終業式の挨拶
2022年7月27日 05:41
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、7/25(月)の終業式において、進路課長として全校生徒に話をしたことを、再録します。(関係者のみなさん、いつか使って下さい)
みなさんおはようございます。進路課長のTommyセンセです。
今日は、1学期の終業式です。コロナ禍の中、無事に行われた学校行事のことはさておいて、立場上、ゾクッとする話をします(暑いことですし、)
成人年齢が引き下げられて18歳から大人として扱われるようになりました。だから、3年生の中にはもう大人になっている人もいます。
そして、3年生が迎える「受験」というイベントは、明らかに大人の仕事でして、大人の流儀によって行われます。
大人の仕事、大人の流儀とは何でしょう。
それは、「負けたら何も残らない」「勝たなければいけない」ことです。高校生が汗水垂らして青春を捧げる部活動は、「負けても悔いはない」「一生懸命にやったので、満足です」となりますが、それではまだ子供です。大人の戦いは、「負けたら終わり」です。受験に敗れて、悔いがないことなどありません。一枚の合格切符の方が、数リットルの汗よりも、はるかに価値があるものです。
3年生の諸君、「負けたら終わり」「勝たなければ価値がない」という自覚を持ってますか?
子供の頃、何か来ないとすぐに泣く子がいます。泣いているとお母さんが抱いてくれて「いいのよ、できなくても。出来なくてもいいのよ」と慰めてくれました。受験は、「出来なければ終わり」です。そこに、一生懸命頑張った、という評価はありません。受験に負けて「一生懸命頑張ったのに・・・」と弁解しても意味がありません。「だから何?」と切り替えされるのが、大人の世界です。
・・・みなさんは、勝たなければならない。
しかし、「受験に勝つ」の定義を「第一志望に入ること」としましょう。その確率は、せいぜい25%程度です。25&の生徒が第一志望に合格する学校って凄い学校です。全員が勝てることはありえません。では、「大人の仕事」「大人の流儀」の第2段階を教えます。
それは、「負けを最小化する」ことです。戦争(いくさ)で大切なのは、一気に勝つことはなく、負けの被害を最小限にすることです。受験であれば、「第2志望ではあるがそれでも十分納得できる」という結果を残すことです。受験の最低結果は「浪人、全部負け」です。だから併願戦略があり、国公立の受験システム(共通テストという中間発表)があるのです。
「負けを最小化する」ためには、受験戦略がとても大切です。推薦から受けるのか? 一般受験からか? 併願校は? 共通テストで失敗した場合どうするか? 試験科目と自分の得意科目の整合性はあるのか? 受験生は50万人います。本当に勝つのは多分5万人くらいです。あとは、どれだけ「負けを最小化したか」です。
3年生のみなさん、これからは「大人の戦い」です。甘い考え(「えええん、お母さん、出来ない・・・・・」)は捨てて下さい。
さて、1,2年生は、長い夏休みを利用して、「大人になるための準備をして下さい」、体を大人にするのは部活でやりますが、頭脳を大人にすることです。
皆さんの現在の頭脳では、ほとんど戦(いくさ)になれません。
頭脳を大きくするのは、筋肉をトレーニングによって大きくするのと同じです。自分の頭脳にある一定の負荷をかけなければ大きくなりません。
自分の出来ることだけをしていたのでは、負荷になりません。
ですから、この夏休みを利用して、「大人の頭脳になるための、背伸び」をしてください。具体的に言うと、
①ちょっと難しい本を読んでみる、
②ちょっと難しい英文にトライする。
③数学も理科も、難しい問題までやてみる(解らない場合は出来る人に解法を教わって下さい)。
ようなことです。
この頃の高校生は、なんとなく大人になりたくない、ように生きている気がします。でも、時間はそれを許してはくれません。
限られた時間の中で、頭脳を鍛えるトレーニングを続けて下さい。
「背伸びを知るような勉強」が夏休みの宿題です。
では、受験生におくるこの一曲
今年は、吉田拓郎バージョンにしました。