教員にとって忙しい時期なのですが・・・
2022年3月11日 05:50
月月全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、本日、某IC高校は午前中の授業だけで放課。生徒よりも教員の方が忙しい時期がやってきた。午後は会議。
1年生の4時間目は、ワタクチTommyセンセによる進路講話。
先生方はわかってくれると思うけれど、ただ単純に「もっと勉強しろ!!!!」というだけの内容で50分の時間を使うって大変なのよ。
しかも、ZOOMだから生徒と会話も出来ないし・・・・・
普通の高校生は、2年次に文系と理系に分かれる。この考え方も賛否両論あって、本当に高等教育のことを考えたら、文系理系などを分けずに全部を履修・学習するべきである。しかしながら、単純に大学合格を考えたら、切り捨てる科目は思い切って捨てないと間に合わない。
もしも思い切って捨てるのならば、逆に生徒の自由な選択の幅を広げるべきなのだろうけれど、ここには、教員の数という大きな壁が存在する。公立高校って財政的にいじめられているから、効果的にクラスを編成しないと我々が大変な目に遭うのだ。
では、妥協点を見いだすとどうなるか?
せめて、1年生の文理選択の最終決定は、年度末にまで待って欲しいと思うだろう。今の制度でいうと1年生の9月~10月には決めなければならない。普通の高校生ならば高校の勉強を始めて数ヶ月で、文系の適性や理系の適性などは判断できるが、しっかり判断すべき人間だけがとことん迷い続けるのである。それが、「もの凄い出来る奴」と「もの凄い出来ない奴」に分類される人達なのだ。彼らは両方が得意であるか、両方とも勉強しないかどちらかの人間なので全然判断がつかない。判断する期間がもっと長くてもいいのに・・・・・
なぜ、9月~10月に決定しないといけないのか? それは、県への報告義務があるからだ。別に県教育委員会は、文系や理系の数が必要なのではない。数学を履修する生徒が何名、物理を履修する生徒が〇〇名という数値を知りたいだけだ。
なぜ、その数値を知りたいのか?
それは、「教科書の採択」を報告する義務があるからである。教科書は文科省の検定を受けている都合上、どの教科書を使用するかを報告しなければならない。
ちなみに、「教科書を使わない授業」というのは許されないことらしく、絶対に教科書は買わされる。
どの教科書をどれくらい使うかを報告することで、教科書製作の出版社は、なんと「在庫ゼロ」の超優良会社になるのである。ちなみに、教科書には広告を出してはいけない(日本では)ことになっているので、教科書製作においては、広告収入が見込まれない。その代わり、宣伝も行われない。
要するに、教育関連の出版社におけるビジネスモデル維持のためと、次年度予算編成のために、文理選択の日程が決まっているのである。
・・・・「公教育だから」という理由で、まったく生徒ファースト(生徒優先主義)ではない日程にされているのは許されるものではいとは思う。
・・・・今年度を振り返ると、県教委にからたくさんの“ご指摘・警告・お叱り”をうけた年だったなあ。