ノーマルビュー

Received — 2021年11月5日 tommy先生の「世相を斬る」

学校点描

著者: tommyjhon
2021年11月5日 05:43
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、コロナ感染が一息ついた。学校では、一気にイベントが再開され、この頃学校行事が立て込んでいる。
お知らせしたいことを数点あげておきます。


① ブログを訂正しました。
ある筋からの指摘があり、この選挙期間中のブログ記事で、倫理的にまずいとされていた2カ所を訂正しました。公立高校教員という立場を丸裸にして批評的なブログを書き続けるのも大変なんですよ。


② 県議会議員出前講座引き受けました。
ということで、11月5日の本日、静岡県議会議員(主に東部地区選出)の6名が某IC高校に来てくれます。ワタシの担当クラスで、生徒とのディスカッション(座談会程度)の場を設定しましたが、果たして上手くいくでしょうかねえ。前任校でも同じようなオファーがあり、その時は、「これは選挙前だからやらない」と拒否したのですが、今回は拒否する理由もないので快諾した次第です。いらっしゃる県会議員さんの中には知り合いもおしまして、内心「うまく40分間の時間をもたせることが出来るかどうか?」ハラハラしてます。


③ ビブリオバトルを大々的にやります。
ご存じない方も多いと思います。ワタシも正直に告白すると、IC高校に来る前まで、このような企画を知りませんでした。言葉だけを聞くと、ヤクルトの一気飲みバトルみたいです。しかし、相当な教育効果を期待できます。
知的書評合戦ビブリオバトル公式サイト (bibliobattle.jp)



これに関して、1年生が本を購入中。ただし、新書限定なので、中には“新書って何?”という疑問からスタートする生徒もいます。ワタシも、あるクラスの生徒(高一)から、「センセ、何か紹介して!!!!!!」と頼まれたので、思いっきり刺激的な、橘玲さんの新書を紹介しておきました。・・・・ハマったようです。


④ 無罪判決
そう言えば、昨日、こんな判決がでたようですね。
無罪判決に騒然「こんなこと許されるのか」 立ち尽くす遺族|事件・事故|神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp)



「哲学的ゾンビの妄想」による心神喪失の疑い残る…神戸5人殺傷で無罪判決 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)



高校生でも飛びつきそうな、難しい判決ですね。これに加わった裁判員の方々も相当苦しみ抜いたことでしょう。被告は5人を殺傷している凶悪な犯罪者のようにも見えます。裁判の争点は、被告人が「心神喪失」か「心神耗弱」かの二者択一の判断でした。
これは、刑法39条を適応するかどうかの判断です。
    



刑法通りに判決すれば、心神喪失者であれば無罪なんです。
判例バトル(ディベート)の格好な題材となるでしょうが、これには、完全なる解決策があります。刑務所内に治療・療養施設を作ればいいだけの話です。この被告人は、氏名も顔写真も公表されてるのですから、例え「無罪」が確定し、症状が回復しても、普通の生活は送ることができないでしょう。したがって、刑法通りに判決を下すことが決して正しいわけではない。(と僕は思います)
これは、受刑者に関しての治療・療養・回復のための施設がまったく存在しないから起きる問題です。


 この件、ワタシは10数年前に考え抜いた時期がありました。きっかけは、この本です。
『そして殺人者は野に放たれる』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター (bookmeter.com)



高校生諸君、やっぱり読書はオススメですよ。


⑤ 読書好きになる秘訣をズバリ。
本屋さんで買うとか、アマゾンでお取り寄せするとか、図書館で借りるとか、本を手にする手段は人それぞれです。でも、経験上50%以上で、その本は“つまらない”です。折角「面白そうだ」と思って読み始めてみても、それほどでもない、と感じてしまうはずです。
そのような時には、スパッと、その本を読むのを止めましょう。面白くない、興味のない文章を読み続けることほど、精神的に苦しいことはありません。学生時代、古典の授業でその苦しみを骨の髄まで味わった経験を持つ人は多いはずです。
だから、逆説的に、「つまらない本を一生懸命に意地になって読まない!!!!!!」ことが読書好きになる秘訣です。
せっかく、買ったのにもったいない、と思う方、その対価は、「選択眼」を磨くことで相殺されます。








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