還暦老人の授業を振り返る
2024年9月26日 04:28
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、日本も選挙が近くなってきた。
本日から、(昔やっていた)選挙に関する授業を少しずつ紹介。
たぶん、見えにくいので、文字を起こします。
この問題は、
『多数決を疑う』という新書
多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書) | 坂井 豊貴 |本 | 通販 | Amazon
から拝借したもので、ワタシも約10年くらいに前に初めて知った理論です。
アビリーンのパラドックス - Wikipedia
本当は、『アビリーン』という地名で、経営学者ジェリー・B・ハーヴェイ氏が思考実験として、人里離れたへんぴな場所にてドライブに行く話なんですが、ワタシは当時(約10年前)は、廃れた観光地として有名な清里を使ってしまいました。(山梨県の皆様、ごめんなさい)
では、さっそく読者の皆さんチャレンジして下さい。
問1清里のパラドックス
ある八月のすげー暑い日、静岡市清水区で、ある家族(仮にB家とする)が団欒していた。
家族構成は、父・母・長兄・弟・妹の5人である。父親が200キロ離れた清里への旅行を提案した。
誰もその提案に反対しなかったので、家族は旅にでかけた。しかし、道中は蒸し暑く、渋滞で、とても快適なものではなかった。
提案者を含めて誰も清里に行きたくなかったという事を皆が知ったのは、何も面白くない観光地である清里に着いた時だった。
なぜ、この旅行が成立してしまったのだろうか?
答は、おわかりでしょ。みんな家族のことを忖度して、自分の意見を言わなかったからです。父親以外の家族は、父親が行きたいだろうから我慢して反対と言わず、その父親は、自分は行きたくないけれど家族は久しぶりに家族総出のドライブに行きたがっているの思ったからです。
そして、ジェリー・B・ハーヴェイ先生は、このように結論づけています。
<さっきのウィッキからコピッペ>
この現象は、集団思考のひとつの形であるといえる。社会心理学が扱う社会的一致や社会的影響の理論から容易に説明ができる。人はしばしば、集団の流行から外れることを嫌うのである。同様に、心理学の観点からも間接的なきっかけと隠れた動機が人の立場や行動の背後にあることが観察されている。しばしば、社会的な抑制要因が個人の欲求を通すことを思いとどまらせてしまう。
この理論の要点は、集団の抱える問題は「不和」から生じるのと同様に「同意」からも生まれるということである。多くの社会科学者に受け入れられており、個人と集団の関係をめぐる理論を補強している。
<コピッペ終了>
もう一度書きます。
集団の抱える問題は「不和」から生じるのと同様に「同意」からも生まれるということである。
どこの社会集団も同じで、「不和」が起きると大きく騒ぎ立てますが、その社会集団を「不和」にしないために、黙って「同意」しても大きな問題となってしまうのです。やはり、自分の意見は素直に言わないとだめなんですね。
しかも、選挙って無記名なんです。 不満があるけど自分は意見を言わないとして、投票に行かないことは、問題を大きくする原因なんですね。
投票率が低いことが最大の失敗となるかもしれないですよ。
年代別投票率の推移 | 公益財団法人 明るい選挙推進協会 (akaruisenkyo.or.jp)