共通テストもコロナも心配だけどこれも深刻
2022年1月18日 05:20
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、昨日は共通テストの“激”難化にどこの学校も揺れていたと思われる。我が校も同じだ。特に数学がバカみたいに難しかったようだ。共通テストに成り代わる際、大学入試センター&文科省のお題目は、以下のものである。
共通テストの役割|大学入試センター (dnc.ac.jp)
<由緒正しいコピペ>
平成 2 1 年告示高等学校学習指導要領において育成することを目指す資質・能力を踏まえ、知識の理解の質を問う問題や、思考力、判断力、表現力等を発揮して解くことが求められる問題を重視した問題作成を行います
<終わり>
となっているが、共通テスト2回を経て、このテストに限り、解くことに関して一番重要なのは“情報処理能力”だということが明らかになった。生徒の感想やネット上の意見を集めてみると、「正解にたどり着くまでに時間がかかる」「問題文を読みこなすまでが長い」「冊子が厚い」などである。
これからの若者に求められていることは、文章をさっさと読みこなし(時間内に)どんどん要求をこなせる人物になれ!!!ということか?
生徒を教える現場にいて、
「今の子供達は本当に大変なんだなあ」とつくづく思う。
子供達への社会的要請が多すぎる今の日本は、ちょっと危険な気がしてきた。学校においては毎回毎回生徒の気持ちいい挨拶で迎えられるし、この頃の生徒はとっても優しいし、素直であるし、教師に向かって反抗もしない。そして、このような過酷な試験制度に向かってなんとかやりきっている。
今の社会って、「大人の子供に対する要請(ああしろ、こうしろ)」がひと世代前よりも遙かに多くなっている。
これでは、大人達も子供を産み育てることを拒否してしまうのが当然だ。
多少気になって、厚生労働省の公式データで、若者の自殺について調べてみた。
1-1.pdf (mhlw.go.jp)
凄いぞ!!!!!!
なんと、日本では、15歳~40歳までの死亡原因のダントツ1位は自殺なのである。
第2位の「不慮の事故」というのが、交通事故のようなものだろう。数字はその「不慮の事故」の2倍!!!!!!!
統計的にいえば、「高校生よ、交通事故に気をつけなさい」と呼びかけるより、「自殺をしてはいけません」と呼びかけるのが必要なのかもしれない。
そして、この自殺率は、世界でも有数である(決して自慢できることではないが)。
とうぜん、自殺数そのものは、壮年・熟年の方が多い、しかし、壮年熟年層の自殺が近年はどんどん低下しているのに対して、若者(10代・20代)の自殺は、じょじょに増加している(下図)
<結論>
コロナの感染防止対策も重要な国の仕事であるし、国公立大学の入試も国の大切な仕事である。でも、社会的な重大事なのは、「若者の自殺」の方ではなかろうか?
でも、こちらは「社会を構造的に変革」しなければ変わらないと思う。受験指導とか高校のセンセとか言って、無意識に片棒を担いでいたのかもしれないなあ。