ノーマルビュー

Received — 2022年4月19日 tommy先生の「世相を斬る」

垂れ流すだけで検証しない日本のメディア

著者: tommyjhon
2022年4月19日 06:00
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

 ということで、相変わらず情報収集ではTwitterにお世話になっている。こんな便利で面白いものはない。新聞よりも遙かに役に立つ。いわんやテレビの報道番組おや、だ。
本音の本音でいえば、高校生にも、「Twitterを上手に使いこなそう」と呼びかけたい。
10年くらい前の「前教育課程」では、情報リテラシーという言葉がキーワードとなり、生徒達に「情報を正しく読み取る力」が求められた。しかしながら、日本の場合(特に国際情勢に関して)は、情報が英米のメディアの受け売り一辺倒の垂れ流し状態だから、読み取りたくても読み取る手立てがない。


 現ウクライナの注目都市はマリウポリだが、拠点は製鉄所だという。正規の軍隊が“製鉄所”に立てこもるのかねえ。ここに立てこもっているのはウクライナの“ネオナチ”組織である。
マリウポリ、軍抵抗拠点に市民1000人 民間人被害拡大の恐れ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

リンクした見出しを見ただけだと、「軍抵抗拠点に市民1000人」となっている。
これでは、「軍」がウクライナ軍なのかロシア軍なのかわからない。(わからないように見出しをつけている)
①ウクライナ軍が抵抗している挙手にはまだ1000人が残っている
とも読めるし
②ロシア軍に抵抗している拠点には、1000人の市民が残っている。
とも読める。


さらに読み進めると、
「ウクライナ当局によるとウクライナ軍が拠点とする製鉄所には子どもを含む市民約1000人が避難していて、さらなる民間人被害が懸念される。」

と書かれている。


ちょっと待て、
軍が拠点としている場所に、市民を避難させる戦争指導者がどこにいるんだ?
正規の軍隊であれば、市民は安全な所に逃がしておいて、正規軍と正規軍で戦争を行うのが普通である。
抵抗軍が普通の市民を囲んで抵抗することを、“人間の盾”という。この抗戦手法を編み出したのは、一般には2003年のイラク戦争の時にフセイン大統領だといわれている。この時には、アメリカのメディアも日本のメディアも、一斉に“人間の盾”を非難した。(イラン国民やボランティア達はは人間の盾として、病院などの屋上に上って、ここを爆撃するなという合図を送っていた。)


さらに読んでいくと、


「露国防省は市内臨海部の工業地帯にあるアゾフスターリ製鉄所に立てこもるウクライナ戦闘員に対し17日午後1時(日本時間同日午後7時)までの投降を要求。しかし、ウクライナ側がこれを拒否したため、部隊を壊滅させると警告した。
 地元メディアによると、露軍は17日もマリウポリに空爆やミサイル攻撃を続けた。戦略爆撃機「ツポレフ22M3」も投入したという。これに対し、ウクライナ側は民族主義者の準軍事組織「アゾフ大隊」が主力となり抵抗している。




記事は、製鉄所に立てこもる兵士を
最初は、
①ウクライナ軍 と書き
次に
②ウクライナ戦闘員 と書き
最後に
③民族主義者の準軍事組織「アゾフ大隊」 と書いている。


なんだ、最初から知っていて、情報を操作しているだけじゃん。(普通の人は見出しから数行しか読まない)


しかもしかも、
製鉄所に避難してきた市民1000人とは何者だ?


報道では、ウクライナ東部(マリウポリ付近)には、ロシア系住民とウクライナ系住民が混在しているとある。
この製鉄所に避難している住民は、どちらなんだ。


①ウクライナ系住民である
この場合、市民ではあるが、戦闘に荷担している者とみなされるであろう。だって、ウクライナの抵抗拠点にわざわざ集まってきたのだから。
しかも暮らし心地の悪い製鉄所にだよ。


②ロシア系住民である。
この場合は、人質である。ウクライナのネオナチ組織に拉致され、「人間の盾」として使われている人質だ。


今の所、全然わからない。
日本にいる市井の老教師でさえ、これくらいの疑問はでてくる。現地メディアは、知っているはずだ。


そして、もし抵抗する市民が無事に解放されて、非難険経路で非難したとする。
ウクライナ侵攻では、これを「人道回廊」と言った。
この回廊がロシアに続く道であると、「許せない!!!!!!」などと大騒ぎしたが、ロシア系住民ならば、普通の非難回廊である。


ああ、またもメディアの垂れ流し。情報音痴となる日本人も犠牲者だ。


続く。












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