術”と“メンタルトレーニング”に魅せられていった。競技かるたでは一瞬の手の動きで札を取り合う。手を思い切り早く振り切る動作が速く札を取る鍵になるのだけれど、このスピードは、大谷選手のが時速160キロで腕をふる動作とは似て非なるものである。大谷選手を、大坂なおみに置き換えてもいいし、錦織圭に置き換えてもいい。いずれとも違う。強いてあげれば、競技かるたの一瞬のスピードは、忍者が手裏剣を投げる動作に近い(見たことはないが似ていると思う)。瞬時に抜刀する居合切りとか、空手や合気道のような身体動作に近いだろう。なので、“古武術”なのである。また、
その身体動作の上にに、競技かるた特有の頭脳構造の使い方が、もう一つの鍵を握る。特有の頭脳構造とは、記憶力と集中力の2つだ。なので、“メンタルトレーニング”なのだ。
 
 この東京オリンピックの祭典の一部門として、競技かるたが加わるのならば、“平安朝”を蹴飛ばして、身体動作と頭脳構造に特化したステージを構成することは出来ないかと考えた。
そこで、身体動作と精神構造の専門家とで、「競技かるたという不思議な競技を語ろう!!!!!!」という鼎談(3人で語り合う)を構想した。突飛な考えと思われようが、ワタシの中では、一番実践的なことであると思っていた。あれよあれよという間にこの企画は、プロジェクトチーム内を通過し、具体的な企画をねることになったのだが、ワタシには2人の候補者がすでに出来上がっていた。
一人目は、古武術の達人である、甲野義紀先生だ。(この動画以外も検索してください)
この動きが、日本で一番、“一瞬の動き”に近いと思う。
この企画について、ワタシは勇気をだして、甲野先生にアポイントをとり、会いにも行き、興味を持ってもらい、2020年5月のその日の鼎談を引き受けていただいた。


二人目は、東海大学教授の高妻容一先生である。
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このプロジェクトチームの中に、御一方(おひとかた)東海大学で教えている教授先生がいらっしゃり、このメンタルトレーニングの第一人者高妻容一先生にお願いしてくださるということだった。高妻先生にも、2020年5月のイベント出演の内諾をいただいた。


3人目はかなり苦労したが、清水東高校の学校寄席で大神楽の芸を見せてくれた、鏡味味千代(かがみ みちよ)さんという大神楽師である。
国際基督教大学 Global ICU | 卒業生の声 | 鏡味 味千代

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大神楽を舞台でやるときの集中の仕方とか、技の習得のための練習の仕方などは、競技かるたの世界に通じるものである。そして、また彼女は、名門ICU(職域かるた大会A級優勝の過去がある)を卒業し、いったんOLとなり、結婚もして子育てをしながら大神楽師として活躍していることも興味深かった。


 この3人で、普通では全く考えたことのない「競技かるたという競技」をじっくり観察してもらい、このかるたの身体動作と頭脳構造がどのようにして成り立っているかを考えてもらおう。そして、ステージのMCはTommyセンセが絶対にやる!!!!!!!
これが、鼎談の趣旨であり、2020東京オリンピック文化部門の競技かるた講演会の内容であった。(もちろん、競技かるたの試合は、名人とクィーンにやってもらうことになっていた)
このステージ企画、なんと入場料が一人500円に設定された(設定した)。競技かるたを極めようという方々には、超格安チケットである(と思った)。
そして、これから著作権、肖像権のことを考えてチケットの図柄やポスターをお願いしようと思っていた矢先、東京オリンピックの延期が発表された。


 ワタシは、少しほっとした。(これから仕事がバカ忙しくなるだろうと覚悟していたので)
しかし今考えると、「やってみたかったなあ」。
でもね、もうやらないよ。この時のモチベーションは、オリンピックによってつき起こされたものであるので、今は出ない。ただし、年に一度の名人戦の前夜祭では、この方々をお呼びして、講演会や実技などのお話があってもいいと思う。
ワタシには、年に一度競技かるた最強王者を決めるイベントの前夜祭が、どうして「平安朝」研究の文学者なのか?どうしても理解できない。


次回は、清水東のコロナ時代。に戻ります。コロナのロックダウンは進路部長として迎えました。






Received — 2024年5月16日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人GTEC騒動

著者: tommyjhon
2024年5月16日 07:44
全国の毒舌ファンの皆さま おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、清水東高校で教務主任から進路部長に横滑りしている最中に、大きく教育界を揺るがしたのは、英語外部検定の一斉採用の件である。
民間英語と記述式の導入断念 25年共通テストで文科省 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

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 昨年度来の自民党安倍派の裏金事件で、ようやくお気づきになられた方も多いでしょうが、文部科学大臣の椅子は安倍派の独占状態であった。
文部科学省の歴代大臣 (mext.go.jp)

しかも、統一教会臭の豊潤な香りが一面に漂っている。
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ということは、教育で一儲け企んでいる奴らが周辺をがっちり固めていたことになる。
安倍晋三は、教育に関してもろくなをしていない。というよりも、教育関連でどうやって甘い汁を吸おうかと日夜考えていたのだろう。
安倍晋三が死の直前まで批判にさらされていたの問題を、「モリカケサクラ」という。「モリ」も教育活動関連事案であるし、「カケ」の加計学園&岡山理科大&千葉科学大学のことだ。
堂々とさらしてやる。
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安倍派は、統一教会の手法を取り入れ、「教育の分野」(協会で言えば洗脳の分野)を重要視していたのだろう


 安倍派支配の中で、文科省は実に不自然なタイミングで、英語外部検定を大学入試に一括導入すると発表した。不自然なタイミングとは、すでに時期教育課程は発表されており、センター試験も共通テストになることが決まっている時点での、外部検定導入である。官僚主導ならば、このどちらかのタイミングで行われるはずだから、この外部検定完全導入が、政治的な力学であるとわかる。(ワタシは発表時点で気づいていたので、この記述は決して後出しじゃんけんではない。)


 教育行政に政治的力学が加えられるのは、この時に始まったことではない。教育行政の方向性を決めるのは「中教審」(中央教育審議会)という諮問機関だが、この座長に民間人が抜擢された時が危ない。特に慶応大学出身の大物が座長になると、すぐに儲け話になる。国公立大学の授業料が一気に上がったのも、慶応出身の加藤寛が主役だった。加藤寛 (経済学者) - Wikipedia


 ワタシは、仕事の上では、教育コングロマリットのベネッセグループを信頼している。お世話になった方も多い。しかしながら、ベネッセグループのうさん臭さを、ある人事から見抜いた。
ベネッセ情報漏えい問題を振り返る 後に禍根を残した原田社長の記者会見を検証 | 広報会議デジタル版 (sendenkaigi.com)

この原田泳幸は、外資のIT企業や日本マクドナルドなどのCEOを歴任した人物である。こんな奴が社長になる会社とは????・・・・・・・
ちなみに、2024年においてベネッセは上場廃止となっていたのね。


 この英語外部検定の大学入試完全導入に関しては、文科省グループとベネッセグループのタッグによって図られたと思う。この外部検定導入の時期とベネッセの開発商品GTECが大きくクローズアップされた時期がピッタリ重なる。
英語能力外部検定は、老舗の英検、外資系のTOEICやTOEFLなどがあるが、これらの検定は、高校での一括実施を目的に設計されていない。そこで彗星のごとく登場したのがGTECである。
 ワタシ達は、進研模試を半世紀以上続けていたベネッセ社が開発したものという理由だっけで、このGTECを支持してしまったかもしれない。


 ワタシは、評価が大学入試に活用できる完全版GTECを導入するか否かを決めないまま、B社の営業マンの声掛けに応じてモニター実施高校となることを承諾した。そして、モニター高校の責任者として、ベネッセグループの仕事ぶりを一日中観察していた。
そして次の日、校長宛に「観察レポート」をA4版2枚くらいにびっちりまとめて提出した。レポートの主要テーマは、情報セキュリティのずさんさであって、もし、実施高校で何らかのミスが出た場合(つまり生徒の大学入試に影響が出た)、高校側、ベネッセ側、どちらに責任が帰属するのかわからない状況だというものだった。
 清水東高校は校長会の理事校なんだそうで、そのレポートは数日中に静岡県の校長連中に回覧されることになった。そして、静岡県は校長会全体として、外部検定一斉導入に反対する立場に回った。
きっとどこの都道府県でもこのような攻防が見られたと思う。結果的に、大学入試全体がベネッセのGTECを使うことはなくなった。(2024年、やはり老舗の英検が今でも主流となっている。高校時代までに英検2級を取得すると、大学入試は超お得となるよ。理系も文系も)


 ベネッセ社は、GTEC導入と同時並行で、生徒&教師&学校の同時活用ITツールとして、Classi(クラッシィ)なる商品も売り込んでいた。もう学校はICTとかIOTの世界であるべきで、学校に生徒はタブレット一つで登校する時代ですよ!!!!! と強烈な営業がかけられていた。この商品、のちのコロナ&学校ロックダウン実施において、容量不足で大失敗商品であることが露呈した。
このClassi(クラッシィ)なる商品もワタシは受け付けなかった。
「ベネッセは模試と教材だけ」の姿勢を貫き通したのだ。Classi(クラッシィ)を導入しなかったのは、富士高校で今も進路課長をなされている、O村先生が、若かりし頃「すべてのIT商品はGoogleにたどり着く」と予言されていて、学校情報教育もいずれはGoogleで賄うことになるだろうと思っていたからだ。
(これも後出しじゃんけんではない)
今や、県教育委員会お墨付きのGoogleである。なんと、静岡県では、入学時より生徒にGmailアドレスが割り当てられている!!!!!!


この連載の10回くらい前、ベネッセグループ絶賛の記事を書いた。ベネッセ社には読者も多い。ベネッセは頼りになるし、受験指導は「ハイスクールオンライン」がないと成り立たない。
しかし、原田泳幸グループは大嫌いであることで、B社対応の両面作戦を敷いたのだった。


さあ、GTEC問題が片付いたとたん、進路部長のワタシが直面したのがコロナである。(全世界が直面したけどね)
Received — 2024年5月15日 tommy先生の「世相を斬る」

還暦老人清水東を振り返る⑨

著者: tommyjhon
2024年5月15日 06:04
全国の毒舌ファンの皆さま おはようございます。Tommyセンセです。

 ということで、好評連載の振り返るの記。
これからは、2017年4月からの教務主任(部長)時代の話。
清水東高校は、サッカーや頭脳を中心に本当に多くの逸材を世に送り出した高校で、ワタシが在籍していた時にも、溢れ出る強烈な才能と個性の持ち主が多くいたが、いずれも未だに原石レベルである。
 本日は、原石中の原石、(もう少しで)ブレーク予定での芸人さんをご紹介。
なんと、自作のプロフィールがWEBページに残されている。
佐野寛の年収は?彼女はいるの?整形?性格は悪い?気になる経歴 | ブログ (ameblo.jp)

佐野寛という奴で、高校時代は生徒会長を務めていた。 主要なSNSはX(旧Twitter)を使っている。
佐野寛(バターヤング)(@doutokushin46)さん / X (twitter.com)

 今の活動拠点は千葉テレビらしいのですが、早く全国区になってくれないかなあ?・・・・高校時代のお笑いセンスは、「まあまあ」と採点していた。


 さてと、これも突然に指名されて、何の準備もないまま動き始めた、教務主任のお仕事。これはもう学校の根幹を定めるレベルの案件が多く、なかなかブログに書けないこともある。とにかく、主任最初のGW(ゴールデンウィーク)の頃までは、県提出の公的文書を終わらせなければならず、とても苦しい毎日だった。そもそも性格的に細かいことに向いていおらず、このIT社会の到来とともに一昔前の教員という職業からは考えられないほどIOTが進化したにも関わらず、ワタシのPCスキルはほとんど素人レベルである。未だにWardやエクセルなどの超基本的ソフトも十分に使いこなせないでいる。かろうじて、人より優れているのが、このような早朝の時間にクダラネー時事ネタを出鱈目なタイピングで打ち続けていることだけだ。つまり、「技術的には大したことないが、執念深い性格」なのである。


 教務主任の仕事に関しては、執念だけが頼りだった。他に才能がない。
そして、当時の校長から厳命を受けて執念だけで達成したのが、学校の教育課程変更である。
当時、清水東高校のカリキュラム(生徒レベルでいうと時間割)は、基本設計の古さに加えて、SSH(スパーサイエンスハイスクール)対応も行われていて、極めて異質なものだった。
①甲週、乙週という2週間で一つのサイクルとなっていた。(A、Bを甲、乙に訂正しました。ケンスケ先生からのご指摘)
②なんと、60分授業である。
 この基本設計では、現在の理科基礎科目3科目必修(生物基礎・化学基礎・物理基礎)には到底対応できない。また、情報も必修化されたり、地歴公民科の新課程(歴史総合・地理総合・公共の必修化)にも対応できない。しかも、「総合的な探究活動」という訳のわからない授業も加えられた、スーパーマルチ履修(超多科目必修)をこなすことが出来ないだろうと、誰もが思っていた。(誰もが思っていたけれど、誰も手を付けることが出来ないでいた)。


 ワタシは、教務主任や進路課長の仕事をしながら、いつも心の中で呟いていた。「こんなん学校の重要業務は、OBがやれよ・・・・お前等、好きな仕事ばかりやって、みんなから嫌われるような泥臭い業務はやらないんだよな」
ただ、校長先生からの厳命なのでワタシの時代にこの難問をクリアしなければならない。
 そして、各教科の授業時間(1単位60分×週単位数×年間授業週間数)を分刻みで解体し50分授業として換算しながら、日本の高校というのは、実際にはどれくらいの授業数が必要なのか?という原点にまで戻って、カリキュラム(時間割)を作り変えた。もちろん、一単位を50分が文科省の標準授業時間である。


 このカリキュラム研究で、理解できた「普通科高校のカリキュラム規準」とは以下のものである。ただし、これは文科省が指定している標準単位(週の時間数)ては、かけ離れている。文科省レベルでの標準単位数は、受験を無視した机上の空論だ。清水東高校などの進学校には進学校のそれなりの規準が存在しているのである。この「それなりの規準」はうっすらと文科省も認めているような感じだ。というのは、共通テスト(当時はセンター試験)の配点割合を、進学校なりの規準として考えると、かなり現実的だったのである。
 以下、このような思考方法をそれなりの規準として用いた。
①センター試験で200点満点の教科(国語・英語・数学)は科目の違いはある(例えば、国語は現代文と古典、数学はI、ⅡB、など)けれど、1年から3年まで毎日1時間必要だ。つまり、3年間で15単位。
②センター試験で100点満点の科目(化学、物理、生物、日本史、世界史、地理)は、200点科目の1/2の点数なのだから、15単位の1/2の時間配分が必要だ。つまり、1年~3年までで7単位もしくは8単位。(例えば、化学基礎2単位ならば、化学では6単位)
③センター試験で50点の科目は200点科目の1/4だから、3,5単位程度(例えば、化学基礎2単位・化学基礎演習2単位もしくは1単位)
④あとは、文科省の規準でよろしい。(家庭科2単位、保健2単位など)
 そして、これらを基本理念として、増やすとことは増やし減らすとことは減らすようにして構築しなおして、1単位50分授業案を各教科に提示した。


 そうしたところ、各教科からは特別な異論も出ずに、この大改革はすんなりと決まった。だいたいは、カリキュラム変更が行われると各教科での時間数分捕り合戦がはじまって収拾がつかなくなるのであるが、このように全体を作り直す場合には、それなりの理論武装をしておくと、日ごろは意地の張り合いをする教科でも案外と納得してくれるものなのだ。
 また、このカリキュラム作成段階では、新教育課程(公共とか歴史総合とか)に対応できるようにしておいた。


 もう、ワタシがカリキュラムを作ってからすでに6年が経っていて、現在の清水東高校の教育課程がどのようになっているかはわからない。自動車の大幅なマイナーチェンジは通常5年おきに行われる。フルモデルチェンジは10年に一度だ(これは経済学)。教育課程も、5年をめどにマイナーチェンジ、10年でフルモデルチェンジが行われるべきだと思う。(文科省は、この周期を守っているフシがある)そして、ワタシの次の教務主任殿は、今でも教務主任であり(たぶん)、このブログの読者様でもあるので、これ以上迂闊なことは言えない。
 ただし、この教育課程を作り変える作業をしていた時の思考方法(一度全部分解して、どの科目がどれくらい必要なのか?から再構築すること)は、書き残して置きたかった。


 他にも(多くの先生方を敵にまわしたのに)公表しても意味がない制度改革をかなりした。どれも、「一度やろうと決めたことは執念だけでやりきる」というモチベーションだけだった。ところが、またしてもワタシのあずかり知らぬ人事上の出来事で、教務主任の職を2年間でおしまいにすることになる。この時の管理職のセリフは、
「お前が教務主任を続けて新しい進路部長を見つけるか、お前が進路部長をやって新しい教務部長を見つけるか、どちらか一方だ」
というものだ。
 結果的にワタシは進路部長となった。つまりは、新しい教務主任をお願いすることになった。S先生(読者様)、引き受けてくれて本当にありがとうございました。普通に考えれば、S先生の方が数段階上の適任者です。<m(__)m>
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