共通テストがますます混迷してきた。
2020年6月18日 05:33
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、とうとう来年の共通テストなどの大学入試日程が発表された。
重要なので、全文コピッペする。
大学入試日程、延期せず 共通テストは来年1月 追試日も選択可・文科省
6/17(水) 21:27配信
文部科学省は17日、来年の大学入試日程に関し、大学、高校関係者と協議会を開き、入試日程の延期を見送ることで合意した。
センター試験に代わり、来年初めて行われる大学入学共通テストは、当初予定通り来年1月16、17日に行われる。
新型コロナウイルス対策の休校長期化を受けた学習の遅れに配慮し、1月30、31日に追試日を設定。出願時から選択することも認め、病気になった場合に備えて2月にも設ける。
各大学が行う一般選抜の日程も従来通り2月からとする。病気になった場合の追試日の設定なども求め、高校3年で履修することの多い科目では、出題範囲を工夫するよう強く要請する。
総合型選抜(旧AO入試)は9月からの出願開始を2週間延期する一方、学校推薦型選抜(旧推薦入試)は従来通り11月の出願開始とする。
文科省は週内にも「大学入学者選抜実施要項」を公表し、日程などを正式に発表する方針。秋以降に再び休校となった場合、改めて入試日程を検討するという。
<太字・拡大はワタシ>
よく読むと、凄いことになっている。
① 追試が二回もある。共通テストは三回行われるらしい。
② 出願時から選択も出来る。
(これが、どのような形で選択できるのかが明らかにされていない。例えば、個人単位とか学校単位とか・・・・「学習の遅れに配慮し」とあるが、これをどうやって認定するかは決まっていないらしい。)
③一般選抜の日程は従来通り
受験生以外は、試験日だけを気にするが、大学受験は、「出願締め切り日」の方がもっと大事だ。本来ならば、国公立大学の出願締め切りは「2/5」。もし、この日程で、1/30・31の追試を受験したとすると、追試をうけて、自己採点で確認して、すぐ出願。となる。しかしだ、2月の1日からは、私立大学の受験も始まる。
この①②③の最適な解を、自己責任で求められるのが、今年の高3世代となる。
大学入試センターさん、文部科学省さん、大学側さん、もっと柔軟に考えてくださいよ。結果的に4月入学にこだわるから問題が噴出しているのです。従来通りの日程でやるのは理解できるが、学習が遅れたことで影響を受けた生徒の配慮を、四月以降も続けてあげればいいのです。こういう時にAO型を使うとか・・・また、1年後の編入試験を積極的に設けるとか・・・
加えて、つぎのような心配もある。
④ 従来から「センター有り推薦」というシステムがあり、それは、1/16・17の試験後即出願となる。たぶん、1/30・31の追試だとこのシステムを利用することはできない。
⑤ そもそも多くの受験生は、「センター試験利用私大入試」を利用していて、センター(共通テスト)の出来不出来いよって私立大学の出願を決めたりしている。これも、追試では不可能となる。
⑥ 逆に、追試を選択した方が有利になるかもしれない。今年の試験は、「大学入学共通テスト」と名称も出題傾向も大きく変化するのである。試験対策の遅れを感じ、1/16の共通テストを見送り、2週間の期間で、一度公表された共通テストの対策を練った方がいい。と考える選択肢も考えられないことはない。
そもそも、この選択制は、1/16の試験と1/30の試験の難易度は同じであるという前提に立つみたいだが、本当にそのような神業ができるのか?
従来の追試は、本試験より難しかった。なので、多少インフルエンザ気味でも本試験を受けていたのだが、今回からは事前に選択することも出来る。また、本試験を風邪で欠席しても1/30の試験を受けられるみたいだ。
・・・・・・どんどん混迷していきますよね。
そして、最終の判断は、すべて現場の教師と生徒に委ねられるのです。自己責任という名のもとで。
いいですか、大学入試センターの関係者の皆さん、大学関係者のみなさん、よく考えてください。
みなさんは、自分のことだけ、入試センター関係者は、共通テストのことだけ、大学関係者は自分の大学のことだけ、を考えればいいでしょうが、
受験生は、それらを全部考えるのですよ。大学入試は正常に行われた年でも、その世代の頭脳と理性を疲弊させていくのです。
こんなに複雑にしてもらって本当にありがとうございます。
某進学校の進路部長という立場としてホンネの一言、 “逃げたい!!!!!!!”