ノーマルビュー

Received — 2022年11月10日 tommy先生の「世相を斬る」

アメリカ中間選挙

著者: tommyjhon
2022年11月10日 05:59
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

 ということで、アメリカでは中間選挙の開票が行われている。
大統領選挙が4年に一度行われて、その間の偶数年に行われるので中間選挙というのだが、アメリカの下院は任期が2年で中間選挙とはいうものの、国政を揺るがす大イベントである。
 我々からすると、何でこんな大きな選挙を日曜日にやらないのだろう?その方が国民にとって仕事を休まなくて住むのだから?との疑問が湧くが、それはキリスト教国であるが所以で、日曜日は安息日なんだなきっと。
 若い頃(高校生)から、日本の労働基準法の根本原則に「公民権行使の保障」というのが疑問だった。日本では選挙は日曜日にやるのが当たり前で、何を大きく「公民権行使の保障」などを原則として記載する理由があるのかと考えていたのだが、民主主義&キリスト教の本場では必要不可欠な原則なんだろう。


 その民主主義の本場であるはずの、アメリカ合衆国ではまたもやこんな大問題が起きている。
米中間選挙、激戦地アリゾナで投票機故障 「左派寄りの地域では起きていない」と共和党候補|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

<コピッペ>
米連邦議会中間選挙の激戦地とされるアリゾナ州で、投票開始からわずか数時間後に数十台の電子投票集計機が故障した。トランプ前大統領や共和党支持者らは問題発生に乗じて、民主党の選挙不正を改めて訴えた。
地元当局者によると、人口の多い南部マリコパ郡で電子投票集計機の約20%が故障しており、技術者が修理に当たっている。ただ、投票用紙を機械で読み込めなくても全て集計するとしている。

同郡の当局者らによると、当初は郡全体の4分の1の投票所で60台程度が故障していたが、投票開始から8時間後の午後2時までに17台を修理した。


<コピッペ終了>


 2年に一度の政治的大選択を行う「国政選挙」で、20%の集計機が故障するということ自体が日本では到底考えられないことである。まるで発展途上国の選挙ではあるまいか(差別的表現?)私達が日本人がお手本としてきた(されてきた)民主主義の国の象徴アメリカ合衆国は、もはや“選挙もまともに出来ない国”に成り下がってしまった。そもそも、電子投票機を使わないと選挙もできないのかい?電子投票機は、集計システムがブラックボックス化しやすく、手作業で数えるよりははるかに簡単に不正ができる。
 
 でも、アメリカの選挙はいつも大接戦で面白い。
_e0041047_05403815.jpg
今回は、下院で共和党が第一党を奪回し、今後、民主党バイデン大統領と戦うことになる。
大接戦は、上下院の議席数だけでなく各州の得票数も大接戦である。
アメリカ中間選挙の激戦州は?各州の情勢は? | NHK



なんでいつもいつもこうなるのだろう? 日本の選挙結果では見たこともない接戦である。
(大接戦となる)この思考は、ある実験でよくわかる。
ワタシはこの本で教わった。
_e0041047_05462716.jpg
授業で使っているパワポをスクリーンショットでご披露する。
_e0041047_05471338.jpg
 皆さん、よく考えて下さい。
この問題では、Eの支持率が45%で断然リードしています。それに対して、Aの支持はわずか12%、もしある政党がEの政策を掲げたとしましょう。
では、野党はどのように主張するでしょうか?
日本人は、おそらくAを主張します。(北朝鮮との外交問題では似たような状態にあります。自民党が強硬路線で、他は意見が分散している)
Aがこの政策に対してと「正統な(真っ当な)反論」だからです。


 ところが、Eの主張に対して「正統な反論」を掲げても、支持率の上で絶対にEには勝てません。
ここまで、我々は思考停止しています。
この表で、一番正しい主張はDなのです。政策政党(与党)が主張としてEを挙げたのならば、反対政党はDを主張しないと勝てません。Dならば絶対に勝てます。


 この思考が、2大政党制を生む所以であり、イギリスやアメリカで、2大政党制が残っている理由なのです。日本は、(意見を集約して勝つという)政党論が生まれないので、このDを主張するという発想にたどり着きません。
図中のEの政策が45%で支持され、Dを主張した反対党がA~Dを集約して55%の支持を集め、結果として大接戦となるのです。


 だから、アメリカの選挙はいつも僅差で決着がつくのです。(政策は、似たようなものになるかもね)
中間選挙で米国が変わる? (tanakanews.com)

(あまり変わらないよ、という結論)
 














❌