むなしさだけが残る教員生活
2023年5月23日 05:34
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、今年で教員を辞めると宣言した。
まあ、理由はいくつかある
相変わらず歩くと痛い脊椎すべり症。
子ども達の自立で将来的な不安の解消。
10年間くらいの仕事プレッシャー。
IT路線への乗り遅れ。
教員としての欠陥(純粋真っ直ぐ君になりきれない)。
そもそも怠け者。
そして、決定的な理由が、「そもそも、教えていて面白くない」。
別に、生徒の頭が悪い、とか、生徒のやる気が無い、とかではない。
ワタシは、主に政治経済を教えてる。(倫理も教えているが、こちらは面白い)
今は、ちょうど経済分野に入っているが、「経済学」というのは、ズバリ正解がある学問ではない、「こうしたら上手くいくだろう」程度の知見で、実際に政策に当てはめてみて結果を検証するものである。
たとえ話で簡単に言えば、「社会主義経済学」は、100年の壮大な実験と検証を経て、「やっぱり上手くいかない」との結論が出た。
だから、(学者でもなく、政策担当者でもないけれど)上手くいかないとか上手くいくだろうとかの結論は、だいたい理解できる。
したがって、生徒に教えるのは、
経済の理屈であり、その理屈で行われた政策であり、その結果である。
「そもそも、教えていて面白くない」というのは、
この30年間の「こうやって上手くいかなかった」という不正解ばかりを教えているので、精神的に参ってしまうことである。
だって、
この30年間、実際の日本はこうなってしまったのだよ。
これを、どうやって楽しく教えろというのよ。どやって面白く教えろというのよ。
(僕を含めて)この30年間、大人達がやってきた挙げ句の果てが、この情けない結果ですよ。
こんな中、生徒達は(将来どうなるか判らない不安にさいなまれながら)、一生懸命に与えられた課題をやっている。
したがって、生徒が悪い点数をとっても、怒ったり叱ったりする気分に一切慣れない。
「これを理解したら、何かいいことあるのか?」と開き直られたら、どうにも答えられない。
「到底大人は信用ならない」と開き直られても、答えられない。ただただ、「すみません」と謝るのみである。
いいなあ、数学の先生は・・・・正解がノートの上にあって。
いいなあ、理科の先生は・・・・正解を実験で検証することができて。
いいなあ、古典の先生は・・・・正解が古文書の中にあって。
政治経済の正解は、実社会にある。
そして、高校生のレベルでも、理解できない政策が行われている。(なんで、不況なのに消費税を増税するの?とか)
大人ぶって、「アメリカの圧力があったのだ」と知ったかぶりで言ってもが、「アメリカの圧力にはかなわないね」と妙に納得してしまう青年達を育て上げても全然面白くない。
大人ぶって、「大企業優先政策だよ」と教えてもイイが、生徒の中でこの優先政策の恩恵を受けることができるのは10%以下である。
2,3年前から、このような画像が出回っている。
子ども達にも、一般家庭の人々も、こんなに貧乏になってしまった責任はない!!!!!!!
この頃、教員志望者がどんどん減っているらしいが、もちろん、ブラックな仕事であることが大きな理由のひとつだろうけれど、
「子ども達の将来が見えない」「子ども達に、夢を見させてあげられない」のも理由の一つだと思う。
この頃、Twitterで出回っている「小学生の給食」写真。