共通テスト第一日目終わる「現代社会」の問題分析
2022年1月16日 06:27
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、全国の53万人が共通テストの第一日目に臨んだ。
ワタシの専門科目は「公民」なので、今し方まで、「現代社会」と「政治経済」2つの教科を解答してみた。
試験問題を、受験ビジネス各社よりも早くWeb上に掲載してくれたのは、なんと中日新聞だった。
2022年度大学入学共通テスト 問題・解答速報 | 中日進学ナビ (chunichi.co.jp)
2科目をやってみて、「現代社会」は、まあまあ点数は稼げるのではなかろうか?難易度は中程度と推測した。一方、「政治経済」は相当な知力と体力を要す難問だと思う。「倫理」と「倫理・政経」に関しては、まだ着手していないのでなんともいえない。(我が校では「倫理・政経」に挑む生徒は0人なので、そこまで気力が湧かない)
印象に残った問題をご紹介。
ちなみに、ドント式ではない➁のことをサン・ラグ方式というらしいが、ワタシは(勉強不足で)知らなかった。
問題評価としては★★★★で、かなりイイ問題だ。
次は懺悔
「現代社会」の一問目で、つまずいてしまいました。これは、素直にごめんなさいと謝るべきです。
地方自治の分野では、「リコール・イニシアティヴ」などの直接請求権が絶対に出題されるのは定番なのですが、④の選択肢「副知事・副市町村長の会食を直接請求する場合、その請求先は選挙管理委員会である。」という問題には
・・・・「副市町村長の解職や副知事の解職なんかは、現実社会で話題になったことがないから、覚えなくていいよ」と堂々と発言してしまった。ごめんなさい、出てしまいました。ただし、答えは、ズバリ正解があるので間違えないと思うのですが・・・・・
次は、数日前に見つけて、2年生で教えようと思っていた問題です。3年生には間に合いませんでした。・・ごめんなさい。
これも、ホントの話です。2年生の「政治経済」の授業で、ちょううどPKOの箇所になり、「現在のKPO派遣は、発展途上国と紛争当事者の周辺国に偏ってしまっている、なぜだろう?」という話をするつもりで、教材まで作っていたのです。先進国(ヨーロッパ諸国など)は、国連PKOの絶対重要な“合意原則”が緩い基準になって、2000年代以降のPKOが紛争当事者になってしまう状態(日本も巻き込まれた南スーダンなど)に嫌気がさして世論的に支持されなくなっているので、どんどんPKO部隊の派遣から手を引いているのが現状です。
・・・・・・ああ、3年生の皆さん、1年遅れました。でもね、問題としては“読めば解る”ものです。
時事問題、やっぱり出ました「18歳が成人」
「高校生でも、企業が倒産する時の覚悟はしておけよ」という“日本が大不況の真っ最中であることを暗喩している”問題
現状の日本を象徴している問題です。
大学入試センターは、科目「現代社会」の中で、高校生に対して“企業倒産の覚悟”を求めているのです。少なくてもこんな問題は10年前には、一度もなかった。
ああ、ショック!!!!!!!!!???????
科目「政治経済」に関しては次回にやります。