還暦老人最後の終業式
2024年3月20日 06:13
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、昨日が伊豆中央高校の3学期終業式。ワタシが小学校時代は3学期の終業式のことをわざわざ言葉を変えて、修了式と言っていた気がするが・・・・今はどんな時も終業式。
お陰様で、何とかここまで辿り着くことができた。我が高の終業式では、最後に「三課長の話」なる儀式があって、教務課長・生徒課長・進路課長の順で講話をたれる。いつもは、(某F高後輩で野球部監督の)生徒課長が、いろいろな“有難い話”をいかにも生徒課長らしくお話しなさるので、ちょっと霞むのだが、今回はワタシが最後というので遠慮してくれて短く終わった。
お陰様で、一番言いたいことを熱く語ることが出来たので、ここでご披露する。
(好評連載中の「還暦老人の教員人生は、一回休み)
以下、忠実に再現。
今年の受験結果は、本当に素晴らしいものになりました。君たちの先輩方は本当に頑張ってくれました。結果としては、この時点(まだ、国公立の中期&後期が発表されていない)で、国公立大学の合格者61名、中には旧帝大名古屋大学の合格を勝ち取った生徒もいますし、筑波大学に合格した人もいます。(静大は10名でした)私立大学の結果も近年にない好成績で、主要大学は早稲田、東京理科、明治~関関同立、津田塾東女日女・・・と慶応、学習院、青学以外はほとんどの主要大学に合格しています。青学だけは苦手で合格できないので、陸上部長距離の生徒は来年ぜひ青学に合格して箱根を目指してください。(伊豆中央の部活で一番活躍しているのは陸上部でありインターハイの常連でもある。したがって、昨年、一昨年と筑波に推薦&AOで合格してはいるが、昨年の1名と今年の1名は一般受験である)
こんなに素晴らしい受験結果が出たことには理由があります。主な要因は3でしょう。
①少子化で大学受験の生徒が減少し、少しずつ簡単になっていること。
②生徒が一生延命努力したこと、特に2月の学習量が格段に増えました。普通の進学校ならば2月なんてもう諦めてしまう時なのですが、生徒は、2月に数学と理科の実力がグッとアップしました。これが国公立理系の合格者を増やした直接の原因です。
③先生方も一緒に頑張ってくれたこと。今年の先生方は本当に様々な面で生徒と向き合い、受験校選びに付き合い、添削に付き合い、面談指導に付き合い、解答作成に付き合ってくれました。
ワタシは、20数年、進学校でこんな仕事をしていて今年で定年です。いい気分で定年を迎えることができます。今年で定年なので、今まで数多くの受験生を送り出してきましたが、この送り出してきた生徒たちとは、どのような感情で付き合っているのかをお教えします。彼ら彼女らを「教え子」と呼べません。彼ら彼女らは「戦友」なんです。先生も受験生と一緒に戦ってきているのです。なので「戦友」。
毎年のことですが、3年生を担当すると次の年に1年生を担当します。そうすると先生方も一緒にバカになります。すぐに1年生を教えるレベルに戻ってしまうのですね。その1年生を教えるレベルから、君たちと同じように学問レベルが少しずつ上がってき、先生方も生徒に最適な教材を考え、その時期の生徒に最適な指導法を考え、最適な課題を考えて一緒に学問レベルを上げていくのです。だから、一緒に戦っていく「戦友」
「戦友」って友達を裏切りません。戦場で友を裏切ったら、それは「死」を意味します。戦友って一緒に生き残るのです。
この終業式を迎えた2年生の皆さん、先生と一緒に仲間となって、戦友となって1年間を過ごしてください。1年生の皆さん、2年間を戦友とともに過ごしてください。
僕(先生方)たちは、裏切らないよ。
<終了>
そして、(他の先生方から)いろいろなお世辞を頂きました。ありがとうございます。
生徒、先生方には、思いの全部を話したつもりなので、もう悔いはありません。最後に残っている離任式の話は、思いっきりくだらない話をして、思いっきりすべろうと思います。これもお楽しみに・・・・一般の方も離任式に来ていただいていいですよ。(28日の9:00頃からです)