ノーマルビュー

Received — 2020年6月12日 tommy先生の「世相を斬る」

アンケートの中身

著者: tommyjhon
2020年6月12日 05:27

ということで、昨日の速報で、共通テストと以後の入試がコロナウィルスによる休校を考慮せずに予定された日程で行われるようだ。
早速、学校でセンセ方の意見を聞いたけれど、我が校としては影響を最小限に抑えることが出来ると思う。ただし、これは「比較的恵まれている高校・地域」だからであって、不安と焦りを抱えたまま共通テストに臨む高校生が多いのは変わらない。生徒にとっては、学習量の負担よりも心理的負担の方が大きいように感じる。


私たち教員側の理念(しっかりと学力をつけて大学側に送り出す・生徒を選考するなら公平性が一番大事)よりも、大きな変更をせずに(大きな負担を背負わずに)本年度入試を終わらせたいという大学入試センターと大学側の意向が勝ったのだ。


この共通テストの問題に関しては、国民民主党の城井崇(きいたかし)議員が熱心である。

城井議員のTwitterに、貴重な画像が掲載されていた。


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例の共通テスト時期の変更にともなう、全国の校長からのアンケート結果である。
画像を貼り付け、
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じっくり、皆さんの目で見てください。
この件で質問状をだした、城井議員への回答が以下のものである。
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となっていた。
文科省としては、この60%の支持をもとに、予定通りの実施を決めたのだろう。
このアンケート集計は、全国の高校すべてを対象にしている。一方、共通テストの受験生は50万人、全国の高校3年生の人数は110万人、共通テストの実際受験するのは全国の1/2なのだから、全国の学校すべてを対象にしたアンケート結果を論拠にするのは、大雑把すぎる。
普通、このような調査をするならば、このアンケートに答えた対象をしっかり分類して、傾向を見極め対策を練るべきだ。(国家公務員ならば、みんな大学時代に学習しただろう)


進学校教員を20年間くらいやってきて、「大学合格ばかりが高校の目的ではない。」「受験指導は高校の本来の目的ではない」「テストテストとうるさい」「偏差値偏差値とうるさい」という批判を受けながらも、そのような指導をしてきたのは、
「同じ頭脳を待つ生徒が、(偶然生まれた)地域や(こそしか選択肢がなかった)学校のせいで、違う大学にいくことは許されない」という信念があるからである。
簡単にすると
「同じ頭脳ならば同じ大学に行くべきだ」(水平的公平って感じ)
と思いつつ且つ言いながら、大学の公平性を信じて教員をやってきた。学習機会に恵まれ、学習環境の整った地域とそれほどでもない地域に育ったことも達に格差が生まれるのは許せない。
だから、受験はできる限りイーコールコンディションで臨ませてあげいのだが、このコロナウィルスはそのような理念をすべて奪い取った。
 センター試験(今年度からは共通テスト)は、「できる限り同じ条件」という理念が高校や大学から支持されてきたから、これほど長い期間で使用されてきたのだと思う。


このままでは、今よりもまして不本意入学が増えるに違いない。
文句ばかりではダメなので、一つのまじめな提案。


以前のセンター試験が大学入学共通テストに変わった理由は、「高大接続改革」の考えからである。かっこよくいえば、高校と大学が手をとりあって次世代のことも達を育てていこう!!!という理念である。
これを訴えるならば、「大大接続」だって必要だ。
大学入試がこれだけ加熱する理由のひとつに、日本の大学制度が、「編入」に関して全く無関心だからである。自分に合わなければ、大学を変えてもいい、という制度を、もう少し広く設けてもらいたい。
少なくても、コロナ被害世代にはそう思う。








































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