国際経済入門3
2021年8月29日 11:01
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます(時間的にはこんにちは)。Tommyセンセです。
ということで、またもや、懲りもせずにYoutube動画を投稿してしまいました。
今回は、国際経済入門の3回目です。
何となく、手の内に入ったような感じで、しゃべくりも流暢になってきました。
ワタシの顔が、ガバッて登場するので見たくないかもしれませんが、中身はかなり濃くなっています。でもね、かなり学習意欲が旺盛でないとつまらないかとも思います。
動画内で解説しておきましたが、日本のニュース解説では、このような基礎中の基礎の話を全く教えてくれません。
だから、日本人が経済音痴になり、政治に無関心になり、国際社会から取り残されてしまうのです。
例えば、
日本の貿易収支は4410億円の黒字、輸出は5カ月連続増-7月 | 会社四季報オンライン (shikiho.jp)
とリンクを貼り付けますが
貿易収支で4410億円の黒字となりますが、この4410億円がすべて日本人の懐にはいる訳ではないのです。
国際収支の基本の恒等式(方程式ではない)は、
経常収支=金融収支
です。
もう少し分解しますと
経常収支(貿易収支+所得収支+サービス収支)=金融収支(投資収支、つまり、証券投資+海外直接投資)
となりまして、 貿易収支以外の項目を0と仮定すると
貿易収支=投資収支
となってしまいます。
これを日本語にして言い換えると
「貿易で設けた分は、海外の銀行預金や証券に形を変えて投資される」となります。
この国際収支はは、外国為替市場(為替レートのこと)やその他国際収支上の項目がからまって、もっと複雑怪奇な数字になりますが、原理はいつも
経常収支=金融収支
です。
したがって、
いくら経済ニュースで、「貿易黒字が4410億円」と見出しが躍っても、それで日本が豊かになるわけはないのです。
簡単に言うと、
貿易で儲かれば儲かるほど、そのお金は外国に投資されていきます。
儲かっていくことを実感するためには、海外に投資された巨額の日本資産をすべて日本円に換えて日本に持ち込めばいいのですが、それを行うと、おそらく
1ドル=40円くらいになってしまうでしょう。
もし、1ドル=40円になれば、ガソリンは1/3の1㍑50円くらい。ヴィトンの財布も今の1/3の値段、つまり、ゴールドの価格も今の1/3になります。
本来ならば、それくらいの経済力のある国なのです。
しかし、1ドル=40円だと、日本の工業製品は全く売れない。全然売れなくて大不況になります。
こうやって、国際収支の動向と外国為替市場の為替レートが絡み合って、国際経済が動いているのですね。
わかるかな?