ノーマルビュー

Received — 2022年9月8日 tommy先生の「世相を斬る」

進む円安

著者: tommyjhon
2022年9月8日 05:40
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、統一教会や国葬問題で大騒ぎをしている中、
円・ドルの為替レートがとんでもないことになっている。1ドル=145円くらいの円安だそうだ。


この外国為替市場は、変動相場制なので、需要と供給の関係できまる。日本人は、この「需要と供給の関係」をすでに中学校で習っているし、肌感覚でも理解でいるはずだ。
円をたくさん買う(円の人気がでる)と円の価格が上昇する(円高)、ドルを沢山買うとドルの価格が上昇する(ドル高)。
そして、この「需要と供給の関係」には“自動調節機能”(ビルトインスタビライザー)が備わっていて、適切に変動する、中学生の頃“見えざる手”と教わったアレだ。


そして、この自国通貨のレートは、国力の反映でもある。
1ドル360円の時代、外国製品は贅沢品(舶来品)であって、庶民には高値(高嶺?)の花だった。バブルが始まり、1ドル120円の時代になると、高校生でも、ヴィトンのバッグや財布を持ち歩くことができた。


したがって、戦後、日本の国力が大きくなっていくにつれて、円高が進んでいった。
初心者でもわかる!為替のきほん| auじぶん銀行 (jibunbank.co.jp)から拝借。

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 円=ドルのレートはずっと右肩下がりで進んでいる。日本が発展すればするほど、円高(円が強いことなのだから、円強のこと)になっていくのだ。
円高は、そこに暮らす日本庶民にとっては、良いことずくめである。物価は安いし、海外旅行も安くいける。日本は、バブル経済のことをいつも悪口で言うが、基本的には「超円高時代」であって、好景気だった。


 しかし、政府自民党は、この「円高」があまりお好きではないらしく、少しずつ「円安」に誘導している。円高で大きな打撃をうける輸出企業に思い計ってのことだろうか?。
バブル崩壊から30年、自民党の長期政権は、円安政策を続けていった。小泉純一郎も安倍晋三も、基本的には「円安誘導」である。
なぜ、円安は長期政権を生むのか?


 日本は、外国市場で沢山儲けている(経済用語で、貿易収支の黒字という)。ところが、日本人の労働者に給料を払うには、儲けたドルを円に交換しなければならない。円をドルに交換すると、円高ドル安に為替レートが変動する。
したがって、日本企業が儲けるほど円高になるのだ。(だから戦後は円高基調が続いたのだ)


 円安の政策をするということは、日本企業が儲けたドルを円に交換しないということになる。(日本の労働者は低賃金で働かせられる)。
では、円安の時代には、日本の資産はどこにあるか? ドルのまま、世界の銀行においてあるのだ。(世界の企業に投資している、「貯蓄」=「投資」と習う)


 「円安」=「外国投資」(アメリカの赤字を補填)=「自民党の長期政権」となる。


そして、金融の総本山である、日銀は、この円安を黙って見過ごすと、すでに宣言している。
【黒田東彦】国を挙げて葬るべきは「元首相」ではなく「黒田日銀」ではないか|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

日銀は、日本の金利を決めているところだ。


今回の「円安」の主な原因は、金利差である。日本がゼロ金利、アメリカが4%程度、この金利差ならば、日本の資産がドルに化けるのは当たり前だろう。誰が日本に預金なんかするものか。


実のところ、バブル崩壊以後、日本の基準金利がアメリカのそれを上回ったことなど、一度もない。日本は、アメリカの金利よりも上げてはいけない、と命令されているのだ。これを「属国」という。


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