ノーマルビュー

Received — 2021年1月6日 tommy先生の「世相を斬る」

「負債を負っている」いよいよ受験

著者: tommyjhon
2021年1月6日 06:08
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


ということで、昨日はZOOMによる始業式、いよいよ怒濤の3学期が始まった。この始業式、ワタシにとって重要な時間は、13:00からの「進路部会議」、15:00からの「3年部担任会」の2つだった。生徒が下校してから忙しくなるという教師の典型的な日常だったのです。
さて、
文科省は、どれだけコロナの感染が蔓延しても「共通テスト」を実施すると宣言した。大学入試は、コロナとは無関係に3月まで延々と続く。3年生にとっては試練の3ヶ月だ。
「大変だね」と第3者がテキトーな感想でお茶を濁してはいけない。普通科高校の3年生にとっては、この3ヶ月を乗り切ることが“大人になること”なのだ。社会制度に文句を言うことは簡単だが、日本がこのように設計されている以上、この3ヶ月を乗り切らなくては一人前に巣立つことができない。やはり、受験の経験値のない人間は社会人になっても使えない。
家族がいくら、「子供には楽をさせよう」と画策しても、楽は出来ない。
受験に関しては、努力や意気込み、希望や夢などの数値化できないものは一切関係がない。そこで評価されるのは「点数」だけで、そこでは「点数獲得力」だけが如実に表れる。生徒も家庭も、これは甘んじて受け入れなければならない。日本の社会は、そのように設計されている。


このコロナ騒動で、あまりやることがなかった(飲み会やら、会合やら)年末に、思わずはまっていたのが、TVドラマのこれ。

主演の上白石萌音に関しては、キャラ的には大好きだがスタイルとしてはそれほどでもない。菜々緒ののようなスタイルで上白石萌音のような性格、というのがワタシの一番の理想!!!!!
・・・そんなことはどうでもいい。
このドラマ、上白石萌音の相手役を演ずる先生(佐藤健という俳優)の台詞が、そうとう「胸キュン」だと話題になった。



57歳のじじいでも、ときめいた台詞がある。
それが、このスクショ
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「なぜなら、その勝負に負けたとき、代償をはらうのは、医者ではなく、患者さんだからです。」「医者は、負けたとしても犠牲をはらうことは出来ません」
・・・・・
「私たちは、スーパーヒーローのように、すべての命を救うことは出来ません。 救えない命というのは残苑ながら存在します。」
「救えなかった方の命の分だけ、私には負債があり、その負債を一つでも多く返すためにも、未来の患者さんの病気を全力で治す」
「それが、医師の使命だと考えています」


誰だ?この脚本担当は? 良い言いうね。
これを、教師の立場で言い換えてみる。


「なぜなら、その(受験という)勝負に負けたとき、代償をはらうのは、先生ではなく、生徒だからです。」「先生は、負けたとしても犠牲をはらうことは出来ません」
・・・・・
「私たちは、スーパーヒーローのように、すべての受験に勝つことは出来ません。 勝てない受験というのは残念ながら存在します。」
「勝てなかった生徒の分だけ、私には負債があり、その負債を一つでも多く返すためにも、次の生徒の合格を全力で実現する」
「それが、教師の使命だと考えています」
・・・・・まさしくこの通りだ。
ワタシにも負債がある。すげ^-数の負債が残っている。 「もし、あのときに違った指導をしていれば、受験に勝てたかもしれない」・・・・
この気持ちを、今までは、「怨念」という言葉に言い換えていた。 そうか、「負債」でも同じことなのだ。


3年生の担任、理数科担任、学年主任、3年部、進路部長などを経験すると、負債はどんどん膨れあがっている。企業ならば、倒産としてリセットできるが、人間の心の中はどうしてもリセットできない。
昨年度、ワタシは進路部長としてものすごい多くの大量の負債を負ってしまった。4年前の「学年主任時代」の負債を返済できていないままに。
今年、この負債を返済できなければ、当然、「不渡り」であって、「破綻」であって、「倒産」になる。
・・・・・・夜逃げ同然の転勤が待っている。
 




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