ノーマルビュー

Received — 2021年10月1日 tommy先生の「世相を斬る」

選挙と政治(真面目に)

著者: tommyjhon
2021年10月1日 05:36
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。


ということで、自民党の総裁選が終わり、これからは党人事や内閣人事の話になる。ああ、やっぱり自民党の体質は長老支配による数の論理だった。
自民党内の人事争いは、この記事が詳しい。


「甘利明が幹事長」に批判殺到! 1200万円賄賂事件で説明責任果たさずトンズラ、安倍官邸と黒川検事長による捜査潰しの問題も再燃|LITERA/リテラ (lite-ra.com)



ワタシは、職員室よもやま話の中で、
「政策内容を聞くと、岸田が一番まともだから絶対に岸田はない」と言い放ったが、岸田は、数の力学(決選投票で勝つ)のために、自分の政策を売り払い、安倍・麻生に寝返った。


要するに数の力なんだよ政治は。


高校で政治経済を教えている人間らしく、政治家の裏話や人間関係などは他のメディアにまかせて、政治力学の原点である“数”の話をする。


あの狂乱の不正選挙から1年が経とうとしているが、まだまだアメリカの大統領選の余韻はおさまらない。(ホントにこのYoutube動画は愛聴してほしい)
(7) 2021.9.30【米国】次々と暴かれる大統領選の実態止まらないバイデン政権の失策増大し続けるトランプの影響力!民主党筆頭に反トランプ勢力は《トランプ復活》に備えよ❗️【及川幸久−BREAKING−】 - YouTube



 これらは、すべてあの巨大なUSAが「小選挙区制」で政権交代が行われているゆえに避けて通れない結果である。
「小選挙区制」=2大政党制=政権交代が起きやすい=勝てば総取り
という恒等式は、絶対に崩れないので、アメリカの共和党でも民主党でも、様々な反対派が存在しうごめいている。ただ、それでも、この小選挙区制の政治システムをくずそうとしない。共和党の候補者選出も小選挙区だし、民主党もそう。州知事や州議会の選挙も、大統領選と同じく、党内で予備選挙をやり、2人の候補者に絞ってから本番の選挙に突入する。
 これは、民主主義が「ダメなやつは選挙で引きずり降ろす」ことを大切に守っているからで、「数」の論理からすれば、死票の存在などは、無視できない問題なのだが、無視している。


一方、長らくメルケルおばさんが牽引していたドイツはどうか?
ドイツ総選挙、中道左派SPDが僅差でメルケル氏の党に勝利 連立交渉へ - BBCニュース

画像だけを貼り付けるとこんな風になる。
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もう、勝ったのか負けたのかわからない混戦で、どこの政党も過半数に達していない。
この大混戦の理由は、ドイツもドイツで「数」の論理に厳格であり、
「政党の支持率=議席数」が絶対的に正しい、という理念に基づいた、完全比例代表制である。したがって、選挙民各人信念に基づいた投票が可能になる。政党のカラーも多様で、一点集中的な“緑の党”なる政党の存在感も大きい。しかしながら、過半数を超える政党は生まれにくく、「連立内閣」を組まざるをえない。それでも、メルケルおばさんは、上手に舵を切って10年以上安定政権として首相を続けた。


日本人は、政治が「安定している」という言葉の意味をはき違えている。
別に「安定している」とはそもそも、政権が変わらないことではない。安定した(正しい理念に基づいた)制度設計ののもとで、政権選択(交代も存続も含めて)が行われているということだ。


いかがわしい選挙を続けている(こんなに不正が行われているとはびっくりした)とはいえ、アメリカの制度も安定はしているし、ドイツも安定した完全比例代表制に基づいている。


日本はどうだろう?
小選挙区と比例代表制のミックスである。したがって、小選挙区のいい点と比例代表のいい点を合わせたが、同時に比例代表制の欠陥(多党制になってしまう)と小選挙区の欠陥(支持率と議席数が不一致)を同時に引き継いだ選挙になっている。


自民党の支持は、国民のほんの一部に過ぎない。反自民党票と選挙に行かない人の分を合計すると、到底自民党が支持されているとは言えない。
野党は、比例代表制のお陰で、弱小な政党でもちょっとは議席数を確保できる。野党の政治家連中には、「ちょっとした正義感で満足」と考えている奴も多い。
また、自民党は、この「小選挙区比例代表並立制」を最大限に悪用して、少数政党の中で抜群の集票システムを誇る「公明党」を味方に引き連れている。(小選挙区は自民党・比例区は公明党のように)


それまでの歴史的な流れをくんで、中途半端な選挙制度にした結果がこのざまだ。中途半端な制度では中途半端な政治力学しか働かない。
その中途半端な政治力学が、「小選挙区比例代表並立制」という中途半端な制度の中で、一人勝ちの自民党内での総裁選、ということになる。


今のままの選挙制度で、政権交代をする方法は、限られている。しかし、「政権交代を可能にする制度」がしっかりと機能することが民主主義の基本原理なので、政党の諸君は様々な政治理念にしたがって政権交代をするべきなのだ。
その方法、
① 政治理念にしたがって、自民党を離反する。(大政党を分ける)
これで、政権交代を成し遂げた人物が、小沢一郎先生であって、過去50年間で2回の政権交代を実現した(これしかなかった)
② 野党が、連合する。
これを「オリーブの木戦略」という(たしかイタリア由来)。つまり、選挙の時だけ、チームを組み、比例代表や小選挙区で戦うことだ。(小選挙区では候補者を一本化し、比例代表では同一名簿を用いる)・・・小選挙区で勝つにはこれしかない。
③ 公明党が離脱する。
公明党は、宗教団体と表裏一体なので、誰も堂々と文句を言えない(言わない)ところがあるが、公明党の結党理念や支持者は、決して自民党政権のそれとは合っていない。公明とは庶民の味方、商店街の旦那や主婦が多いはずなんだが、どうして大企業優先主義の自民党と組んでいるのだろう? 次の選挙で自民党を離れ、野党連合として連立を組めば、その論功で首相を出せる可能性がある。(細川護煕政権みたいな) 


・・・・・現状の日本は、②のように動いている。野党はやっと気づいたようだ。まだまだ道は長いかもしれないが、政権交代まで頑張ろう。
教員らしい、締め方で終わりにする。


・政治が安定している、とは、安定した制度設計の元で政治が行われること。だよ。決して、同一政権が長く続くことではない。












































































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