ノーマルビュー

Received — 2023年1月4日 tommy先生の「世相を斬る」

共通テストの大予想

著者: tommyjhon
2023年1月4日 05:43
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

 ということで、ぼやっとしているまに、もう1月4日だ。
国公立大受験を左右する共通テストまであと10日あまりとなってしまった。我が校の3年生諸君は、計画通り勉強が進んでいるのかしらん?


 でも、30年以上高校生を教えているので、あと10日くらいをアタフタと勉強したところで、限界があることは百も承知している。800点(900点満点)を狙える奴は狙えるし、600点が限界だろうと思われる奴は600点が限界だ。でも、ここであきらめてはいけない。800点をとっても国公立大学に落ちる奴もいるし、600点でも合格する奴は合格する。
 受験生にとっては、これからの勉強は、「今まであやふやだった知識が、徐々に組み合わせって行き、自分の頭脳が大きくなっていくことに自覚できる」ことが大事だ。頭脳は、(それなりに)どんどん膨らんでいくので、勉強はやればやるほど、自分の頭脳が大きくなっていく。点数がとれるようにんるのではなく、頭脳が大きくなっていくのだ。この「自分の頭脳を膨らませる」作業を18歳の世代に凄いプレッシャーの中で経験することが、大人への第一歩なのだろう。


 読者の方には、マイナーな知識だとは思うが、ワタシの専門としている『現代社会』とか『政治経済』で、ズバリ!!!!!!ここが狙われる!!!!!箇所をご披露しよう。


その1
まずは、共通テストになって、大流行の“思考実験”の分野。
ここ2年、“多数決を疑う”ってのが、連続で問われている。
もし今年もこの流れに沿うならば、ズバリ、オストロゴルスキーのパラドックスだ。


読者の方は全然耳にしたことがないと思うが、新課程の『公共』では、必ず出てくる公共選択論の分野では有名なパラドックスで
こんな感じ。
オストロゴルスキーのパラドックス-少数派が多数決で勝つにはどうしたらよいか? |ニッセイ基礎研究所 (nli-research.co.jp)



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画像の方がわかりやすいともうので、借用して貼り付け。(各項目で比較するのと、全体評価で査定するのでは結論が違ってくるのよね)


その2
次は、「司法」の分野で、ここ5年くらい狙っている問題。(ここ5年狙っているということは、ずっと出ていないこと、つまりは外れっぱなしだけど)
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この写真は、最高裁判所の大法廷の写真です。
普通の裁判所と違い、被告人や弁護人の座席、そして、証言台がありません。
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これが、普通の裁判所の座席。
では、なぜ、最高裁判所には証言台がないのでしょう?


・・・・答、「最高裁判所では、事実認定を行わないから」です。最高裁判所は、どのように法を適用するかをのべるのであって、刑事裁判での、「やった、やらない」を争うところではないからです。




その3
古くて新しい問題:囚人のジレンマ。
これは、過去に出題されたことがあるので、「共通テスト的」には二番煎じなのだろうが、環境保全の取り組みや、核抑止論、独占禁止法だど、応用がきくので、形を変えて登場するかも知れませんね。
かなり参考となるリンクを貼り付けておきましょう。
うまくいかない隣国の環境問題 - 3日で学ぶ交渉術!ゲーム理論入門 (gametheory.jp)



・・・そういえば、年末にとある高校教員から、“とっても頼りにしています”という旨の書き込みをいただいた。ありがとうございます。頼りにして下さい。
時間があれば、明日は、経済分野で、予想してみます。


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