ノーマルビュー

Received — 2023年7月25日 tommy先生の「世相を斬る」

部活動に何を求めているのか?

著者: tommyjhon
2023年7月25日 05:13
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、1学期が無事終了。(多少の問題はあったにせよ、全神経が疲弊する案件はなかった。
我が校に限ったことではないが、今年は1年生の部活動に問題をよく耳にした。
今年の高校1年生は、コロナ禍で中学校時代のすべてを過ごし、多くの制約の中での活動を余儀なくされていた世代であって、その中でも、部活の活動制限に大きく影響されているように思われる。
 体力的にも、精神的にも・・・・10数年くらい前なら、“根性なし”の一言で切り捨てられたことでも、彼女彼らにとっは大問題らしい。多くの中学生にとって、現状の高校運動部の活動を普通に一緒になってこなすは無理だ。簡単に言うと、すごい弱体化している。


 また、部活動に関する親の意識も相当変化していて、「休みは何曜日ですか?」とか、「平日は何時に終わりますか?」と必ず聞いてくるらしい。昔の感覚でもの申すと、「親が聞くこと???」


 ある先生は、「部活を、フィットネスクラブと勘違いしている!!!!!」と愚痴をこぼし
また、ある先生は、「部活は、レクリエーションではない」と愚痴をこぼしている。


 前の学校は、サッカーの全国的強豪校だった時代があり、今でも日本サッカー界のいたるところで大先輩が活躍している名門校だが、新人選手の実績を見るときに、「所詮、中体連だから・・・」という言葉が普通に使われていた。
つまり、中学校時代にどんな輝かしい実績をあげても、それが中体連(中学校体育連盟)の試合であるならば、ほとんど実績がないのと同じ。という意味なのだ。もう、20年ほど前から、サッカー業界では、上手な子ども達はクラブチーム(エスパルスJRなど)に所属し、中学校単体のサッカー部などには、有望選手は存在しない状況になっていた。


 この頃は、「所詮、中体連」というレッテルは、ほぼすべてのスポーツにあてはまるらしく、野球でも、バスケットでも、バレーでも、陸上でも、ちょっとばかりいい選手はクラブチームに在籍していることが多い。
実のところ、ワタシも2人の子どもをクラブチームで活動させていた。親の立場からすると、ある程度専門性が強いスポーツは、やはり、専門性の強い指導者のいる場所で鍛えて貰いたいと思った。


 中学校側からすると、この部活動たる異物は多くの教員の足枷(あしかせ)となっていて、教員人事に対する不満のほぼ100%は部活の配置である。しかも、中学生の親たちは、部活動を“都合のよい保育施設”とみているところもある。「無償で運動と礼儀をおしえてくれるいい場所だ。」っていうのが本音だろう。この「都合のよい保育施設」は、すべて中学校の先生方の無償で行われている。


 ところがだ、高校の部活動というところは、フィットネスクラブでもなければ、リクレーションルームでもなければ、時間外の保育施設でもない。(そう考えている地域や学校もあるかもしれないが・・・)


 高校の部活は、生徒に負荷をかける場所である。
人間の筋力は、負荷をかけないと鍛えることができない。人間の精神力(この頃はメンタルという)も、ある程度の負荷がかからないと耐性を作り出すことができない。もちろん、勉強も負荷をかけないと伸びない。
 牛や豚は、ストレスをかけないことでのびのびと育ち、いい肉になるらしいが、人間がのびのびと育つだけでいい人間になるのはもちろん大間違いであって、ある程度の負荷がないといい人間いは育たない。
 
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筋肉に相当な負荷をかけないとこの体にはなれない。(しかも、正しい理論と正しい方法で)


 高校生は、大人になるところである。したがって、大人になるための大きなストレスはつきものである。
勉強と部活動で、分散しながらストレスを与えているようなところだ。文化部だって、真面目に取り組むと凄いストレスを抱えることになる所だよ。それは、ある意味では運動部よりも精神的にキツイ。


 
夏休みには、多くの高校で、「中学生一日体験入学」なる、甘----いイベントが開催される。
中学生諸君、高校の部活動を“フィットネスクラブ”や“リラクゼーションルーム”や“気分爽快な一日ワークショップ”と勘違いしないでね。






























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